山口俊の肉体的なポテンシャルは菅野以上(DeNAvs巨人 4回戦 2018.4.17)

山口俊の肉体的なポテンシャルは菅野以上(DeNAvs巨人 4回戦 2018.4.17)



前回の記事のコメント欄に、私にとっては見過ごせない発言がありました(既に自動処理されてます)
このブログの内容について批判コメントは有って当然だし、私の独断と偏見がベースにあるので、様々な違う意見が有ってしかるべきだと思っています。
又、私個人に対しての誹謗中傷も甘んじて受けますし、ブログを発信している側にとっては覚悟の上で運営してます。
しかし「特定の病名」をあげた上に「○ねば良かったのに」という一文に対しては、憤りを禁じ得ません。
発言した方に問います「この病気に苦しんでいるのは私だけですか?」
感情をそのまま発しないで、もっと頭の中で想像させてからコメントを書いて下さい。
このブログがどうしても憎くて許せないなら、もっと生産的な内容で反論してください。
それが出来ないのなら、読まない方が得策だと思います。

では、話を本題に戻します。
火曜日の試合は山口の奮闘、亀井の意地の一発で逆転勝ちしたが、試合内容を吟味するとミスが多く、決して誉められた内容ではなかった。

 

【巨人出場野手レポート】

1遊 坂本勇人 5打数3安打

・坂本にとって飯塚はタイミングが取りづらい投手だが、左足を上手く使ってタイミングを合わせていた。
・ボールを手元まで呼び込んで強い打球が打てるようになってるので、本人も納得するバッティングが出来ていたと思う。

2二 吉川尚輝 5打数1安打
・バント失敗は反省すべきではあるが、開幕からここまで殆どバントのサインが無かったので、そこは首脳陣も考慮すべきである。
・彼は決してバントは下手ではないし、明確にバントの指示が出ていたのなら、それを徹底させなかった首脳陣と本人の考え方に問題がある。
・前にも書いたが、彼に繋ぎのバッティングを求める事は、彼の長所を消す事にもなるので、1番に置いて自由に打たせた方が良い。

3左 ゲレーロ 3打数1安打1死球 打点1(HR1)
・先制HRはチームにとって大きかったし、チームは勝ったのでこれで気分はかなり良くなってると思う。
・ここから量産を期待したいところだが、最終打席の死球で内角球に対して必要以上にナーバスにならない事を祈るのみ。

4三 マギー 4打数0安打
・相手バッテリーが彼の苦手とする外角低めのコースにボールを集めて上手に攻めていた。

5一 岡本和真 4打数2安打
・亀井の決勝HRは彼のヒットが無かったら生まれなかった。2アウトからの何てことないヒット1本ではあるが、このヒットで相手ベンチは飯塚を交代させる事を決断した。
・バッティングの状態は決して良いとは思えないが、打率が下がってきても強く振る事は見失ってないので、そこは安心材料と言える。

6右 亀井善行 3打数1安打1四球 打点2(HR1)
・値千金の逆転HRでチームの危機を救った。
・第1打席でやや強引なスイングで2塁走者を進めようとしたが、それが裏目に出て悔しい思いをしたが、それを帳消しにするHRだった。
・ここ最近、良かった頃の思いきったスイングが出ているので、狙い球と相手の失投が上手く合致すれば十分ありえると思ってはいたが、一発で仕留めた点も彼らしいと言える。

7中 中井大介 3打数0安打1四球
・構えからトップを作るまでの行程で、やや不要な動作が見られるので、立ち後れてスイングしてしまう傾向が見られる。それによって直球にやや遅れてるし、変化球の見極めも悪くなっている。特に2打席以降はその傾向が如実に現れていた。
・良いときはもっとシンプルに出来ていたので、再確認した方が良い。

8補 小林誠司 3打数0安打1四球
・初回の神里のスチールを完璧な送球で阻止し、嫌な流れを見事に断ち切った。



 

【巨人出場投手レポート】

1  山口俊 9回5安打3四球14三振 失点2
・序盤から直球系(ツーシーム含む)とフォークで押していた。但し、フォークに関しては試合中盤まで抜け球が多く、今一つの精度だった。

・しかし、逆転を許してた後のイニングからフォークも精度が上がって、三振の山を築いた(ここからほぼこの2球種のみで抑える)

・チームが逆転した後も、無双状態は続いて、相手に全くつけ入る隙を与えなかった。

 

【試合結果と超激辛MVP

G 001 002 000 3
B 002 000 000 2

勝 山口俊 2勝1敗
敗 エスコバー 1敗3H
HR ゲレーロ2、亀井善行2

超激辛MVP 山口俊 1回目

 

【勝敗の分岐点】

☆(B2-1)6回表、2アウト1塁の場面で、亀井が逆転のツーランHRを放つ
・2アウトから岡本がヒットを放ち、亀井を迎えたところで飯塚から左腕のエスコバーにスイッチした。

・試合後にラミレス監督は「一人でも走者を出したら変えるつもりだった」という趣旨のコメントを発している事から、最初から亀井のところでエスコバーにスイッチするつもりだったと想像出来る。しかし、これが裏目に出て、亀井の逆転HRが生まれた。

・この状況で、亀井の考え方はシンプルに整理出来たと思う。つまり「追い込まれるまでは自分のスイングをして強くボールを叩くこと」

・ラミレス監督からすれば最善の策だった左腕のエスコバー投入が、亀井にとっては「対左打者には直球かスライダーしかないエスコバーなので、狙い球が絞りやすいい状況」になった訳である。

・勿論、エスコバーがベストピッチに近い投球をすれば、凡打で終わる確率は飯塚よりも高いが、エスコバーは球威はあっても制球が悪い投手なので、投手の失投と打者の狙い球が合致するリスクは飯塚よりもあるので、長打をあながち期待できない訳でもない。そこにおあつらえ向きの真ん中高めの直球が来て、亀井は強振することになる。

・まあ飯塚が続投した方がヒットを打つ確率高いかもしれないが、球種が多いので長打を打つのは難しかったと言える。
・このように様々な思惑が絡んだ末に生まれた決勝HRだった。



 

【試合経過雑感】

☆(0-0)1回表、0アウト1塁の場面で、吉川尚が送りバント失敗
・ややセーフティー気味の構えから送りバントを試みたが、失敗に終わった。
・この場面では前段で書いたように、ベンチはあらかじめ考えられる想定内の事を試合前に吉川尚に徹底させる事は可能だった(初回の送りバントも十分に想定できる)
・しかし、それをしなかったのか?本人が忘れていたのか?定かではないが、一番中途半端な形で失敗してしまった(吉川尚が送りバントのサインを見たときの表情が一瞬変わっていたので、その答えは前者だと見ている)

☆(0-0)1回裏、1アウト1塁の場面で、1塁走者の神里が盗塁失敗
・初回の拙攻から嫌な流れのまま先頭の神里にヒットを許したが、初球からエンドランの指示を受けた2番の大和を無駄球を使わずに、3球で三振を奪って進塁を許さなかった。
・そして3番筒香の場面で神里がスチールを試みるが、小林はワンバンドのフォークボールを上手く処理した上に完璧な送球で阻止した。

☆(0-0)2回表、0アウト2塁の場面で、亀井が浅いライトフライ
・先頭の岡本が二塁打で出塁し、初回に続いてチャンスを迎えたが、この場面では亀井は最低でも2塁走者を進塁させるバッティングをしたが、それが結果的に上手くいかずに凡打で終わった。
・結果論ではあるが、この後の中井がセンターに大飛球を打ったので、ここで走者を3塁に進めていれば・・という嫌な流れになってしまった。
・だが、この失敗の反省があったからこそ、亀井のバッティングに「思い切りの良さ」が加わり、決勝HRに繋がった。

☆(0-0)3回表、0アウト1塁の場面で、再び吉川尚が送りバントを失敗する(最終的には三振ゲッツー)
・1回表と全く同じケースだが、ここでも初球にセーフティー気味の構えから送りバントを試み失敗していた。同じミスを繰り返しているので吉川自身も猛省しないといけない。
・しかし、一軍経験の少ない吉川尚に対して、担当コーチは試合前の段階で指示(作戦・心構え・狙い)をもっと徹底させる必要がある。仮に担当コーチの中に「そのくらい分かっていて当然だ!」という考えがあるのだとしたら、それは指導者の「怠慢」であり、作戦コーチやヘッドコーチという役職は必要ない。

☆(0-0)3回表、2アウト走者なしの場面で、ゲレーロが先制HRを放つ
・前段のチャンスをダブルプレーで潰した直後のHRだった。
・前の打席で内角ショートに詰まらされて凡退したゲレーロは、この打席では同じボールを間違いなく狙っていたと思う。

☆(G1-0)3回裏、2アウト走者なしの場面で、大和がヒットを放つ
・第1打席で全くタイミングが合っていなかった大和に対して、それまで殆ど使っていなかったカーブを投じてヒットを打たれた。
・山口俊にとって、クリーンナップの前を打つ大和の出塁を避けたいが、その打者に安易に投じたカーブ(私には置きに行ったボールに見えた)を弾き返されたので動揺してしまった。
・続く筒香に四球を与えてロペス、宮崎に連続タイムリーを打たれて逆転されてしまった。



 

【試合総評と次戦に向けて】

☆山口俊の肉体的なポテンシャルは菅野以上
・序盤は慎重さがやや先行していた山口俊の投球だったが、5回以降は大胆かつ慎重という投球に変わり、DeNA打線を全く寄せ付けなかった。
・特に直球の切れ、フォークの落差は秀逸で、しかも球数関係なしで130球くらいなら平気な顔をして投げ込んでくる。
・彼に対しては「メンタルが弱い」という声をよく聞くが、少なくとも投手としての肉体的なポテンシャルは菅野を凌駕している。
・彼がこれから心身ともに充実して、自分のペースで投げるコツを掴めば、マイコラス以上の成績を上げる事も決して絵空事ではない。

☆吉川光には粘りの投球を! 打線は東に対してプロの洗礼を!
・吉川光は先発としてここまで試合は作っているが、勝ち星を上げるには至っていない。リリーフ陣が決して万全とは言えないので、何とか6回を2失点以内で凌いで欲しい。
・ポイントになるのは勝負強いロペスの前に走者を溜めない事。
・一方で打線には、2度目の対戦になる東を何とか序盤で複数点奪い、試合の主導権をガッチリ握って欲しい。理想は1・2番が出塁してゲレーロとマギーが長打を浴びせる形が望ましいが。。。
・東はカウント球のカーブが決まり出すと狙い球が絞りにくくなるので、手探り状態の序盤で何とか攻略して欲しい。

以上 敬称略

にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
あなたからの清き一票がブログを更新する原動力となります
是非、上記バナーをクリックして応援をお願い致します!