巨人8連勝 今年の坂本勇人はシーズン最多安打記録を狙える(巨人vsヤクルト 6回戦 2018.4.30)

巨人8連勝 今年の坂本勇人はシーズン最多安打記録を狙える(巨人vsヤクルト 6回戦 2018.4.30)

この試合も打線が爆発して圧勝し、巨人は連勝を8まで伸ばしたが、打線の真価が問われるのは今日から始まる広島とDeNAを相手にした6連戦になる。



【巨人出場野手レポート】

1遊 坂本勇人 4打数4安打 打点2
・前々回のレポートで「バッティングの状態は下降線に入りつつある」と指摘したが、どうやら私の想像(彼の打者としての能力)の上を行っているようで、前言を撤回したい。
・去年までの彼なら、どこかの打席でタイミングを狂わせてしまうと、その後のバッティングの状態が下降線に入っていたが、今の彼には直ぐに微調整する引き出しが備わっている。
・一昨年(首位打者を獲得)で得た自信をベースに、去年の後半戦で再び苦しんだ経験を糧にして、ヒットメーカーとしての極意を掴んだように感じる。
・今年はとんでもない記録を打ち立てる予感さえするので、2度目の首位打者獲得にとどまらず、秋山の持つ年間安打数(216本)の日本記録達成も可能と見ている。

2二 吉川尚輝 4打数1安打1犠打
・2番打者としての役割はそれなりに果たしている。
・この試合の結果(4打数1安打1犠打)を続けてくれれば、彼の場合は守備と走塁での貢献が大きいので外す必要性はない。

3左 ゲレーロ 5打数3安打 打点3(HR1)
・大事な広島戦を前に確実に調子を上げている。
・技術的には、彼特有のバットが体に巻き付くスイングになっているので、打ち損じが減っている。
・個人的には広島で大爆発する予感をヒシヒシと感じているが。。。。

4三 マギー 4打数1安打1四球
・ヒットは1本だけだったが、彼も宿敵との対戦を前に確実に調子を上げてくれた。

5一 岡本和真 4打数2安打1四球
・最終打席のヒットは彼らしいスイングで、次戦以降に繋がる内容だった。

6右 亀井善行 4打数2安打 打点1
・相変わらず勝負強いバッティングで、チームの勝利に貢献している。

7中右 長野久義 3打数1安打1四球 打点1
・バッティングの状態は確実に上がっている。
・凡打も含めて良いときの彼のバッティングスタイルに戻りつつある。
・バッティングの懐が深くなってるので、難しいボールに対しても何とかアジャストしている。

8捕 小林誠司 4打数2安打 打点4
・1週間前と比べてあまり「間」を感じないスイングになってるので、バッティングの状態は決して良いとは思えないが、そんな状態でも2本のタイムリーを放つ事実が進歩の証と言える。

打右三 中井大介 1打数0安打
・ドアスイング気味で状態は良くない。
・トップからスイング始動の段階でバットのヘッドが下がっているので、右脇が甘くなってスイングが外回りになっている。

遊 吉川大幾 1打数0安打
・スイングは悪くなかったが詰まってしまった。

打捕 大城卓三 1打数0安打
・凡打に終わったが、ひところの悪い状態と比べるとバットスイングは良くなっていた。



【巨人出場投手レポート】

1  野上亮麿 7回6安打1四球4三振 失点1
・伸びのある直球を軸にチェンジアップを有効に使い、スライダーとカーブを見せ球に使っていた。
・試合中盤でやや制球を乱してボール先行になるケースもあったが、味方の固い守備と打線の援護に助けられて、失点をバレンティンのHRによる1点に抑えた。
・今年の巨人打線の破壊力は控えめに見てもここ数年ではNO1で、相手に序盤で大量失点さえ与えなければ勝つ確率はグッと上がるし、彼のように高い確率でゲームメイクしてくれる投手は貴重な戦力と言える。

2  上原浩治 1回0安打1三振 失点0
・久しぶりの登板だったが、カットボールを投球の中に織り混ぜていた。
・又、直球を右打者の内角に集めていた点も、前回までの投球内容とは大きく変わっていた。
・但し、直球の走り自体はあまり変化は感じられなかかったし、フォークの切れや落ち方もさほど変化は感じなかった。
・制球に関しても、ややアバウトさを感じたので、勝ちパターンで使っていくにはもう少し時間が必要かもしれない。

3  篠原慎平 1回1安打 失点0
・低めに150キロ前後のボールを集めていれば大ケガはない。
・今のポジションからステップアップするためには、落ちるボールを自在に操れるレベルまで磨く必要がある。



【試合結果と超激辛MVP

S 000 100 000  1
G 022 070 000 11

勝 野上 3勝1敗
負 館山 3敗
HR バレンティン6、ゲレーロ5

超激辛MVP 坂本勇人 3回目

 

【勝敗の分岐点】

☆(0-0)2回裏、1アウト2・3塁の場面で、小林が3塁の頭をゴロで越える2点タイムリーヒット
・次の打者が野上だったので、小林が凡打に終われば初回のチャンスに続いて無得点になる公算が高かった。
・しかし、ここでタイムリーが生まれて試合の主導権を巨人側がガッチリ握り、8連勝に向けて最高の形を作った。



【試合経過雑感】

☆(0-0)2回表、0アウト1塁の場面で、青木が6-4-3のダブルプレー
・前回の対戦では5失点KOされていただけに、ここで青木に繋げられると先取点を許す可能性が高くなった。
・しかし、ダブルプレーに討ち取った事で、逆に試合の流れを自軍に大きく引き寄せた。

☆(G2-0)3回表、先頭打者・松本のショート横のゴロを坂本がファインプレー
・深い位置からファーストの岡本へノーバウンド送球でアウトにした(やや高い送球だったが、長身の岡本が目一杯に体を伸ばしてアウトにした)
・ボールを取った位置がかなり深かったので、ワンバンド送球していたら恐らくセーフだった。
・先取点を奪った直後のイニングの先頭打者だったので、このプレーは大きかった、

☆(G2-0)3回裏、0アウト1・2塁の場面で、ゲレーロがサードの頭をゴロで越えるタイムリーヒット
・2回裏の小林のタイムリーと同じで、強く振って(叩いて)いるからワンバンドの打球でも野手の頭を越える訳で、それだけ各打者のスイングに迷いがないという事。

☆(G3-0)3回裏、2アウト1・3塁の場面で、亀井がサード強襲のタイムリーヒット
・ゲレーロのタイムリーの後、続く0アウト1・3塁のチャンスでゲレーロと岡本が凡退してしまったので、ここで亀井が凡退してしまうと、その後の試合展開が多少変わっていく危険性があった。
・しかし、亀井はそんな嫌な雰囲気をものともせずにタイムリーヒットを放った、

☆(G4-0)4回表、2アウト走者無しの場面で、バレンティンがソロHR
・野上はゲーム中盤(4・5回)でボール先行になるケースが多くなり、やや苦しい投球を続けていたが、バレンティンのソロHRによる1点で何とか凌いだ。

☆(G4-1)5回裏、先頭打者のゲレーロがレフトスタンドにソロHR
・前日と同じでボール先行の状況から、甘い直球を一発で仕留めた。
・この一発を切っ掛けに、最近の試合では恒例になりつつある打者一巡の猛攻が始まる。

☆(G5-1)5回裏、0アウト満塁の場面で、長野がストレートの四球で押し出し
・先頭打者のゲレーロにいきなり一発を浴びて、ヤクルト2番手の梅野は完全に我を失っていた。

☆(G6-1)5回裏、0アウト満塁の場面で、小林が左中間突破の2点タイムリー2ベース
・甘い直球一本に的を絞っていた小林には、お誂え向きのボールが来て迷いなく強振した。

☆(G8-1)5回裏、1アウト2・3塁の場面で、坂本が三塁線突破の2点タイムリー2ベース
・やや泳がされたが、バットの先で上手く拾ったバッティングだった。(この回で坂本はベンチに退き、お役御免となる)

☆(G10-1)5回裏、2アウト3塁の状況で、ゲレーロが三遊間を破るタイムリーヒット
・個人タイトルを狙うには、こういう打席を大事にしないと後々厳しくなる。
・ゲレーロがタイトル争いに加わることは、チームにとってもプラスに作用する。



【試合総評と次戦に向けて】

☆8連勝を影で支えているのは鉄壁な守備
・2018シーズンのチーム別UZRと失策数は以下の通り
巨人 UZR 5.8 ① 失策7 ①
広島 UZR 3.2 ② 失策19 ⑤
横浜 UZR -0.1 ③ 失策12 ③
ヤク UZR -1.2 ④ 失策19 ⑤
中日 UZR -7.2 ⑤ 失策10 ②
阪神 UZR -8.3 ⑥ 失策17 ④
巨人はUZRと失策数(少ない)ともにリーグトップで他を圧倒している

☆今シーズン最初の試金石になる広島・DeNAとの6連戦
・次の広島・DeNAと続いていく敵地での6連戦は、巨人にとって最初の試金石と言える。
・現状の巨人打線が両チームの投手陣を相手に、これまでと同じように高い攻撃力を発揮する事が出来るのか?
・安定感抜群の山口俊がカープ打線を相手にどこまで通じるのか?
・ここを五分で乗り切れば当面は安定した戦いが続けられると思うし、大きく勝ち越すような事があれば、一気に貯金を二桁まで伸ばす可能性が高い。

☆チームの危機を救ってくれた山口俊にも打線爆発の恩恵を与えて欲しい
・チームが一番苦しいときに彼が踏ん張ってくれたからこそ、今の8連勝が有る訳で、ここからは打線が山口俊を助けてあげて欲しい。
・その為にも山口俊は立ち上がりを最少失点で切り抜ける必要がある。

以上 敬称略

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