阿部を擁護するつもりはない

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前回の記事の補足をしたい。
筆者は4番阿部を肯定している訳でもなく、彼に責任が無いとも言っていない。
そして3番坂本・5番長野の二人に、敗戦の責任が全てあるとも言っていない。
むしろ長野は別としても、坂本と阿部のどちらがチームに大きく貢献しているかと言えば、坂本の方が断然上である。 

今の阿部は走れない・守れないプレーヤーの上に、打率はともかくHR・打点を見れば貢献度は高くない。
勿論、四死球は打席数と比べて多いかもしれないが、彼の脚力を考えれば得点には繋がりにくく、他の打者と比べて意味は大きくない。

しかも、ランナーを置いた場面では、内野にゴロを転がした場合、余程の事がない限りダブルプレーは免れない。
Tゴメスのように最初から外野に打球を飛ばす事を考えたスイングなら別だが、阿部のバッティングスタイルではそれは難しい。

つまり、今の阿部は「並の選手」であるという事である。
しかも規定打席にも達しておらず、ここまで低迷している最大の戦犯と言っても過言ではない。

ハッキリ言わせてもらうと、体が満身創痍の阿部に、昔のような活躍を望むのは酷というものである。
ハイレベルな技術的な下地が有っても、それを実現させる体力が備わっていなければ意味がない。
筆者はそんな名選手の晩年をいくらでも見てきた。。

年棒は前年までの実績を加味されて決められるものだが、今年の阿部には1億円の価値も感じない普通の選手になっている。
「彼を4番で起用することしか貧打を打開する術がない」という現状が、Gの長い歴史を見ても異常なのである。

前回の記事の本意は「4番阿部では今の戦力の中では機能する筈がない」と言っている訳で、ぶっちゃければ他球団の戦力なら6~7番辺りが妥当だと思っている。

彼がGに残してきた功績については最大級の賛辞を送りたいが、それとこれとは別問題である
良い結果を残せば大いに称え、悪い結果の時には批判する。
いずれもプロ野球をリスペクトする気持ちが前提になるが、筆者の応援スタイルに変わりはない

「阿部の前後を打つ打者に長打が期待できなければ、彼を4番に起用する意味は半減する」という意味は、この考えが前提にあることを書き添えておきたい。

以上 敬称略