沖縄二次キャンプを終えてG開幕メンバーを考える 投手編

沖縄二次キャンプを終えてG開幕メンバーを考える 投手編

ジャイアンツはインフルエンザの感染が拡大の兆しを見せていたので、昨日で沖縄二次キャンプを急遽打ち上げた。沖縄に来ていた巨人ファンには残念だと思うが、個人的には賢明な判断だと思う。



さて、今回は沖縄二次キャンプが終了したので、以前から予告していた通り、この時点でのG開幕メンバーを考えていく。

宮崎キャンプを終えてG開幕メンバーを考える 投手編

宮崎キャンプを終えてG開幕メンバーを考える 野手編

上記は宮崎キャンプ終了時点での考察ではあるが、どういう考えの元で開幕時のメンバー構成を考えたのかを読んでいない方には確認していただきたい。

まず前回と同様に前提条件として各ポジションの人数を以下の通りに振り分けた。

投手12人 捕手3人 その他野手13人

 

【投手登録12人の選手と役割】

・先発候補6人(★確定 ☆有力 ・微妙)

★菅野 ★田口 ☆山口俊 ☆野上 ☆中川

・吉川光 ・大竹 ・内海 ・宮國 ・ヤングマン

故障離脱中⇒畠、池田

★☆の5人は、このあと故障や余程の不調に陥らない限り先発候補から外れる事はないと思う。但し、中川については先日のDeNA戦で素晴らしい投球を見せたとはいえ、まだまだ一軍で全く実績がないので、今後の内容を精査する必要があるが、それでも畠が離脱して先発投手の枚数が明らかに足りない現状では、左の先発という希少価値の高い彼にはチャンスが多くなる。

そして残る一枠は、非常に難しい判断が迫られる。個人的には池田を推すが、彼も故障で離脱したので現実的な選択肢としては考えられなくなった。

キャンプ期間中の起用を見ていると、吉川光が有力視されるが、何とも頼りないというのが率直な感想。個人的には吉川光を先発ローテ入りさせるよりも、畠が完全復帰するまではベテランの大竹か内海を6番手として考えたい。又、宮國に関しては現在どのような状態なのか分からないので何とも言えないが、今後のオープン戦で結果(内容を伴った)を残していけば、現状の吉川光よりも優先順位は上になる。

苦肉の策ではあるが、ヤングマンを開幕2戦目に使って試合後に即抹消し、カミネロを3戦目以降からリリーフとして起用する方法もある。だが、これは澤村が勝ちパターンで使えるメドが立ち、西村が故障から復帰して無事に開幕を迎える事が大前提で、そして何よりヤングマン自身が今後の実戦で素晴らしい投球を見せなければならず、雨で流れたカープ戦の内容を見るとハードルとしてはかなり高い。

以上を踏まえて筆者が考えた開幕6試合のローテーションは以下の通りになる。

30日 阪神 菅野

31日 阪神 山口

1日 阪神 中川

移動日

2日 中日 田口

3日 中日 野上

4日 中日 大竹OR内海OR宮國

本来なら田口を開幕2戦目にもっていき、馬力のある(完投能力のある)山口俊を中日3連戦の頭に起用したいが、吉川光が全く計算できないので、彼を先発ローテから外した場合は、左右のバランスを考えると田口を中日3連戦に起用した方がベターだと思う。

又、菅野を中5日で中日との3戦目に起用する事も十分にありえるが、このまま中6日で登板させると13日(金)から始まる広島との3連戦の初戦で起用できるので、そこは熟慮が必要になる。



・リリーフ候補6人

★マシソン ★カミネロ

・山口鉄 ・宮國

・戸根 ・森福 ・篠原

・桜井 ・谷岡 ・澤村

・田原 ・大江 ・高木(現在は育成選手)

故障離脱中⇒西村、池田

前述の苦肉の策がなければ、マシソンとカミネロは確定的で残り4枠になるが、残念ながら有力視された西村と池田が故障離脱したので、台所事情は更に厳しくなった。

左は本来なら二枚必要で、一人はロングリリーフ可能な若い投手、もう一人は対左専用のショートリリーフ専門の投手だが、現状を考えると左で複数イニングを任せられる若い人材が不足しているので、ショートイニングで実績を積んでいる山口鉄、森福、戸根の中から二人選択する事が考えられる(但し、高木が支配下登録されると、彼はロングリリーフとしての起用が有力視される)

そう考えるとキャンプの最後にインフルエンザを発症して離脱したが、ここまで一軍キャンプのメンバーだった戸根が有力視されるが、ここまでの実戦登板の内容を見ると安定感が乏しく厳しい。

やはり今後のオープン戦で間違いなく起用される山口鉄と森福の実績組に頼らざるを得なくなる。つまり「彼らがどこまで状態を上げているのか?」ここはリリーフ陣を語る上で大きなポイントであり、更に突っ込めば対左専用の森福よりも、左右問わない山口鉄の復活が実現すれば、より強固なリリーフ陣が構築される。

尚、大江については先発として大きく羽ばたいて欲しい人材なので、高卒二年目からリリーフで使い回す愚策は有り得ない。

そして右のリリーフに関しては、ここまでの実戦では主に篠原、谷岡、田原の登板機会が多くなっている。この中で対右打者という観点では田原の力が一枚上なのは明らかであり、西村の離脱が長引けば彼を外す選択肢は現状考えられない。

そして残る篠原と谷岡については、ぶっちゃけて言えば「帯に短し襷に長し」という評価をしている。篠原は球威はそれなりにあるが制球がアバウト、谷岡はそれなりに纏まっているが球威が今一つ。どちらも短所を補えるだけの長所を持ってる訳ではないので厳しい。言葉は悪いが今の力量では敗戦処理での起用が妥当である。

現状、一軍には帯同してないが、澤村・宮國・桜井が今後のオープン戦でそんな内容の投球を見せてくれるのか? その中でも特に澤村が完全復活してくれると非常に心強いが、まだまだ現実的ではない。

以上を踏まえてリリーフ候補6人は以下を選択した(山口鉄と森福が二軍で順調に調整されている事を前提)

マシソン・カミネロ・山口鉄・森福・谷岡・田原

勿論、高木が支配下登録されたり、故障中の池田や西村が早期復帰出来たり、更に澤村が完全復活すれば状況は全く変わってくるが、いずれも叶わなかった場合は、今年もリリーフ陣の層は薄いと言わざるを得ない。

以上 敬称略

次回は野手編です。