今日、巨人の来シーズンのコーチングスタッフが発表された。
多くのファンが期待していた外部からの招聘は見送られた形なり、新任の二岡氏以外は内部での移動人事で決まった。
2016年度 コーチングスタッフ一覧
【1軍】
監督:高橋由伸
ヘッド:村田真一
投手:尾花高夫、豊田清
打撃:内田順三、江藤智
内野守備走塁:井端弘和
外野守備走塁:大西崇之
バッテリー:村田善則
トレーニング:伊藤博、ジョン・ターニー
【2軍】
監督:斎藤雅樹
投手:田畑一也、木村龍治
打撃:井上真二、二岡智宏
内野守備走塁:福王昭仁
外野守備走塁:小関竜也
バッテリー:高田誠
トレーニング:内藤重人、会田 有志
世間を大きく騒がせている野球賭博問題は、コーチングスタッフを選ぶ過程でも大きく影響した。
巨人上層部としては、今回は高橋監督の意向を汲み入れずに、やむなく無難な人物をスタッフとして選んだと思う。
つまり、総理大臣が組閣人事する際に行われる「身体検査」で問題がない人物を閣僚に迎える事と同じで、外部からの新コーチを招聘するのはリスクが高いと考えた結果だと思う。
巨人上層部としては「何も問題ない」と確信できる人物を選んだ訳である
多くの巨人ファンとしては、低調に終わった打線の統括責任である村田真一コーチの、ヘッドコーチ昇格は納得し難い事ではあるが「まあ仕方がない」と言い聞かせるしかない。
個人的には川相ヘッドの留任がベターだと思っていたが、彼は固辞して3軍監督として再スタートする事を選んだんだと思う。
恐らく、2017年以降のヘッドコーチは高橋監督が希望する人材が登用されると思うが。。。
又、1軍打撃コーチも2軍の内田コーチを昇格させて急場を凌いだ形になった。
しかし、これによって2軍の打撃コーチがやや弱くなった印象は否めない。
井上氏は過去にコーチ経験はあるが、二岡氏は初めてなので、内田ー江藤体制と比べると心許ない印象は否めない。
ここは二岡新コーチの手腕に期待する他ない。
いずれにしろ、本格的な体制は2017以降に少しずつ形となって現れてくるだろう。
逆風吹り荒れる中でスタートした高橋由伸新体制だが、前回の記事でも書いたように何がなんでも応援していきたい。
その手始めとして、明日は秋季練習を見に行って、彼らをスタンドから激励したいと思う。
秋季練習の模様については近日中に記事として公開したい。
以上 敬称略