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岡本和真よ この悔しさを忘れるな!(巨人vsDeNA 10回戦 2018.5.19)

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今季のここまでの内容と比較すれば、この試合の田口は頑張ったと思う。
だが、現状の評価として「彼は勝てる投手か?」と問われれば「答えはNO」としか言えない。
やはり、前回と同様に絶対にHRだけはダメという場面(2アウトで相手打者が4番)で、簡単に一発を浴びているようではキツい。

さて、この試合は巨人が負けてしまったので、簡易版の試合レポートになる事を御理解頂きたい。



【試合結果】
D 200 000 102 5
G 000 100 000 1
勝 エスコバー 1勝1敗
負 田口 2勝3敗
H 武藤1H、三嶋2H、三上8H
HR 筒香8号

 

【巨人注目投手レポート】
☆田口麗斗
・ベース上のボールの切れはこれまでよりも感じた。
・相変わらず制球に関しては甘さが残っているが、投球にメリハリがあったので勝負処で相手に狙い球を絞らせなかった。
・このメリハリというのは、3次元のピッチングが出来てるという意味で、上下・前後・左右を幅広く使っていた。
・特に高低と左右の使い方が良く、ホームベースを広く使う事が出来ていた。
・これで前後(緩急)をもっと上手く使う事が出来れば、彼は勝てる投手として去年のように勝ち星を重ねていくだろう。
・その為には直球の切れとチェンジアップの精度アップが必要になる。



【試合総評】
☆リリーフ投手の持ち駒の数に決定的な差がある巨人とDeNA
・最後は宮國と田原が踏ん張りきれずに4点差となったが、彼らが無失点で踏ん張れば十分に勝機はあったと思う。
・勿論、巨人打線にあと一本出ない事が直接の敗因だが、それはDeNAも同じだったので、内容的には紙一重の差と言える。
・結局、勝敗を左右した最大の要因は「使えるリリーフ投手の質と量」だった。
・つまり、僅差で使えるリリーフ投手を数多く有しているDeNAは、登板させた投手の状態が悪かったり、相手打者との相性が良くなければ躊躇なく変える事が出来るが、勝ちパターン以外のリリーフ投手に不安のある巨人にはそのような芸当は出来ない。
・経験豊富な上原は別として、宮國と田原のピッチングスタイルや持ち球を考えると、先頭打者が左打者の場面での起用はどう考えても厳しいが、巨人ベンチには他に選択肢はなかった。
・やはり、今後上位争いを続けていくためには左の中継ぎ投手がどうしても必要になるし、山口鉄の復活や池田の台頭が待ち遠しい。



【次戦に向けて】
☆岡本と吉川尚の逆襲に期待したい
・両選手ともに土曜日は残念な結果に終わったが、テレビに写し出されていた彼らの悔しさ一杯の表情を見て「必ずやり返してくれる」と確信した。
・特にベンチで珍しく色をなす表情をしていた岡本には逆に頼もしさを感じたし、私も熱いモノが込み上げてきた。
・少なくとも某中堅ベテラン選手のように、悔しさを意識的に表に出さず淡々としている姿を見せられるよりも、ファンは受け入れやすいと思う。

以上 敬称略

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コメント

  1. pug より:

    更新お疲れ様です。
    個人的に、最近の田口の投球内容と好調な右打者が多いDeNA打線を考えると、いくら良い内容でも3失点は免れないと思っていて、勝利には5点は必要だなと思っていたので、最終回の大城のヒットまで外国人2人のヒットだけに抑えられては仕方がないなという感じの試合でしたね。
    ただ一応チャンスは作っていただけに、岡本や大城は若さが出る部分があって仕方がないとしても、長野には、どうにかして欲しかったですね。
    連続安打が途切れてしまって、今日から下降線に入らなければ良いんですが…
    それでも、その代わりとなる陽が、復帰したニュースは亀井を休ませられるという点でも大きいですが、去年の彼を見ていると、いくら3軍戦とは言え絶好調モードは、あまり長く続かない印象なので、今日からでも合流させて欲しいぐらいですが…
    後は継投面で、場内の空気を変えられる上原の投入は個人的に、どうせ使うなら1点でもビハインドが少ない方が良いと思うので、宮國より先に使って欲しかったですね。
    先週と同じ様な感じで1勝1敗になってしまいましたが、野上にはハマスタのリベンジを期待して、打線の爆発も期待したいですね。

  2. borderless より:

    こんにちは。昨日の田口投手はかなり悪い出来だったと思います。スライダーのキレは酷くて見逃されたりファールにされ、チェンジアップは抜けきれらない為に筒香選手に本塁打されて以降殆ど使えず、速球だけが唯一マシだったと思われます。それでも2失点で済んだのは制球が乱れてた分だけ相手が絞りきれない攻めで拙攻を繰り返した故?という処でしょうか。まあそれでも5~6回はスライダーのキレが少し良くなってましたし、せめてその程度のキレで初回から投げられれば今後も試合を作るくらいは出来るんではないでしょうか。リリーフ陣の差のお話、それも当然ありますが、昨日の場合、経験の浅い捕手がよくやる事ですけど大城捕手がストライクばかり要求し過ぎて、田口投手は荒れていたので目立ちませんでしたがその後の投手陣はそこそこ要求されたコースに投げた為に相手が絞り易くなり打ち込まれた面もあったと思います。岡本選手が鹿児島で右方向へ本塁打を連発しましたけど、今の彼が右方向にも本塁打を量産しようと思ったらもっと球を呼び込んでバットに乗せると言うか押し込む打ち方をしないと、地方球場は総じて両翼が短かったりフェンスが低いのであの軌道や飛距離でも放り込めましたが、各チームのフランチャイズ球場ではライトフェンスを容易に越えないと思われます。阿部選手やかつての落合・掛布選手等もかなり引き付けて逆方向へ運ぶ印象でしたしね。一昨日も昨日も逆方向へ長打をという意識で打つケースが多く見受けられましたが、打つポイントが少し前なのでバットに球が乗る時間が短くスイングのパワーだけでは届かないって感じでしょうか。

  3. 匿名 より:

    DeNAの打者が、所謂、フライボールレボリューションを導入しているようなので、田口くらいの急速帯の投手に極端に合ってしまうのでしょうね(今日の野上然り)。中継ぎで出た宮国、田原、中川なども速球派ではないタイプですし、ある意味このような結果になるのは必然かなぁと。勿論、打たれ過ぎというのは前提ですが。
    今後、表ローテでDeNAと当たるときは田口、野上を外し、ローテの組み替え(巨人の中で言うと菅野、吉川、それから鍬原あたりでしょうか)なども検討した方が良いのかもしれませんね。

  4. hideo469998 より:

    この試合は、長野に何とかして欲しいと感じていた試合でした。
    仰る通り、若手に対して云々ではなく、彼に意地を見せてほしかったというのが本音です

  5. hideo469998 より:

    仰る通り大城のリードはかなり問題があると思ってます
    但し。それは首脳陣もおりこみずみで使ってはいるんでしょうけどね。。。。

  6. hideo469998 より:

    まあローテの組み替えは現実的にはかなり難しい作業ではありますが
    鍬原はそろそろチャンスがあるかもしれませんね

  7. 匿名 より:

    辞めたの?