岡本和真の伸び悩み「Gファンの期待」 ☆G春季キャンプレポート2月3日

岡本和真の伸び悩み「Gファンの期待」 ☆G春季キャンプレポート2月3日

今日で三日目を迎えたジャイアンツの春季キャンプ、第1クール現時点での練習内容を見て感じたのは、明らかに去年よりもバッティング練習の量が多いこと。

それも少数精鋭でバットを振り込んでいる。

例えば、去年はメインのサンマリンスタジアムのフリーバッティングを、大人数で順番に行っていたが、今年は阿部・寺内・マギー・ゲレーロは主に室内練習場で打ち込みをし、他の中堅・若手選手がメイン球場でひたすらスイングしている。

今年からGコーチに復帰した吉村さんの意向も反映してると思うが、去年の秋季キャンプから同じ方針で挑んでいる。

報道で伝えられてる監督の意図は「今は質を高める前の段階であって、とにかくスイングの量を増やすことが目的」らしい。

個人的には大賛成で、G若手のスイングを見ていると「振り込み」が足りない印象を常々感じていた。

 

★プロ入り三年目で足踏みしてしまった岡本和真

弊ブログでは以前から岡本についてはスイング量が足りない事を指摘してきた。

ただ、練習内容や量を知っている訳でもないので、もしかしたら私の見当違いなのかもしれない。

しかし、それでも筆者が足りないと考える根拠となってるのは「彼の大きな体と、スイングのインパクトの力強さ・スイングスピードが比例していない」という印象からである。

又、筆者の知見で論じれば、前述のポイントに関しては、彼のように必ずしも体の大きさと比例するとは思っていないし、かなりの部分で天性的なモノ(特に体の瞬発力)が必要になってくるが、それを考慮に入れてもまだまだ鈍い。

勿論、肉体的な問題だけではないし、これは後で触れるが技術的な未熟さという側面(バッティングフォーム等)と、それ以前にスイング毎にフォームにバラツキがある事が大きな問題だと思う。

思い返すと筆者は、彼のルーキーイヤーの二軍戦を見に行き、高卒ルーキーとは思えないお尻の大きさと、バットスイングの柔らかさを見て「間違いなく近未来にはGの中心選手なる」と確信し、二年目も進歩の跡を感じる事は出来た。

だが、三年目になる去年後半の二軍戦をテレビ中継で見たときは、むしろ後退している姿に愕然とした。

周囲から見て「ホームラン狙い」と勘違いされてしまうような「体が開きまくったスイング」で、甘いボールを仕留めきれずにファールにしてしまっていた。

「彼の心境や技術的な考え方にどういう変化が生まれたのか?」

これについては筆者には解る術もないが、一つ言えることは「焦り」も大きかったと勝手に思っている。

そして、厳しく激しかった去年の秋季キャンプを経て、この春季キャンプに入ったが。。。。



★岡本よ。。もっとギラギラしていけ!

報道で知る限りでは、去年の秋季キャンプでは相当振り込んだらしい。

その効果なのかもしれないが、去年まではフォロースルーまでしっかり振りきる姿が少なかったが、このキャンプではしっかり最後までスイング出来ている。

これはやれと言われても直ぐに出来るものではなく、違和感なく自然に出来るようになるには、それ相当のスイング量をこなしていかないと出来るモノではない。

地獄の秋季キャンプの成果の一つと言えるかもしれない。

又、以前よりもテイクバックの動きがスムース(無駄な動きが減っている)になっている点も好印象である。

それらを証明するようにフリーバッティングでは、以前よりも飛距離は伸びている。

但し、個人的にはまだまだ不満で改善点が多い。

彼はもっと強い打球を飛ばす可能性を秘めているのに、それを見ることが出来ない歯痒さを常に感じながら今日のフリーバッティングの映像を見ていた。

では、筆者が技術的に気になるポイントが具体的にあげていく。

まず一つ目は左足のステップする幅にバラツキが多く、必要以上に大きくステップすると軸になる右足の膝が早く折れてしまい、体重移動で得られるパワーが打球に伝わりきれていない事。

この点に関しては入団当初から内田コーチに指摘されて、ジャイアンツ球場で意識しながら練習してる光景を何度も目にしていた。

二つ目は遠くへ飛ばそうと意識すると、左肩で壁を作る時間が短くなって、体が早く開いてしまい、しっかり捉える打球がまだまだ少ない事。

そして、これらは特に直球系に差し込まれる大きな原因になる。

これらを勘案すると、まだまだ自分が追い求めているフォームでスイングする意識が希薄で、どうしてもアピールしようとする意識の方が先行している印象は拭えない。

過去三年のキャリアを積んで、体つきはプロの体になってきたが、技術的にはまだまだ未完成なので、今はしっかりしたフォームでスイングする事を意識しつつ、自分の限界を越えて振り続けて「自分の型」を作らねば将来の4番にはなれない。

若返りという球団の方針で村田修一がGを去り、その番号を自分が背負うことは宿命ともいえるので、今シーズンが終わった時に我々ファンが「岡本和真は一皮向けた」と誰もが認める結果を残して欲しい。

勿論、以前の記事で指摘したように、その門(レギュラーの座)は限りなく狭いが、ギラギラと闘志を全面に出して、阿部先輩の出場数を半分にせざるをえないような状況を、自分の力で勝ち取って欲しい。

彼にはその資質があると信じている。

以上 敬称略