澤村拓一が絶対的守護神として君臨する為に必要なモノとは?

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前回で予告した通り、今回はコメンターの方から頂いた御意見・御質問に対して、筆者の個人的な意見として回答させて頂きます。

★コメンター「巨人ファンのおっさん」さんからの御意見・御質問

このブログは、スポナビ時代からよく読んでいるので、コメントしたことがあったかもしれませんが、こちらに移動してからは初めてだと思いますので、よろしくお願いします 

筆者様に質問ですが、マシソンの回跨ぎについていえばたしかに前の回の熱投や要した球数などを考えると3連戦の初戦であることを考えても厳しいと感じました 

個人的には、対右の山口を嫌うなら宮國を12回頭に持ってきてもよかったと思います 

あと、最近澤村の状態がよくありませんが、その理由のひとつにスライダーをほとんど使わなくなったことにあるように思えます。
基本的にストッパー澤村はストレートとスプリットだけで緩急の緩の部分がまるでないのが登板ごとにヒットを打たれる原因にもなっているように感じますが、どう思いますか 


個人的には、先発のときに使っていた右打者のインコースのボールゾーンからストライクに入ってくるインスラを決め球ではなくカウント球として使うようにすれば、かなり改善されるように思えます。
もちろん、1点差のホームランバッター相手とかではなく2点、3点差あるときの最初の打者に対する配球時にそういった球を混ぜれば、その後の打者には使わなくても意識させられるので、優位に運べると思いますが、どうでしょうか 


初のコメントで長くなりましたが、返答いただければ幸いです。よろしくお願いします

☆筆者回答
お久しぶりです!
スポナビ時代は何度か鋭いご指摘を頂いた事を記憶しております。
今後も是非コメント頂ければ幸いです。

さて、澤村の件ですが、結論を先に言うと「同意見」です。
澤村は抑えになってからスライダーを投げなくなりました。
余裕が有るときには多少投げていますが、僅差の試合では皆無に等しくなってます。

理由としては「一発の怖さ」「制球に自信がない」等が考えられますが、一番の理由は「腕が振れない」からだと思ってます。
カウント球に「インスラ」という選択は、私も全面同意ですが、本人の中でカウント球としては「ツーシーム」を投げた方が無難だと考えているように思われます。

確かに、彼の持ち球の中で、スライダーが一番腕が振れていませんし、本人が自信が無いからこそ「腕が振れない」のであって、このボールを無理に投げる必要は無いかもしれません。

ですが、氏が指摘されたように、余裕がある状況ではカウント球として、もっと投げるべきだと思います。

インスラは打者の中では想定しづらいボールなので見逃す確率は高く、カウント球としては有効です。
一方で、甘くなると常に一発の危険が伴うボールなので、腕の振りが緩む状態では使えません。

彼が「絶対的な守護神」としてステップアップするには、ストライク先行でカウントを作っていくことが必須です。
追い込みさえすれば、先発当時と比べて良くなっているスピリットが、より活きると思います。

もう一つ個人的な意見としては、絶対的な守護神として君臨するには、右打者のアウトロー・左打者のインローへの直球に磨きをかける事です。

技術的には、引っ掻け気味になる彼の投げ方では、右打者のインロー・左打者のアウトローへの直球系はシュート回転(抜けてしまう)しやすいので、制球しにくくなっています。
彼は力投型の投手なので、どうしても左肩の開きが早くなってしまいます。
これはなかなか修正する事は難しいと思ってます。

それなら彼が一番投げやすい右打者アウトロー・左打者インローへの直球を磨くことに特化して、ストライクを先行させる態勢を構築すべきだと思います。

今シーズンの残りの試合を考えると、氏が指摘された「インスラをカウント球として有効に使う事」が良いと思います。
但し、彼が本当の意味で超一流になるには、右打者アウトローへの直球を磨く事だと思ってます。

以上 敬称略