【試合総評】拙攻で自ら勝利を逃す【交流戦 GvsH 2回戦・6月6日】

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昨日の試合で生まれたヒットはホークス(以下H)4本、ジャイアンツ(以下G)は倍の8本だったが、試合はHの勝利で終わった。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3
巨 人 1 0 0 0 0< /span> 0 0 1 0 2

やはりGの拙攻(2度の本塁憤死)が痛かった。
特に2回裏・ノーアウト1・2塁からのチャンスを無得点で終わったが、最後まで攻撃にリズム感が出ない要因となってしまった。
この場面でポイントになったのが、実松のセンター前ヒットで2塁走者アンダーソンの本塁憤死だった。

センター柳田の捕球体勢を見れば、当然本塁に送球しても間に合わないケースだが、アンダーソンの脚力を考えれば、クロスプレーになることは必須のタイミングと推察できた。
VTRを見ると、3塁コーチの勝呂は迷いなく回したが、ここで事前に頭に入れておかなければならないのは、セカンドとショートの肩の強さである。

一見、外野への打球で本塁生還を狙いケースでは、外野手の肩の強さがクローズアップされるが、実はそれ以上に重要なのが、中継に入るカットマンの肩の強さである。
前述の場面でのセンター柳田の捕球体勢では、直接本塁へ強いボールは投げられないので、セカンドの川島へボールを返し、彼が強い送球を本塁へ投げる。
このプレーが明暗を分けた。

同じく8回裏にも柳田ー川島というホットラインで追加点を阻止したが、これも川島の強肩がモノをいった。

果たして、3塁コーチの勝呂は内野手の肩まで頭に入っていたのだろうか?
勿論、アンダーソンの走力、柳田の守備力、カットマンの守備力、これらを総合的に判断することは難しい。
しかも、それらを瞬時で判断せねばならないので、見た目以上に難しい判断を迫られる。
しかし、しっかり事前に相手野手の守備力を詳細に分析していれば、その判断の正確度は格段に上がる。

川島は去年のシーズン途中でSからHに移籍した選手なので、彼の守備力が抜群に高い事は知っていた筈である。
それなのに、2度の本塁憤死を演出してしまった事は、責めをおっても仕方があるまい。

筆者は川島慶三という選手を、S時代から高く評価していた。
足も速いし、バッティングも振りがシャープで、バックスクリーンに放り込む力強さも持っている。
Gも過去に何度も痛打を喫していた。
そして何より素晴らしいのが、高い身体能力を活かした抜群の守備力である。

筆者には「Sが何故彼を放出したのか?」理解出来ないが、恐らく怪我の多さがネックになっていたのだと思う。
そんな嫌な選手だった彼がHに移籍したことをGファンとしては喜んだが、一昨日と昨日の試合で再び活躍されてしまった。

G杉内はH打線の重圧に負けてしまった印象が強い。
同点になる事を嫌って、余計な得点まで奪われてしまった。
阿部不在のG打線では、2点差をひっくり返すのは思っている以上に難しい。
せめて1点差で7回に突入する形を作っておきたい。
そう考えると、一気に3失点された事は痛かった。
中継ぎ陣が頑張ってくれただけに、悔やんでも悔やみきれない。

以上 敬称略


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