ヤクルト粉砕のポイントは「第1戦の先取点」

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いよいよ今夜からクライマックスシリーズ2ndステージが始まる。
対戦カードはセ・リーグがヤクルトvs巨人、パ・リーグはソフトバンクvsロッテで、ペナントレースを制したヤクルトとソフトバンクの両チームには、1勝のアドバンテージが与えられる。

今回は、筆者が贔屓にしている巨人がヤクルトを破って日本シリーズに進出する為には何が必要なのか?
又は、どんな試合展開が望ましいのか?
この視点で考えていきたい。

まず前提としてハッキリ言わなければならない事は「どう考えてもヤクルト優位に変わりはないこと
下手したらヤクルト3連勝で、アッサリ終わってしまう危険性すら感じている。
つまり、今のヤクルトと巨人の間にはペナントレースの最終ゲーム差(1.5ゲーム)以上の力差が有る事を認識せねばならない

では、その挑戦者である巨人は、ヤクルトに対してどのような戦い方が必要なのか?
まず、その大前提になるのは「第1・第2戦を絶対に落とさない事」
これを成就するには以下の二つがポイントになる。

①相手に先取点を絶対に許さない
②6回裏が終わった時点でリードしている展開に持ち込む

ペナントレースに関しては、前年最下位に終わっていたヤクルトは常に挑戦者の立場で試合に挑むことが出来ていたが、これからは全く別の立場になる。
つまり、序盤で相手にリードを許したり、リードされた状態で終盤戦を迎えれば、大きなプレッシャーを感じながらプレーせざるを得なくなる。
巨人の狙い目はここにある。

仮に第1戦と第2戦で巨人の思惑通りに事が進めば、第3戦はヤクルトが苦手にしているマイコラスが登場する。
勿論、S側もマイコラス対策を練ってくるとは思うが、第1・第2戦で既に後手を踏んでしまったS打線の心理状態では、彼を攻略するのは困難を極めるだろう。
ここで王手に追い込んでしまえば、ヤクルトは投打ともに尋常でないプレッシャーに押し潰されて自滅する可能性が高くなり、巨人が第4戦で一気に決着をつける可能性が高い。

いずれにしても、上記の展開に持ち込む為には「初戦の先取点を巨人が奪う事」が大前提になる。
それもなるべく早い回から得点を奪いたい。
逆に初戦からヤクルトに主導権を奪われてしまうと「3連敗で敗退」という悲しい結果になる可能性が高い。

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【両軍の予想先発】

☆読売ジャイアンツ
第1戦 内海
第2戦 田口(大竹)
第3戦 マイコラス
第4戦 菅野
第5戦 ポレダ
第6戦 内海

★東京ヤクルトスワローズ
第1戦 石川
第2戦 小川
第3戦 舘山
第4戦 杉浦
第5戦 石山
第6戦 石川

巨人の方は非常に読みづらい
初戦の内海は濃厚だが、第2戦は全く読めない。
今朝の報道では高木勇が、初戦はブルペン待機する事が濃厚なので、第2戦も同じような使い方になる可能性が高い。
そうなると、新たに第2戦直前に大竹か田口を1軍登録して、即先発させる可能性が高くなる。
第3~第5戦までは上記のメンバーでほぼ固い。
そして最終戦は使える投手を惜しみ無く投入するだろう。

ヤクルトは上記の順番が濃厚と見ている。
力量的には第1戦は小川と舘山の方が妥当かもしれないが、前者は兎も角、後者は肘に爆弾を抱えているので、第6戦を中4日で起用する事は無いと見る。
よって第1戦で使う選択肢は考えていないだろう。
そう考えると、ベテランで中4日でも調整が十分可能な石川が軸になる可能性が高い。

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【筆者おすすめの第1戦スタメン】

①センター   立岡
②サード    井端
③ショート   坂本
④ファースト  阿部
⑤ライト    長野
⑥レフト    亀井
⑦セカンド   片岡
⑧キャッチャー 小林

1番立岡の状態が上がってるので、彼の出塁を得点に結びつける方策を考えねばならない。
残念ながら、クリーンアップの3人(坂本・阿部・長野)の状態が良くないので、立岡が出塁して井端が単純に送りバントをしても、得点に繋がる可能性はかなり低い。
よって立岡の出塁を活かす為には、井端の打席でエンドランを仕掛けて、出来ることなら1~3塁という形を狙いたい。

相手の石川には井端が空振りするボールは無いので、エンドランは仕掛けやすい投手である。
又、井端の技術なら十分に仕掛けられるカウントまで持っていけるので、好結果を十分期待できる。

そして下位には俊足で長打も期待できる片岡を置いて、下位からの攻撃でもワンチャンスで得点できる可能性を残しておきたい。
片岡はランナーを返すバッティングも出来るし、先頭打者としても機能する打力と脚力を持っている。
又、一発を狙っても良い場面では、十分にスタンドまで運ぶ長打力を持っている。
試合前に、本人に対して7番起用の意図を説明しておけば、彼は必ず期待に応えてくれると思う。

逆に今朝の新聞報道で出ていた「7番井端」は機能するとは思えない。
彼を7番に置くと、7番から1番まで単打しか期待できない打者が続くことになり、下位打線からの得点の可能性が小さくなる。
彼を起用するなら、通常なら勝負強さが活きる6番がベストで、今日のような石川のような軟投派タイプの投手が相手なら、エンドランを積極的に仕掛けられるので2番起用が面白い。

以上 敬称略