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セントラルリーグもDH制にするべきなのか?

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また色々な御意見・御質問をコメンターの方から頂いたので、ここで纏めてお答えしたいと思います。
但し、私がお答えできる範囲には限りがあるので、その点は御理解下さい。

★コメンター「sena」さんからの御質問 (7月29日付記事内のコメント)
日曜日の朝の番組の張本さんのコーナーで、ゲストとして川口さんが出ていた時に「セリーグも指名打者制にした方がいい」と提案されていました。私も賛成なのですが管理人さんはどうですか?
イースタンリーグが指名打者制なので2軍の投手は実践で打撃やバントをすることがないのに いきなり1軍で「しっかりやれ」と叱られるのは気の毒だと いつも思うのです。どうして1軍と2軍で違うのか不思議です。
 
☆筆者回答
難しい問題ですね。。
結論を先に言うと、個人的にはDH制で統一することに私も賛成です。

但し、これはファンの中でも賛否両論分かれる問題です。
比較的オールドファン(私もです)は、保守的な考え方を持っている方が多いので、否定的な意見を持つ方は多いかもしれません。
その理由としては、セリーグ特有の投手を打席に立たせる事で発生する「様々な勝負の駆け引き」が、大きく損なわれる可能性を危惧しているからだと思います。

一方で、川口氏が指摘するように、今のセリーグとパリーグの「育成力の差」は、全てとは思いませんがDH制によるところも大きいと思います。
日本人の若手野手がレギュラーを掴むには、セリーグの場合はまず守れないと使ってもらえないので、打者として素質が高い選手でも、打席に立つ回数にパリーグの若手野手と比べて、大きな差が出てくるでしょうね。

同じことは若手投手にも言えます。
パリーグの投手交代は、投手本位で交代のタイミングを決めるので、調子が落ちてこない限り、途中降板する事が少なくなります。
よって、ここでもパリーグ若手投手の試合での経験値は、セリーグ若手よりも多くなります。

又、senaさんが仰られてるように、NPBの2軍は日本列島の東部地区と西部地区で分けているため、ここでも弊害が起きて、セリーグの投手が2軍在籍中に打席に立つことはありません。
これは明らかに歪な状態だと思います。

この問題は、セリーグの老舗球団(巨人・阪神・中日)の上層部が「野球の本質をどう捕らえているか?」で変わってくるかもしれません。
伝統を守り続ける事に比重を置く姿勢を続けていくのなら変わらないでしょうし、これから長く野球を見る事になる若いファンの声を大事にし、時代のニーズ・変化に敏感な姿勢を持つのなら劇的に変わるでしょう。

まあMLBのナショナルリーグがDH制にすれば、日本も直ぐにセリーグ全球団の総意でDH制に踏み切るでしょうね。。苦笑

★コメンター「天」さんからの御意見 (7月30日付記事内のコメント)
長野ですが、やっと気づいたのですが(正直、いつ変わったのか不明なのですが)
バッターボックスの立ち位置、変わってませんか?
開幕時は確か中央辺りでした。
(昨年まではもっと外側)
今はホームベース寄り、一般的な立ち位置になっています。
これが現在状態が上がって来た要因かどうかわかりませんが……
センターからライト方向への強い打球が増えてきたので、良くはなっていると思います。
ただ、今までとは逆にインローのストライクを見逃すケースが増えているのが気になります。
(今まで体の近くの球は「ボール」だったわけですから、当たり前のことかもしれませんが)
いずれにしても良い方向へ向かっていると信じつつ、見守りたいと思います。

☆筆者回答
今シーズンに関しては、色々微妙に立ち位置を変えてますよね。
オープン戦の段階では例年通りの位置でしたが、開幕して思うような結果が出ないと、徐々に立ち位置をベース寄りに変えてました。
平たく言えば、1打席毎に変えていたケースも見受けられます。
それだけ苦しんでいたのでしょう。。
また調子が上がってくれば、感覚が元に近づくので、ベースから離れると思ってます。

★コメンター「あっくん」さんからの御質問 (7月30日付記事内のコメント)
内海についてですが、ズバリ私達はこれからも彼に期待していくのは難しいのでしょうか?
丁度相手の三浦のようにもうしばらくは彼を見ていたいです。
若い頃は精神的な甘さも見受けられましたが、成熟してからは間違いなく阿部と共に精神的に皆を支えて来てくれたと思ってます。

☆筆者回答
個人的には「現状の球威」では、以前のようなエース級の活躍は厳しいと思っています。
但し、仰られている「三浦のような存在」になることは、十分ありえると見てます。
その為にも、対左打者への対策は十分出来てるので、対右打者のケースで鍵を握る「内角直球の出し入れ」が、もっと高い精度で求められます。

彼にはいつまでも「G投手陣の精神的な支柱」であって欲しいですね。

★コメンター「ikuyo」さんからの御質問 (7月31日付記事内のコメント)
明日の予告先発でネイラーという初物と当りますがこのピッチャーの特徴は何でしょうか。G打線が彼を攻略する流れというのはどういう形でしょうか。

☆筆者回答
申し訳ないです。
正直言って、彼に関する情報はネット検索で得た情報以外は何もありません。

昔は、メジャー経験が有ったようですが、今の実力はどの程度なのか?
コントロールが優秀だったり、140キロ後半の直球と鋭い変化球を持ち合わせる投手なら、今のG打線でも苦労するかもしれませんが、それほどレベルが高い投手なら、独立リーグに入団する前に、NPBの球団が黙っておかないと
思ってますが。。。

「打者に厄介なボールを投げる投手」という事を前提に話を進めるのであれば、YouTubeで公開されてるピッチングから、私の頭に浮かんだ攻略法は「出来る限りセットポジションで投げさせる事」です。
私が見た映像では、クイックモーションに課題があるように感じたので、橋本・片岡・坂本辺りが出塁して、プレッシャーを与える事が出来れば攻略出来る可能性は格段に上がるでしょう。

以上 敬称略