藤浪とメッセンジャーを打って打って打ち崩せ!

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プロ野球は今日からクライマックスシリーズが始まる。
まずファーストステージでは、セリーグが読売ジャイアンツvs阪神タイガース、パリーグは北海道日本ハムファイターズvs千葉ロッテマリーンズが対戦する。 

まず、パリーグについては簡単に予想だけしておきたい。
予想される先発の顔ぶれは以下の通り。

日本ハム ①大谷 ②メンドーサ    ③吉川
ロッテ  ①石川 ②大嶺(チェン) ③涌井

短期決戦には滅法強いイメージがある千葉ロッテだが、涌井がシーズン最終戦に投げたので、状態が万全な状態で投げさせるには第2戦目までは登板させる事が出来ない。
これは確かに不利な条件にはなる。
しかし、逆に言えば初戦で大谷を叩いて先勝してしまえば、一気にシリーズの流れはロッテ側に傾く。
ある意味当然だが、第1戦で勝った方が8割以上の確率でセカンドステージに進出するだろう。
個人的には、日本ハムの勝ち上がりを予想している。

さて、セリーグの方は前評判では巨人有利の声が多い。
確かに今季の対戦成績などを考えると、巨人有利は否めないが、個人的には単純に勝っただけではヤクルトとのセカンドステージに勝ち上がれないと思っているので、勝ち上がり方が大きなポイントと考えている。

では、まずは先発が予想される顔ぶれから比較していきたい。

巨人 ①マイコラス(菅野) ②菅野(マイコラス)    ③ポレダ
阪神 ①藤浪              ②メッセンジャー    ③岩田(能見)

巨人も阪神も上記のメンバーで固い思うが、個人的には初戦を菅野に託して、2戦目を外国人投手の対決にしたい。
藤浪と菅野はライバルチームの両エースであり、今では背負っているモノも同じで、お互いにライバル意識を強く持っていると思う。
年齢は菅野がかなり上だが、菅野自身は藤浪を強く意識していると思う。
今後もセリーグの個人成績で争っていくだろう。
だからこそ、最終戦で個人成績よりもCSを万全で迎える事を優先した菅野にエースとしての意地を見せて欲しい。

逆の見方をすれば、同じことは藤浪にも言える。
強く意識している菅野が投げる事で、藤浪も力が引き出される可能性がある。
彼が菅野との投げ合いを制する事になれば、阪神が一気に決めてしまうかもしれない。

だが、この試合を菅野のベストピッチで勝つような事があれば、チームの雰囲気は一変して、シーズンの嫌な流れを断ち切る一つのキッカケになると思う。
そして、追い込まれた阪神にトドメを刺す役割を、11連勝でペナントレースを終えたマイコラスに担ってもらう。
個人的には2連勝して、勢いをつけた形で神宮に乗り込まなければ、セカンドステージを突破する事は至難の技だと思っているので、菅野とマイコラスの2枚看板で阪神打線を圧倒して欲しい。

そして打線の方は、藤浪とメッセンジャーの甘いボールを一発で仕留める集中力と、それをヒットで終わるのではなく、長打にする強いスイングを望んでいる。
更に言えば、短期決戦のセオリーである「手堅く先取点を狙う作戦」も止めた方が良い。

前段で述べたように、セカンドステージを突破するには「勢いが出る勝ち方」が必要になってくるので、是非、攻撃的な作戦で難敵二人を倒してもらいたい。
序盤から送りバントで安易に送るのではなく、脚力がある選手がランナーにいる場合は、積極的に動かしていきたい。
藤浪とバッテリーを組む鶴岡の最大の弱点は「弱肩」である事。
ここで活路を見出だせば、先日の広島打線と同じように一気に攻略する事も可能になってくる。

筆者は、シーズン終盤の戦い方について、ブログの中で「泥臭くても良いので先取点を奪って、少ない得点を守り抜く事が必要」と書いたが、シーズン通して最後まで重苦しさが消えなかった今季の巨人打線では、この際、セオリーは度外視した方が良い。
ランナーを送って「クリーンアップに任せる」という作戦は、結果が全く出なかった今の主軸では「確率の高い作戦」とは言い難い。
残念ながら、坂本・阿部・長野のクリーンアップは、今季の成績ではセリーグ最弱と言っても過言ではない。
そんなクリーンアップのタイムリーに期待して、ゲームの序盤から簡単に相手に1アウトを与える送りバントは決して良策とは言えない。

今年は既に失うものは何も残っていない。
投手はキャッチャーのミットをめがけて全力で腕を振り、打者は初球から狙い球をしっかり絞って自分のスイングをする。
そんな単純で誰にでも分かりやすい野球を見せて欲しい。
そして、それで負けたのなら仕方がない。
全員で出直して、秋季キャンプからもう一度鍛え直せば良い。

以上 敬称略