2019 巨人春季キャンプレポート 2月19日「激しさを増す一軍投手枠の争い」

2019 巨人春季キャンプレポート 2月19日「激しさを増す一軍投手枠の争い」

今日の沖縄は日差しが強く、気温も25℃を超える夏のような天候でスタートしたが、一方で南風が強く昼過ぎから激しい雨に見舞われていた。





【宮崎 天候】10:50
天気 晴れ、気温 25.6℃
非常に暖かくて強い日差し、風速12mという強風の中で練習が行われていたが、午後一時頃から強い雨が振り始めて室内練習場に移動した。

【練習メニュー】

【キャンプトピックス】
★ 中島宏之
このキャンプで初めてサードとして守備練習を行っていた。
キャンプ序盤はコンディション不良で出遅れていたが、ここにきて練習強度を上げてきたようだ。

★ 阿部慎之助
本隊とは離れて室内練習場で別メニュー調整中

★ 田口麗斗
先日のDeNAとの練習試合をバックネット裏の記者席で観戦していた桑田真澄氏が、この試合で内容が良くなかった田口に対して何やらアドバイスを送っていた。

★ 岩隈久志
ブルペンでキャッチャーを立たせて六割程度の力で投げていた模様。
カットボールなど変化球も試投していたが、その様子を鍬原、坂本工、大江、田口などの若い投手が熱い視線で観察している姿が印象的で、最後は彼らに身振り手振りでアドバイスを送っていた。
宮本投手コーチの話では、前半戦は去年の松坂と同じように「登板⇒抹消⇒登板」を繰り返すパターンでの起用を考えているとのこと。

★ 丸佳浩、陽岱鋼
明日、韓国の起亜タイガースとの練習試合では、これまでのポジションを変えてセンターに陽岱鋼、ライトに丸佳浩が起用される模様。

【フリーバッティング雑感】
★ 中島宏之
一昨日までの実戦練習でのバットスイングは下半身が使えていなかったが、今日のフリーバッティングを見ていたらかなり腰の入った下半身主導のバットスイングになっていた。
前段でも触れたがかなりコンディションが上がってると見てよいだろう。

★ ビヤヌエバ
スイングの軌道はかなり良くなってると思う。
キャンプ当初はテイクバックの際にやや無駄な動き(力み)を感じたが、構えがかなり柔らかく自然体になってきたので、スイングに鋭さを感じるようになってきた。
その一方で気になるのが、インパクトの瞬間にやや上体(腰)が伸び上がってしまう事。
トップからインパクトの瞬間に、左足のつま先で突っかかってしまう「上体の突っ込み」は無くなってきたので、コンディションが上がって下半身を柔らかく使えるようになればもっとバッティングは良くなると思う。





【特集:激しさを増す一軍投手枠の争い】
今回は現時点での一軍投手枠争いを考察していく。
まず、前提として外国人枠の問題が大きく絡んでくるので、外国人枠が「投手2野手2のケース」と「投手3野手1のケース」に分けて考えてみる。

★外国人枠が投手2野手2のケース(投手13人)
先発6 菅野智之、山口俊、メルセデス、今村信貴、田口麗斗、高橋優貴(畠世周、野上亮磨)
中継6 澤村拓一、吉川光夫、大江竜聖、田原誠次、鍬原拓也、桜井俊貴
抑え1 クック
※メルセデスとヤングマンの二択は、安定感でメルセデスがリードしている。
※クックが順調に調子を上げていけば彼を使うだろうが、仮に上がってこなかった場合はヤングマンを入れて先発陣を更に充実させる可能性もあるし、その場合は今村、田口、高橋、畠、野上の五人で残り二つの席を争うことになる。
そして、抑えは澤村が入り、中継ぎの補充として育成の坂本工の支配下登録が有力視される。

★外国人枠が投手3野手1のケース(投手13人)
先発6 菅野智之、山口俊、メルセデス、ヤングマン、今村信貴、田口麗斗(畠世周、野上亮磨)
中継6 澤村拓一、吉川光夫、大江竜聖、田原誠次、鍬原拓也、桜井俊貴
抑え1 クック
※三人の左腕先発候補(今村、田口、高橋)と二人の右腕(畠、野上)が、これからの実戦登板で不安定さを露呈してしまうと先発ローテに外国人の二人(メルセデス、ヤングマン)を使わざるをえなくなる。
原監督はマスコミに対して「投手を含めた守りを重視する」と語ってるので、彼らのデキがチーム編成・戦略にも大きく関わってくると言っても過言ではない。

★ここにきて充実度が増している救援陣
・成長著しい左腕の大江竜聖が大きな戦力になる可能性が大きくなり、鍬原・桜井の元ドラ1コンビも確実に良くなってるので、リリーフ陣の層はかなり厚くなっている。
・セットアッパー候補の澤村と吉川光のレベルも上がってる印象で、このまま怪我無く順調にキャンプを終えれば、元々実績がある二人なので可能性は大きい。
・これでクックが抑えとして機能する力があれば、リーグでも上位のリリーフ陣となる。

★調整途上の実績組がどこまで上がってくるか?
・故障明けの上原・岩隈・マシソンなどの実績組に関しては、彼らを中心選手として起用せざるを得ない投手陣になってしまうと、優勝は夢で終わる可能性が高いと思っている。
・ハッキリ言って彼ら三人の力を必要とする時期は、暑さで投手陣がへばってくる「8月」と見てるので、そこまで他の投手陣が踏ん張れるか?又は首脳陣が我慢できるか?ここが大きなポイントとなると思う(彼らを全く起用する必要がない投手陣になれば優勝は間違いない)

★まとめ
まあ、ファン目線の希望的観測の要素が多くなってる事は否めないが、去年の同時期よりも「期待出来る若い投手が台頭してきてる」ことだけは確実に言える。
又、コーチ陣も一新されてるので、マンネリ化した空気感も無くなって良い意味での新たな競争意識が芽生えている雰囲気を映像からヒシヒシと感じる。
但し、前段でも書いたように投手陣のポイントは田口・今村・畠(プラス野上)だと見ている。
彼らがローテの一員としてキッチリ回って、毎回最低でもゲームを作ってくれれば仮に勝敗がイーブンで貯金を作れなくても、投手陣全体で考えるとバランスが良くなってリリーフ陣の負担も減ってくるし、ルーキーの高橋優を「熟成」させて交流戦明けから使うくらいの余裕が持てれば優勝も視野に入ってくる。
逆に去年のように彼らが不振や故障でローテから外れる事が多くなれば、どこかで無理をさせるような投手編成になって、それが必ず夏場以降に悪い結果となって現れてしまうだろう。
以上 敬称略
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