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巨人ファンとしての想い

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前回から引き続いて、これまで頂いたコメンターの皆さんからの質問に対して、筆者なりの回答をしていく。

☆コメンター「RIYOさん」からの御質問 2月7日投稿
<はじめまして。いつも、拝見させていただいております 
ギャレットはメジャー時代はかなりのプルヒッターと聞きましたが、練習ではかなり逆方向意識してるんですね 
調整の仕方なのか、コーチの指導なのかどっちなんでしょう?技術的なことには詳しくなく、キャンプをしっかり見るのもようやく初めたにわかファンですが

★筆者回答
キャンプ中継を見る限り、恐らく内田・江藤両コーチのアドバイスによる部分が大きいと思われます。
又、松井臨時コーチの影響とクルーズからの助言も少なくないようで、それらを本人が咀嚼して取り組んでいると思います。

ここまでの彼を見ていると、メジャー出身という偏ったプライドを捨てて、何とか日本で成功しようとする意思が画面上から伝わってきます。

それらを踏まえて、変化球が多い日本の野球に対処する為に「軸足に体重を残して、ギリギリまで引き付ける」というバッティングを徹底していると思います。
メジャー時代に悪癖になっていた「体重移動で前に突っ込んでしまう」癖を何とか修正したいと。。。

但し、シーズンに入れば、この考え方から少し柔軟性をプラスする必要があります。
全ての打席で逆方向への打球を意識するのではなく、打席毎に相手の配球を読んで、時には強引に引っ張る意識が大事になります。
つまり「メリハリ」をつける事が成功の秘訣です。
基本は逆方向の意識で、そして配球を読んでフルスイングする必要があります。

☆コメンター「senさん」からの御質問 2月9日投稿
<大田がバッティングフォームを改造し、 今年は大いに期待したいところですが、このような脱力フォームは実戦でどう機能するでしょうか。 
もともと彼の課題として、 変化球への対応、超速球への意外な弱さがあると思いますが、 克服できるでしょうか。 
紅白戦やオープン戦で活躍して、 シーズンが始まったら失速なんてことも考えてしまい、 
心配でたまりません……。

★筆者回答
今キャンプの大田に関する記事の通りで、個人的には一般的に言われている「脱力打法」は間違ってるとは思いません。
但し、やはりどうしてもトップを作る前段階の「グリップのヒッチ」が気になります。
これも以前に書きましたが、西武・中村のようにグリップの上下動を極力押さえて、トップを作る直前に「スッ」とバックスイングする形が理想的だと思っています。

筆者の見立てでは、現状のままなら去年同様に序盤の実戦練習では結果を残すかもしれませんが、主力投手が仕上がってくるオープン戦後半から苦しくなると思っています。

この見立てが間違っている事を切に願うばかりです。。。

☆コメンター「なにわの巨人ふぁんさん」からの御質問 2月9日投稿
(前段部分省略)
<改めて質問なのですが、阿部選手の捕手復帰については、いかがお考えですか?(既にコメントされていたらすいません。) 
しっかりスタメンで出れたとすると、ナインに与える安定感や、打線には大きなメリットがあるとは思います。しかしながら、体への負担を考えると、故障などで長期離脱となる可能性も含んでるかと・・・。 
本人は恐らく、もう捕手でダメなら引退くらいの覚悟なのではないかと感じています。 
昨年の打線の印象として、オーダーは右打者ばかりで、左は阿部選手を除くと立岡、亀井選手くらいだったかと記憶しています。次世代を担う選手にしても、右ばかりのような気がするのです。個人的には、高橋由伸のような、三拍子揃った左打者が不足していると、近年ずっと思っているのですが・・・。当面のジャイアンツの課題は、高橋監督や阿部選手のような左打者を育成することではないか?と思っています。二人ともすごい選手なので、簡単ではありませんが。

☆上記コメントを読んで、コメンター「室さん」からの投稿
なにわの巨人ファンさんの指摘の通り 
阿部のキャッチャー復帰は、巨人にとって、戦略上の大問題です。個人的には、ファースト阿部です。 
*負担の多いキャッチャーでは、 怪我が予想される。 
バッティングは昨年程度の可能性がある。 
*次世代のキャッチャーが育たない。 
*左打者が少ない。 
キャッチャーは 
*小林を軸に加藤、相川などその時の調子で選ぶ。
*ピッチャーがキャッチャーを選び、ピッチャーの自己責任能力を育てる。 
以上、私的には、ファースト阿部がいいと思います。コメントお願いします

★筆者回答
非常に難しい問題で、筆者も答えが見つかっていないのですが。。。
長期的な視点で考えれば、捕手問題は小林に限らず若い伸びしろのある選手を起用すべきだと思います(将来的にはルーキー宇佐見も面白いですね)
多くの反論は有るかもしれませんが、個人的な考えでは小林に将来の正捕手を託すべきだと思います。
あの強肩は絶対的な武器ですし、酷評されてるリードも使わなければ成長していきません。
但し、それでも最低限の条件があります。
それは8番打者として、最低でも2割4分から2割5分の打率を期待出来る打撃力を身に付ける事です。
これから始まる実戦で結果を残し、首脳陣にアピールして欲しいですし、個人的には最近の記事で触れたように大いに期待しています。

一方で、巷で言われている「正捕手は打てる捕手である事が前提条件」という観点は持っていません。
仮に、チームの打撃力に課題があるのなら、1番から7番までの攻撃力を向上させる事に編成担当者は優先的に考えねばならないと思います(若手のスラッガータイプの左打者の人材が居ないので、ドラフトで吉田尚の指名を切望しました)
阿部や城島、古田のように全てが揃ってる捕手はNPBの歴史上でも稀です。

さて阿部についてですが、非常に悩ましいですね。。。
ぶっちゃけて言えば、個人的には今の阿部に以前のような3割30本以上の成績を期待していません。
というか。。満身創痍で体力的にも苦しくなってる現状ではかなり難しいと思っています。
仮に阿部に上記のような成績を求めて、今シーズンの構想を練っているのなら、今年の優勝はかなり危ういと思います。
あくまでも阿部の成績はプラスαというスタンスでいて欲しいですね。
よって、彼をファーストとして優先的に1年間使うとなると、必然的に去年と同様に攻撃力は落ちると思います。
そういう意味では阿部がキャッチャーとしてマスクを被り続けるのが、G優勝には近道だと思います(それでも苦戦は変わらない)
但し、これもあくまで近視眼的な展望ですが。。。

無理矢理結論を出せば3つの選択があります。
①阿部をキャッチャーで使わないなら、ギャレットや他の選手の状況を見て先発起用を考える(決して阿部のファーストを最初から決めない)
②小林の成長が今キャンプ・オープン戦で見られれば、彼に1年間任せる覚悟を持つ。
③阿部をメインに使って、休ませながら小林や相川・加藤・實松と併用する。

高橋監督が恐らく考えているのは③でしょうね
何の責任もないファンの立場で結論を出すなら②ですが、現場を預かる監督の立場なら③という選択はある意味当然だと思います。
それが優勝する為には最善の策でしょうから。。。。

但し、それを阿部が望んでいる事が大前提ですし、無理矢理に再コンバートしてもよい結果は得られません。
報道では、どうやら彼も望んでいるようなので、一ファンとして、彼の残りの野球人生を自分の好きなようにやらせてあげたいと思ってます。

☆コメンター「日高 隆志さん」からの御質問 2月10日投稿
(前段部分省略)
<1、昨年のセリーグは戦力も拮抗し、まれに見る混戦になった上、巨人は2位という結果に終わりました。 
管理人さんが考える優勝出来なかった一番の要因はなんでしょうか? 
2、そして、今年、ギャレットやクルーズといった新戦力が加わりましたが、それは先に上げた「優勝出来なかった要因」を埋めるものでしょうか? 

私的には、1、近年まれにみる貧打だった。 
2、ギャレットと阿部が額面通りの働きをする! 
ということなのかと。。。 
浅はかですが。。。 
是非管理人様のお考えをお聞かせいただけないでしょうか?

★筆者回答
質問1については以前の下記記事で触れています。

リンク先
2位という結果以上に課題が露呈した2015年の読売ジャイアンツ

どれか一つという事ではなく複合的な要因が重なってると思います。
その中でもあえてあげるなら
①得点力の低下
②特に前半戦で踏ん張りきれなかったリリーフ陣
という事になります。

質問2については、上記①の「得点力の低下」は長打力の不足も大きな要因の一つなので、そこは理に叶ってると思います。
一応、今のところは両者共に長打力が期待出来ますし、巨人の泣き所であるファーストとセカンド・サードを守れる選手ですから。。。

☆コメンター「きほやさん」からの御質問 2月10日投稿
<コメント失礼いたします 
ここ2,3考えられないようなスキャンダルが多すぎです 
伝統あるジャイアンツのキャプテンが遊び人 
普通ではない何か違和感を覚えます 
大のジャイアンツファンですが、ファンが思うほど選手はそれほど本気で野球に取り組んでいなかったと思います 
阿部中心のジャイアンツ、、これもかなり怪しいです。阿部が… 

でもそれをぶち壊して新生ジャイアンツを作り上げることのできる監督が高橋由伸しかいないということで。そして高橋由伸監督が誕生したのでしょうか? 
今年こそ楽しい野球観戦ができるのでしょうか?

★筆者回答
プロ野球や巨人に何を求めているのか?
これによってファンの見方がかなり変わると思います。

個人的にはキャプテンが夜遊びしようと(そんなスター選手は過去にいくらでもいます)日本は法治国家ですので、法に触れなければ基本的には構わないと思っています。
勿論、賭博問題は球団として痛切に反省し、再発防止を徹底せねばなりませんし、覚醒剤使用の問題も本人が過去に所属していた球団の一つである事は間違いないわけですから、この点でも球団は防止策を考えていかねばなりません。

しかし、野球賭博の問題は別にして、個人的には一個人が犯した犯罪について、他のプロ野球選手(巨人の選手)を同じような疑惑の目線で見る風潮は疑問を感じます。

例えとしては適切ではないかもしれませんが、同じ会社の同僚が覚醒剤を所持して逮捕されたとします。
それについて自分は全く関知していない(噂はあったとしても)場合、警察は捜査上仕方がありませんが、第三者から同じように疑惑の目で見られていたら、私なら憤慨しますし、それが度を越せば精神的に厳しい状況に追い込まれると思います。

私はプロ野球ファン(巨人ファン)である限り、選手と球団を信じていますし、噂の段階で非難したくありません。
勿論、仮に贔屓にしている選手や球団が、重罪を犯した事が事実と判明した時に、程度によりますが、基本的には表に出して批判する訳ではなく、私の心の中で厳しく批判したいと思っています。
そして、私の中で信頼していた何かが全て崩れた時に、その選手や球団のファンを辞めるでしょう

☆コメンター「ジャイアンヒロセさん」からの御質問 2月10日投稿
(前段・後段部分省略)
投手陣では、菅野が順調そうな仕上がりですね。菅野は昨年エースとしてはふがいない成績でしたので、期するものがあるんでしょうが、あくまでも年間(日本シリーズまで!)を通してエースらしい投球ができるように調整してほしいです。あと、ルーキー桜井は良さそうですが、個人的には中川が面白いと見ていますがどうでしょうか? 

★筆者回答
キャンプレポートでも触れていますが、両ルーキーともにここまで順調にキャンプを過ごしてます。
又、前評判通りの投球も披露しています。
ここまでの印象では、桜井に関しては先発ローテにかなりの確率で食い込んでくると見ています。
具体的な勝ち星はオープン戦を見てから判断したいと思いますが。。。

中川については、正直まだ変化球を見ていないので何とも言えません。
但し、記事にも書きましたが、打者目線で見ると左打者はちょっと打ちづらいタイプかもしれません。
これで使える変化球が多彩なら先発も面白いでしょうね。
仮に武器となる球種が限られている場合は、対左打者には有効なリリーフとして使えるかもしれません。

以上 敬称略

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