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立岡・重信の1・2番が機能すれば面白い打線になる

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読売ジャイアンツの春季キャンプは昨日全ての日程を終了し、明日から本格的にオープン戦が始まる。
今週末の2試合は東京ドームでヤクルトと対戦する。

毎年、弊ブログでは開幕直前に「各球団の戦力分析」と 「順位予想」を行っているが、今年もボツボツ他球団のオープン戦を見ながら分析していきたい。
そして、3月第2週のオープン戦から本格的に新戦力と主力選手の状態を見極めて、自分の考えを纏めていきたい。

さて、今回はこれまで保留にしていたコメンターからの質問や疑問に対して、筆者なりに答えていきたいと思う。

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★コメンター「巨人ファン」さんからの御質問 2月20日投稿
>クルーズの守備はどう思われていますか?
私は片岡の方が堅実でウマイと思っているのですが。今日も片岡だったら取れたという当たりが外野に抜けました。
クルーズの守備は課題評価ではないでしょうか。

★コメンター「ベイブ」さんの御意見 2月20日投稿
>クルーズはグラブ裁きが天才的なので評価が高くなりがちですが、守備範囲の面で見ると、大して広くありません。というか狭いです。
守備範囲を評価するために作られたUZRという指標で見てみると、クルーズは-5.6、一方の片岡は17.6と守備範囲は圧倒的に片岡の方が高いです(1000イニング単位で見ると、あの菊池よりも高い)。今の巨人は投手力で勝利をものにしていますが、それを支えているのは間違いなく坂本、片岡の二遊間です。それを崩してまでクルーズを使うメリットはありません。

☆筆者回答
クルーズの守備に対する評価は、コメンター「ベイブ」さんの御意見と同じです。
筆者も片岡の守備力も非常に高く評価しています。
但し「片岡をセカンドで使い、クルーズをサードで使う」という御意見に対しては、やや異なった意見を持っています。
個人的には上記のように使った場合は、守備面では文句無しというか、鉄壁に近い内野構成になります。
しかし、個人的には今年は「8番サード岡本」で当面は固定して欲しいと考えているので、そうなると6・7番辺りにクルーズを置いた場合の「意外性」と「一発の怖さ」は、相手バッテリーにはプレッシャーになるので、打線全体に与える好影響も大きいと考えています。
よって、セカンドはクルーズという考えを今は持っています。

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★コメンター「shige」さんからの御質問 2月23日投稿
グアムの自主トレなんですが、暑すぎて疲れてしまい、十分走りこめないと思います。
この時期のグアムの午後はエアコンの効いた室内にいないと死にそうに暑い。
走り込めない。 

たしか誰か(阿部かな?)がグアムは暑くて疲れたのか、走って疲れたのか分からなかったと言っていました。 
もっと涼しいところでしっかり入り込んだほうが良いのではないでしょうか? 
今の時期に宮崎や沖縄でやるのは解かりますが。 
グアム組みがあれだけ体に切れがないのを見ると疑問が出ます。 
故障の原因にならないといいのですが。 
悪しき伝統にならないことを願います。 
いかが思われますか?

☆筆者回答
非常に難しい質問ですね。。。
ごめんなさい。。ハッキリ言って何とも答えようがないです。
この問題については、巨人が80年代にグアムでキャンプを行っていた頃から撤退されるまで、当時のマスコミ・評論家の間で議論を読んでいた事を思い出します。

まず当時と現在を比べて、選手が置かれている環境が大きく変わっています
①試合数が多い(公式戦が10試合以上増加し、CSという新制度も確立)
②公式戦開幕が早くなった
③各球団のキャンプでの実戦練習(紅白戦・練習試合)が非常に早い。
それに合わせて実戦的な練習メニュー(サインプレー・連携プレー)も早くなった。

どれも①が大きな要因となり、これによって今の選手はオフの期間でも完全に体を休ませる期間は殆どありません。
よって、今の選手はオフ期間中に、体脂肪を急激に増やすような不摂生は無くなりつつあります。
個人的には怪我の防止と精神的な負担軽減という観点から、もっと完全オフという期間も大事だとは思っていますが。。。
現実的には体を動かさないと選手は不安ですから、今のようなオフの過ごし方になっていると思われます。

さて、暑いグアムでは走り込みが減るという御意見ですが、個人的には私も同様の考えを持っています。

但し、選手の立場で考えると、今のように実戦形式の練習をする時期が、以前と比べて前倒しになっていると、どうしても野球が出来る体を早く作ってしまいたいと考えます。
そうなると、やはり暑いグアムの方が肩の仕上がりも早くなりますし、関節の稼働域も広がってくるので、筋肉のコンディションが上がってきます。
又、古傷などがある選手には負担が減りますから。。。

今の選手が置かれている環境では、キャンプに入る前にじっくり走り込むというやり方は難しいと勝手に推測しています。
つまり、長いキャンプ期間中を使って、じっくり走り込む事を考えているのかもしれませんね。。

ごめんない。。答えになっていませんね。。

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★コメンター「ヒロ」さんの疑問? 2月23日投稿
巨人の打線ですが、今年も昨年同様、活気が伝わってきませんね。
貴ブログとテレビのニュースぐらいしか、情報を追っていないのですが、何となく、チームが大きく生まれ変わった感じがしないのですが。。。
今年の巨人打線は、本当に大丈夫でしょうか?

☆筆者回答
ハッキリ言って心配の方が先行しています。
詳しくは以前の記事で触れたのでここでは書きませんが、今年のG打線はギャレット次第という考え方は変わっていません。
彼が不振で押し出される形で阿部が4番という形になると、今季も貧打を覚悟せねばならないでしょう。
重信・立岡というリードオフマンタイプは台頭していますが、彼らをホームに走者を返す役割の打者が結果を残さないとチームは苦しみます。

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★コメンター「if」さんからの御質問 2月26日投稿
立岡と重信について同時起用には否定的な意見もある(長打力のない打者を一、二番に置いては相手投手を威圧できない)ようですが、立岡・重信の後を打つバッターがきちんとランナーを返せるなら同時起用も十分アリだと個人的には思っています。
よろしければ管理人さんの意見もお聞かせください。

☆筆者回答
ツイッターでは発表したのですが、現時点での筆者オススメの開幕オーダーは以下の通りです。

1、8立岡
2、7重信
3、6坂本
4、3ギャレット
5、9長野
6、2阿部
7、4クルーズ
8、5岡本
9、1菅野

1番から3番までは走れて出塁率の高い打者を並べて、4番から6番は走者を返す役割に徹する。
そして7番と8番には一発のある選手を置いて相手にプレッシャーを与えて、願わくば9番で打線が切れる形を作りたい。
投手心理を考えると下位打線に一発のある打者を置くと、カウントがボール先行のケースでは特に一発を警戒して逃げたくなるので、四球で歩かすケースも増えてきます。
特に岡本にはそういう役割も期待しています。

こう考えていくと、1・2番を立岡と重信に任せる手も、十分にありだと思っています。
勿論「現状では」という前提ですが。。。

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3月の弊ブログ更新予定時間

☆オープン戦期間中
1、平日デーゲームは18時~20時に更新
2、平日ナイターは深夜未明に更新
3、土日・祝日デーゲームは18時~19時頃(試合終了時間によっては20時以降)
4、土日・祝日ナイターは深夜未明に更新
5、試合が無い日は18時~19時に更新

3月も比較的時間が作れる予定なので、基本的には上記の時間で毎日更新します。
尚、公式戦期間中の更新スタイルについては熟慮中です。
決まり次第、追ってお知らせします。

以上 敬称略