最後まで予断を許さないセリーグ優勝争いを読み解く その①

先週の連敗で自力優勝が消滅した巨人だったが、阪神がモタモタして再び自力で活路を見いだせるチャンスが出てきた。

上位4チームの直近10試合の勝敗は以下の通り

阪神 ●●○○○●●○●● 4勝6敗
ヤク ●●○●○○○●○○ 6勝4敗
巨人 ○○●●●●●○○○ 5勝5敗
広島 ●●●○○○○●○● 5勝5敗

TはGに3タテされた直後に盛り返したが、ここで一気に突き放す事が出来なかった。
SはGとTとの直接対決を5勝1敗で乗り切り、優勝を狙う位置まで浮上した。
GはTを3タテして一気に差を縮めたが、直後に5連敗して優勝戦線から脱落しかけたが、再び3連勝して何とか踏み留まる。
Cは下位チームに対する取りこぼしが相変わらず多く、一向に上位争いに参加できていない。
しかし、試合消化が遅くTとの直接対決も9試合残ってるので、数字上では自力優勝の可能性が残っている。

残り試合の内訳は以下の通り

阪神 残り25試合(S3・G5・C9・B3・D5)
ヤク 残り23試合(T3・G6・C7・B4・D3)
巨人 残り21試合(T5・S6・C2・B6・D2)
広島 残り28試合(T9・S7・G2・B3・D7)

これを見ると一目瞭然なのが、上位2チーム(TとS)はCとの対戦が多く残っていること。
これがCが自力優勝が残っている根拠だが、Cとの残り試合が少ないGにとっては「Cに頑張って貰いたい」というのが本音だろう。
仮にCが上位2チームに対して五分以上の勝率で行けば、Gは上位2チームとの直接対決11試合で、6勝5敗でも優勝の可能性が出てくる。

優勝ラインは以下の通り

阪神    ヤクルト   巨人    広島       勝率
79勝 18勝  7敗  18勝  5敗  17勝  4敗  24勝  4敗   .5563
78勝 17勝  8敗  17勝  6敗  16勝  5敗  23勝  5敗   .5492
77勝 16勝  9敗  16勝  7敗  15勝  6敗  22勝  6敗   .5422
76勝 15勝10敗  15勝  8敗  14勝  7敗  21勝  7敗   .5352
75勝 14勝11敗  14勝  9敗  13勝  8敗  20勝  8敗   .5281

74勝 13勝12敗  13勝10敗  12勝  9敗  19勝  9敗   .5211
73勝 12勝13敗  12勝11敗  11勝10敗  18勝10敗            .5140

以前の記事でも書いた通り、今シーズンは上位チームの引き分けが同数なので、同率でシーズンを終える可能性が高い。
この場合の最終順位は、当該チーム同士の対戦成績の優劣で決まる。
Gは既にTに勝ち越しを決めているので、Tと同率で並んだ場合はGの優勝となる。
つまり、GはTに対して1勝分のアドバンテージを得ている事になる。

これは他チームに対しても言えることで、上位4チームは優勝する大きなポイントの一つとなる。

筆者の予想では優勝ラインを76勝から74勝の間と見ている(表太字)
優勝ラインが77勝まで行けば、恐らくSとGにはノーチャンスだと思う。
Tがここまで勝ち星を積み上げるという事は、両チームとの直接対決で最低でも五分で乗り切る事が想定される。

次回に続く。。以上 敬称略