惨敗(巨人vs阪神 7回戦 2018.5.8)

惨敗(巨人vs阪神 7回戦 2018.5.8)

再開して最初の試合がこういう酷い内容だと書いている側には辛い状況と言える。
まあ、球場に足を運んだファンの方がもっと辛いのだが。。。



【試合結果】

T 031 120 002 9
G 000 000 000 0
勝 秋山 3勝3敗
負 山口俊 3勝2敗
HR ロサリオ3号、秋山1号、糸井6号

 

【勝敗の分岐点】

☆(0-0)2回表、1アウト満塁の場面で、梅野のセカンドゴロで4-6-3のダブルプレーを狙ったが、ショート坂本の捕球ミスで先制点を与えてしまう
・山口俊の自滅で招いたピンチだったが、こういう四死球絡みでのピンチでは守備陣のミスは起こりやすくなる。
・セカンドの吉川尚の送球もやや丁寧さを欠いたが、ダブルプレーを狙っていたので致し方ない。
・一方の捕球ミスをした坂本の方も、慌てていた様子は感じられなかったが、吉川尚との呼吸が合わなかったとしか言いようがない。
・個人的には坂本、吉川尚のどちらかを責めるのではなく、二遊間コンビの連携ミスとして見ている。
・この先取点で阪神側はイケイケ状態に入り、巨人側は完全に守勢にまわってしまった。



【巨人注目野手レポート】

☆小林誠司
・かなり状態は悪化している。
・特にタイミングを取れずに構え遅れるケースが多くなり、右足に重心を置いて体重移動させるという好調時の形が崩れてしまっている。
・今は上体だけでボールを追っかけてしまっているので、ボールの見極めも全く出来ていない。

 

【巨人注目投手レポート】

☆山口俊
・投げてるボール自体はそんなに悪い印象はないが、ややメンタルの弱さを感じるピッチングをしていたのが残念だった。特に四死球を与えた後にそれが如実に現れて、ボール先行でピッチングを窮屈にしてしまっている。
・もうひとつ気になるのが、緩いカーブを全く使わなくなっている事。ほぼ直球系とフォークの二種類で攻めて、スライダーを少し絡める程度の配球なので、ピッチングが単調になりがちで、狙い球も絞りやすくなっている。
・これは山口俊自身が使いたがらないのか?(制球に自信がない?)、それとも小林が要求しないのか?、これは私には分からないが、立ち上がりからピンチの場面を迎えた時の配球(攻め方)をしてしまっているので、イニングを重ねていくと当然ながらピッチングが苦しくなってしまう。



【阪神注目選手レポート】

☆秋山拓巳
・これで今季3度目の対戦となったが、今回のデキが一番良かった。
・特に直球の切れと威力が素晴らしく、巨人の各打者が差し込まれていた。
・しかも、変化球も自在に操っていたので、巨人打線はなす術もなかった。
・元々、巨人が勝った場合でも、打ち崩しているイメージは殆どないので、彼が本来の投球をすれば苦戦は免れない。

☆ロサリオ
・彼が得意(長打を狙える)なゾーンは大まかに言えば二つある。
① 真ん中から外寄りの直球系・スライダー系・フォーク系の抜け球(特に右投手の場合)
② 真ん中から内角寄りのやや低めの変化球(特に左投手のスライダー系)
・基本はローボールヒッターで、内角高めには弱い。
・ボールとバットの距離を取りたがる打者なので、外角や低めを狙う場合は、中途半端が一番拙いので、ボールを振らせるイメージで攻める
・巨人の投手のなかでは、左で低めを振らせたい田口とスライダーの制球が甘い野上は警戒すべき打者といえるが、逆に制球力の高い菅野には討ち取りやすい打者といえる。
・次戦の吉川光は内角にどれだけ突っ込んでいけるか?内角への直球を見せ球にして低めのボールになる変化球を何とか振らせたい(変化球が甘くなるのが一番怖い)



【試合総評】

☆阪神の左打者への対策が全く出来ていない(東京ドーム限定)
・穴の多いロサリオに打たれたのは単純に失投なので、ある程度仕方がないが、それ以上に問題なのは左打者への対策がハッキリ見えていない事。
・これは強い浜風を利用出来る甲子園では問題にはならないが、東京ドームでは非常に拙い。
・個人的に鍵となるポイントは「緩いボールの使い方と外角低めの直球」と見ている。

☆小林の不調で1番坂本のメリットが薄れている
・1番坂本の最大のメリットは下位打線で作ったチャンスをモノに出来る事だが、8番小林が不調モードに入ったので、そのメリットが失われつつある。



【次戦以降に向けて】

☆先発投手陣はかなり厳しい状況だが、畠と鍬原が1軍の戦力になる夏場まで何とか踏ん張って欲しい
・先日のファームの試合中継で、ドラ1の鍬原が投げてる場面をプロ入り後は初めて見たが、かなり良くなっている印象を受けた。
・直球の質も上がってるし、スライダーの切れ味も良くなっている。
・順調に育ってくれれば、去年の畠を同じパターンで活躍も期待できる内容だった。
・その畠も投球練習を再開したようなので、二人が先発陣に加わって、野手の岡本・吉川尚と同じように投手にも新風を巻き起こして欲しい。

☆1番吉川尚を再度提言したい
・現状は打線よりも投手陣に問題があるのは明らかだが、使える駒は限られているので、ここはあえて打線の方に目を向けて得点力を再度上げることに注力したい。
・前段で指摘したように、1番坂本のメリットが薄れている。
・坂本の前後(8・9番の出塁、2・3番の繋ぎと勝負強さ)が弱いので、打線が繋がっていかない。
・それなら二塁打が多く、フリーで打たせる事で味が出てくる吉川尚を1番に置いて、繋ぎのバッティングも上手い坂本でチャンスを広げる形を作った方が良い。
・つまり、吉川尚が出塁した際には坂本によってチャンスを広げる確率を高めて、打線に勢いを与えた上で、クリーンアップに任せる形を作っていく(吉川尚が出塁した際は、基本は常に1・3塁の形を狙って、クリーンアップに返してもらうパターンを数多く作る)
・ここ数試合を見てると、走者を置いた場面で吉川尚に送りバントを命じるケースが多くなっているが、それが得点に結び付いていない。
・勿論、ゲレーロとマギーの勝負弱さにも問題があるが、ここは坂本の出塁率の高さとバッティングの技術力(右打ち)を買って、吉川尚が出塁したときにチャンスが大きく広がる形を優先して考えたい。

☆1番ゲレーロも面白い
・逆にゲレーロの勝負弱さを逆手にとって、彼を1番に置く手もある。
・彼は四球を選べる選手で足も遅くはないし、首脳陣があくまでも2番吉川尚に拘るのであれば、彼を1番に置いて、2番吉川尚、3番坂本という形も面白い。
・相手の先発投手にとって、初回の先頭打者が一発のあるゲレーロであることはかなりキツいとも言える(自分の調子が分からない状態で対戦するのは負担になる)

☆第1戦の敗戦で、3タテされる危険性が高くなった
・第2戦のメッセンジャーを打線が攻略し、吉川光が火がついた阪神打線を封じる光景はかなり想像しがたい。
・同じことは3戦目が有力視される内海にも言えることで、かなり厳しい状況になったと言わざるをえない。

以上 敬称略

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