巨人新外国人 ビヤヌエバの私的評価

巨人新外国人 ビヤヌエバの私的評価

11月21日、巨人ファンにとって思わぬニュースが飛び込んできた。
それは昨日までの段階では、阪神入りが有力視されていたメジャーリーガー「ビヤヌエバ」が、一転して巨人入り決定的という情報がネットニュースを駆け巡ったからである。
正直言って、これには私も驚いたし疑問を持たざるをえなかった。



その理由としては。。。
➀Gファンにはお馴染みの毎週月曜日放送の「徳光和夫の週刊ジャイアンツ」(CS日テレG⁺)の原監督の独占インタビューで、監督は補強ポイントとして「左打ちの強打者」を第一にあげていたこと。
➁個人的にも「左の強打者不足の打線の構成」と「去年の戦いぶり」を見てると、4番岡本和真の後を任せる5番打者には左の強打者が絶対に必要という考えを持っているからである。
私は特に➀の発言が監督からあったので、この時点で「監督も私と同じ事を考えていたんだな」と安心していたが、まさかの展開になってしまった。
但し、決まってしまった事を、今さら外野がワーワー騒いでも仕方がないので、今はビエヌエバ個人に注目して彼の野球選手としての特徴をYouTubeの映像から分析していく。



★クリスチャン・イバン・ビヤヌエバ・リモーン
1991年6月19日生まれ 27歳 メキシコ出身
身長180cm 体重95kg
右投げ右打ち 内野手(主にサード)
2008年にレンジャースと契約するが、長くマイナーでキャリアを積んでいた苦労人で、2017年9月にパドレスでようやくMLBデビューを果たし、2018年シーズンは開幕からサードのレギュラー格として110試合出場し、打率246本塁打20打点46という結果を残した。
ポジションはサードで96試合、ショートで4試合、ファーストで3試合、セカンドで2試合で守備機会があった。

☆YouTubeから拾った打撃映像(音量注意)

ここからは凡打の場面と守備映像も含まれる




☆超激辛NPBコラムの打撃雑感
➀技術的な観点で見ると、スイング幅・フォロースルーが大きいので打者としてのタイプは、MLBでは中距離ヒッター、NPBでは長距離ヒッターとしての資質を感じる。
➁典型的なローボールヒッターで、ミートポイントは前目である。
➂トップの位置が低いので、イメージ的にはボールを「叩く」というよりも「掬い上げる」タイプの打者と言える。
➃左足を上げてからその足を強気に踏み込んで、インパクトの瞬間に左半身に全体重をかけるスイングなので、右足が「浮く」
➄下半身を上手に使うタイミングの合わせ方には「センス」を感じる。
➅バットコントロールは平凡で、インサイドのボールを腕を畳んでヒットゾーンに飛ばすタイプとは思えないし、ミートポイントを遅らせたりするなど、柔軟性のあるバッティングは苦手かもしれない。
➆現役のNPB外国人選手で似たようなタイプに当て嵌めれば、日本ハムのレアードが直ぐに思い浮かぶが、腕の使い方やフォーロースルーは前阪神のロサリオと被る部分もある。
➆過去の指標を見ると、典型的なフリースインガーで三振が多いタイプのようだが、このバッティングスタイルを映像で確認すればそれは納得できる。
⓼細かいデータを持ち合わせていないので正確ではないが、バットスイングを見る限り、得意なコースは真ん中からアウトコース寄りで、腕が伸びきるポイントが最も得意で長打も生まれやすい。

上記のゾーン図で説明すると、7・8・12・13・18が得意ゾーンで、特にスライダー系・チェンジアップ系の半速球の甘いボールが最も得意と言える。
逆に9・14の直球・シュート(右)・カット系(左)には窮屈なスイングが予想されるので、苦手かもしれないし、日本の投手は4・5・10をしつこく攻めてくるだろう。
又、好きなコース故に16・21・22へと変化するボールや、22・23・24に落ちるボールには空振りしてしまうケースが多くなるかもしれない。



☆YouTubeから拾った守備映像(音量注意)

☆超激辛NPBコラムの守備・走塁評価
好プレーの映像だけなので何とも評価しづらいが、サードとして評価すべきポイントであるグラブ捌きとスローイングに関しては、前者は柔らかくて上手いと思う。
又、マギーと比べると体に若さ(柔軟性)があるので、打球への反応も良さそうに見える。
一方で、後者はやや上体に頼るケースが多く、下半身を上手く使えていないので、長い距離のスローイングでは安定感に欠けるかもしれない。
但し、中南米の選手特有の肘の柔らかさや、スナップスローが使える点は高評価になるので、ダブルプレーの成功率は上がるかもしれない。
走力に関しては多くは期待できないが、プロとしては並のレベルで決して鈍足タイプではないと思う。



★総評
前段で語ったように、個人的には左のスラッガータイプが希望だったので、彼の獲得には疑問を感じざるをえない。
又、上記で書いたようにそのバッティングスタイルもゲレーロと被る部分が多いので、仮に二人を同時にスタメンで使う場合はハイリスクであると言わざるを得ない。
仮にFAの丸を獲得出来ても、彼は3番に置くと思われるので、そうなると4番岡本から6番までは高い確率で右打者が続くことになる。
そうなると今年多く見られた右偏重打線の脆さが露呈し、相手バッテリーは攻め方に苦労しないかもしれない。
一方で、彼個人の資質だけに注目すれば、日本の野球で大化けする可能性は十分に秘めてると思う。
勿論、上段で書いたように脆さを多く持ち合わせてるが「飛ばす力」「センスのあるタイミングの取り方」という打者としては練習で得る事が難しい天性のモノをもってるので、本人の努力・やる気・相性の良いコーチとの出会い・監督の我慢(起用法)などが上手くかみ合えば成功する可能性は十分にあると思う。
序盤は日本の変化球や果敢に懐を突く配球に戸惑って苦しむかもしれないが、ここを乗り切ればシーズン後半は打ちまくる可能性がかなり高いだろう。
まあ。。それが「現状の巨人」で叶えられるとはとても思えないが。。。。苦笑

以上 敬称略
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