2019 巨人春季キャンプレポート 2月10日「Gファンに希望を与える岡本和真の特大ホームラン」

2019 巨人春季キャンプレポート 2月10日「Gファンに希望を与える岡本和真の特大ホームラン」

宮崎での春季キャンプは今日と明日の紅白戦で全日程を終了し、対外試合が行われる沖縄へと移動して二次キャンプを行う。
二次キャンプでは一軍の沖縄組と二軍三軍の宮崎組にハッキリ分かれるので、ボーダーライン上の若い選手にとっては、一軍首脳陣の前でアピール出来る沖縄組へ是が非でも参加したいだろうし、その為にはこの二試合の紅白戦で何としても爪痕を残したいところ。






【宮崎 天候】
天気 くもり、気温 9.2℃、風速4.3m
センター方向へのやや強い風

【紅組攻撃詳細・野手雑感】
1二 田中俊太
➀真ん中高めの直球に押されてセカンドゴロ
➂真ん中低めの直球を捉えてレフトへの大きなフライを落球(記録は二塁打)
➃真ん中高めの直球に詰まってショートゴロ
➅内角高めの直球に差し込まれてショートフライ
➇真ん中低めのチェンジアップを捉えてセンター前ヒット
・お疲れ気味だったが、ようやくスイングにシャープさが戻ってきた。
・攻守で観客を大いに沸かせていた。

2左 亀井善行
➀外角直球を捉えてピッチャーを強襲するがファーストゴロ
➂真ん中スライダーに詰まってセカンドへの進塁打 二塁ランナーは三塁へ進塁
➃内角低めのスライダーを空振り三振
➅真ん中のスローカーブを捉えれレフト前ヒット(丸の打席のワイルドピッチで二塁へ進塁)
➇真ん中高めのチェンジアップを捉えてライト前ヒット
・バッティングに関してはキッチリ結果を残した以上に、ベテランがこの時期に5打席立つ体調を維持してることを評価したい。

⇒走 増田大輝

3中 丸佳浩
➀真ん中低めの直球を引っ掛けてファーストゴロ //チェンジ
➂真ん中スライダーを捉えて一二塁間へのタイムリーヒット 打点1
➃真ん中直球を捉えてセカンドゴロエラー
➅真ん中高めの直球を叩いてレフトへの大きなフライ 二塁ランナーは三塁へ進塁
➇真ん中直球を捉えてセンター前タイムリーヒット 打点1 ランナーは1.3塁
・バッティング内容、結果ともに文句なし。
・この試合で出場した全選手と比較しても、バッティングのレベルは坂本と共にレベルが格段に違う印象を持った。

4三 ビヤヌエバ
➁真ん中高めの直球を空振り三振
➂相手が制球を乱して四球
➃際どいボールを見極めて四球
➅外角チェンジアップを上手く拾ってレフト前へのタイムリーヒット 打点1
➇真ん中高めのスライダーを捉えてセンターへの犠牲フライ 打点1
・徐々に結果を残しつつあるが、まだまだバットのしなりを感じるスイングにはなっていない。

5一 中島宏之
➁内角スライダーに詰まってショートゴロ
➂真ん中直球を捉えて右中間突破のタイムリー二塁打 打点2
・バッティングの状態としてはまだまだだが、甘いボールをキッチリ捉えて長打を放つあたりは流石の一言。
・尚、同じ打席で二度自打球を当てたこともあって出塁後に代走を送られた。

⇒走一 若林晃弘
➃真ん中直球にやや差し込まれてセンターフライ //チェンジ
➅内角直球にバットが折れてショートフライ //チェンジ
➇内角直球にやや詰まってファーストライナー //チェンジ
・左打席に関しては代打として使えるレベルにはある。

6遊 山本泰寛
➁真ん中にやや差し込まれるがセカンド横への内野安打
➂相手が制球を乱して四球
➄真ん中低めのシンカーを空振り三振
➆真ん中直球に詰まってライトフライ
➇真ん中シュートを捉えて右中間突破の三塁打
・ライバルの一人である吉川尚輝がもたついている隙に首脳陣へアピールしておきたい。
・バッティングは年々レベルがあがっているが、引っ張れるボールを無理に逆方向へ飛ばそうとしなければもっと良くなると思う。

7右 松原聖弥
➁相手が制球を乱して四球
➂真ん中スライダーを捉えてライト前へのタイムリーヒット 送球の間にランナー2.3塁、打点1
➄しっかりボールを選んで四球
➆真ん中直球に合わせるがピッチャーゴロ
➈真ん中直球を捉えてレフトへの犠牲フライ 打点1
・攻守でアピールに成功していた。
・特に守備では難しい打球を処理し、球際の強さを感じるプレーを連発していた。

8捕 小林誠司
➁内角直球を捉えてレフト線へのタイムリー二塁打 打点2
➂内角低めのスライダーを引っ掛けてサードゴロ ランナーは1.3塁
➄真ん中スライダーを捉えるがセカンドライナー
・最初のタイムリーはお見事だった。
・捕手としても「唯一リードしていた3回の高橋優」は、それまでよりも腕が振れて生き返っていた。

⇒捕 大城卓三
➆真ん中高めの直球を空振り三振 //チェンジ
・捕手としては捕球ミスで評価を下げてしまった。

9D 立岡宗一郎
➁内角直球を捉えてライト前ヒット 二塁走者は本塁憤死 //チェンジ
➂外角直球に合わせただけのレフトへのファールフライ //チェンジ
➄外角直球を当てただけのセンターフライ //チェンジ
➇内角直球を捉えるがライトフライ
・バッティングの内容は悪くはなかったが、結果を残したい立場なので残念だった。






【白組攻撃詳細・野手雑感】
1中 重信慎之介
➀真ん中低めのスクリューに泳がされてセカンドフライ
➁外角スライダーに合わせるがセカンドゴロ //チェンジ
➄内角スライダーを捉えるがライトライナー //チェンジ
➆真ん中著球を捉えてセンター前ヒット
・課題の左投手に対しては結果を出せたのは良いアピールとなった。

2右 陽岱鋼
➀真ん中直球を捉えるがライトへの大きなフライ
➂真ん中低めの直球に詰まってピッチャーゴロ
➅真ん中低めのチェンジアップを当てただけのピッチャーゴロ
➆真ん中高めのスライダーを打ち上げてショートフライ //チェンジ
・変化球への対応がまだまだ出来ていないので、バッティングの見栄えが良くない。

3遊 坂本勇人
➀外角スライダーを上手く捉えて三遊間ヒット
➂真ん中直球にやや詰まってサードゴロ
➅際どいボールを見極めて四球(岡本の打席のワイルドピッチで二塁進塁)
➇真ん中直球を捉えてセンター前ヒット
・既にフルスイング出来る状態で、体調の良さを感じる。
・一方で、このスイングだと去年痛めた脇腹のケアには最善の注意が必要だ。

4三 岡本和真
➀真ん中直球をやや詰まってセンターへの大きなフライ //チェンジ
➂真ん中高めの直球を打ち上げてファーストへのファールフライ //チェンジ
➅真ん中低めのカーブにタイミングが合わず空振り三振
➇真ん中低めのチェンジアップを捉えてセンターバックスクリーンへの2ランホームラン 打点2

・解説の山本浩二氏も語っていたが、まだまだバットのヘッドが出てこないので、直球系には差し込まれてしまい、逆に変化球にはバットが止まらない状態といえる。
・それでも試合の中で微調整して最終打席でバックスクリーンに放りこめるのは「自分の形」を既に持っている証と言える。
・個人的には今季の彼について全く心配していない。

5左D ゲレーロ
➁相手が制球を乱して四球
➃しっかりボールを見極めて四球
➅真ん中高めのスライダーを打ち上げてライトフライ //チェンジ
➇真ん中高めの直球に詰まってセンターフライ
・何でも振りに行ってないので、去年の同時期よりもボールをセレクト出来るまで呼び込んでバッティングをしている。
・結果は出なかったが内容的には紙一重と見ている。

6一 和田恋
➁真ん中直球を捉えてセンター前ヒット
➃内角直球にやや詰まってセカンドライナー 一塁ランナー戻れずダブルプレー
➆真ん中スライダーを捉えて右中間二塁打
➇真ん中低めのスライダーをサードゴロエラー 二塁へ進塁
・まだまだ気になるポイントはあるが、センターから右への意識が徹底されて、スイングがインサイドアウトになって好結果を生んでいた。
・彼の場合は長打を意識しないで、常にセンターから右方向へ強い打球を飛ばす意識を持った方が、課題の変化球の見極めも良くなると思うし、外角に逃げるボールや落ちるボールも拾える可能性が高くなる。
・直球に対して詰まる事を恐れずに、上体に無駄な力を入れずにトップを早めに作って下半身で「バットスイングの間」を作る事を意識したほうが良い(坂本勇人の間の作り方を参考にすればよい)
・「後ろを小さく、前を大きく」の意識を練習から徹底して、グリップを体から離さないようにしていけば、ボールを遠くに飛ばす事には非凡なモノがあるだけにHRの量産も十分にありえる。

7二 吉川大幾
➁送りバントを決めてランナー2.3塁に進塁
➃真ん中スライダーを捉えるがレフトフライ //チェンジ
➆真ん中スライダーを捉えるがショートゴロ 二塁ランナーは三塁に進塁
➇相手が制球を乱して四球
・相変わらず攻守で躍動感がある元気者の姿で原監督にアピールしている。

8捕 炭谷銀仁朗
➁真ん中低めのスライダーを捉えてレフトへの大きな犠牲フライ 打点1
➄内角ショートに詰まってセカンドゴロ
・バッティングはしっかり振り切ってる点は好印象。

⇒捕 岸田行倫
➆真ん中直球を捉えるがショートゴロ 三塁走者が本塁へ生還 打点1
➇真ん中直球を捉えてライトへ大きなフライ 二塁ランナーは三塁に進塁
・バッティングはともかく、アピールすべき守備の方でまたまたミスを犯す場面があった。

9D左 石川慎吾
➁ボールをしっかり見極めて四球
➄内角ショートに詰まってセカンドフライ
➆真ん中直球を捉えてライト前ヒット
➇真ん中低めの直球を引っかけてショートゴロ //チェンジ
・右の代打が不足してるので、彼には左殺しのスペシャリストとして存在感を発揮してほしい。
・その為には左投手の入ってくる直球のミスショットを減らしたい。






【紅組投手詳細・雑感】
1 高橋優貴 3回2安打2四球 失点1
・直球のスピードは平均で130キロ後半。
・変化球はスライダーとスクリューを軸にカーブを織り交ぜる。
・前回の実戦形式の投球時よりも全体的に高めにボールが集まり、制球を乱すケースが多かった。
・やや直球の走りが今一つで、本人もそれを感じ取っていた様子で、変化球でかわす投球をしようとしていた。
・やはり、彼の場合は基本的にキレの良い直球をコーナーに決めていかないと、持ち味のスクリューとスライダーが活きてこないので、今後の課題は直球を磨いていくことに尽きる。
・3イニング目は小林の主導で配球し、それまでの変化球主体の投球から直球を多く見せるようになって打者を押し込んでいたし、明らかに腕の振りが変わっていた。

2 田原誠次 2回1四球 失点0
・直球系の平均スピードは130キロ前後
・変化球はカーブ、スライダー、シュート、シンカー
・右打者への懐のショートは切れ味抜群で打者を押し込んでいたが、一方でスライダーは曲がりが今一つで甘いコースに入ると怖いボールになってしまう。
・安定感抜群の投球だったが、更に高いレベルを目指して勝ちパターンの一角に食い込む為には、スライダー系の精度をもっと上げたい。

3 森福允彦 2回3安打1四球1奪三振 失点1
・直球の平均スピードは130キロ前半
・変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップ
・対戦した打者の様子を見てると、殆どの打者にフルスイングされていたので、結果以上に厳しい評価をせざるをえない。

4 池田駿 1回3安打1四球 失点2
・直球は130キロ中盤
・変化球はスライダー、チェンジアップ
・ボールの切れ、制球ともに厳しい内容だった。
・個人的には大いに期待してる投手だが、良い日と悪い日が極端というか、安定感が乏しいので信頼出来る投手という評価は出来ない。

【白組投手詳細・雑感】
1 今村信貴 3回7安打4四球1奪三振 失点6
・直球のスピードは平均で130キロ中盤
・変化球はスライダーを軸にカーブ、フォーク、チェンジアップ。
・立ち上がりからボール先行になるケースがかなり多く、ピッチングを自ら窮屈な形にしてしまう傾向は相変わらず。
・2回に得点を奪われたケースでも、2アウトで下位打線を迎える状況にも関わらず「カウントを悪くして苦し紛れの直球を弾き返され出塁を許す⇒リズムを崩して四球⇒初球の直球を狙われて強振される」という最悪のパターンで失点してしまった。
・初回は切れを感じる直球と変化球を投げていたにも関わらず、こうも簡単に自分を見失ってピッチングを崩してしまうあたりにメンタル的な弱さを感じる。

2 鍬原拓也 2回0安打2四球2奪三振 失点0
・直球の平均スピードは140キロ前後
・変化球はシンカー、スライダー。
・直球で押してボール球の変化球を振らすという形は、まだまだ作れていない。
・指にかかったボールと抜け気味のボールの割合が半々で、シーズンに入っても彼の直球が通用するとは言い切れないのが率直な感想。
・但し、持ってるポテンシャルはかなりのモノを感じるので、これから実戦を重ねる上でボールの精度を上げて、自分のピッチングに自信が持てるようになると一気に大化けする可能性も十分に感じる。

3 高木京介 2回2安打1奪三振 失点1
・直球の平均スピードは130キロ後半
・変化球はスローカーブ、スライダー、チェンジアップ
・ボールの切れは感じたが詰めが甘い印象で、カウント有利の状況でも簡単にヒット許すケースが少なくない。

4 大竹寛 1回3安打 失点2
・直球の平均スピードは130キロ前半
・変化球はスライダーとチェンジアップ
・直球もチェンジアップも各打者に捉えられていたので、調整段階のベテランとはいえ厳しさを感じる投球だった。

5 宮國椋丞
登板中に放送が終了したため投球内容を詳しく確認していない。

【スコア】
紅組 024 001 021
白組 010 000 12
試合中継が9回途中で終了したので、以降については特筆すべき事があれば次回のブログで触れていく。

【総評】
・テレビ中継が9回表途中で終了したため、以降の詳細は確認次第に追記する。
・この試合も基本的には投手主導で配球を決めていた。
・レギュラー格小林と炭谷の後に岸田と大城がマスクを被ったが、両者ともに走者が一塁にいるときに防げるレベルの捕球ミスを犯して走者を進めてしまった。
・細かいミスもあったが、特に若い選手は守備で好プレーを連発して観客を大いに沸かせていた。
・試合内容としては、田原以外の投手陣が総じて高めに集まる傾向にあったため、各打者がフルスイング出来る展開となり、大味なゲーム運びとなった。
・全体的に投手陣はボールの走りも悪く、お疲れモードの雰囲気を感じるので、この試合で結果を残した打者への評価は抑え気味にした方が良いとは思う。

以上 敬称略
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