2019 練習試合 巨人vs起亜 2月20日「希望と課題を得た高橋優貴」

2019 練習試合 巨人vs起亜 2月20日「希望と課題を得た高橋優貴」

今日の那覇はどんよりとした曇り空ではあったが、何とかゲーム終了までは雨模様にはならずに、韓国起亜タイガースとの練習試合は無事に終わった。





【巨人スタメン】

【巨人打撃成績・選手雑感】
1二遊 吉川尚輝 3打数0安打
➀カウント1-0から真ん中直球に詰まってセンターフライ
➁カウント3-2から内角直球に詰まってセカンドゴロエラー
➃カウント2-2から真ん中低めのカーブを当てただけのショートゴロ、チェンジ
・直球に対してやや差し込まれるケースが多かった。

⇒遊 山本泰寛 2打数1安打
➆カウント2-2から真ん中低めのスライダーを拾って三遊間ヒット
➇カウント3-2から内角スライダーを見逃し三振
・少ないチャンスで何とかこの試合でも爪痕は残した。

2右 丸佳浩 3打数1安打
➀カウント2-2から真ん中直球を叩いてセンター前ヒット
➁カウント0-1から真ん中ツーシームを引っ掻けてセカンドゴロ、チェンジ
➄カウント2-2から真ん中スライダーに合わせるがレフトフライ
・バットスイングは特に問題なし

⇒右 亀井善行 2打数1安打
➆カウント0-1から内角低めのスライダーを巧く拾ってライト前ヒット、一塁走者は三塁に進塁
➇カウント1-0から真ん中高めのカットボールを引っ掻けてファーストゴロ
・状況を考えたベテランらしいバッティング内容だった。

3遊 坂本勇人 2打数1安打
➀カウント0-2から外郭低めのボール球を空振り三振
➂カウント1-2から内角直球にやや詰まってサード右への内野安打
・丸と同じでバットスイングに問題は感じない。

⇒走二 田中俊太 2打数1安打1四球
➄カウント2-0から真ん中カットボールを叩いてライト線突破の三塁打
➆カウント3-2からボールを見極めて四球
➇カウント2-0から内角カットボールに詰まってファーストフライ、チェンジ
・二打席目の四球はカウント0-2から誘い球に乗らずに奪った四球で、非常に評価は高くなる。
・一方で守備ではゴロの処理を誤り出塁を許す場面があった。

4指左 岡本和真 5打数2安打 打点3
➀バッテリーミスの間に一塁走者は三塁まで進塁⇒カウント1-2から内角低めのツーシームを捉えられずにサードゴロエラー、巨人1点先制
➂カウント1-2から内角スライダーを捉えるがセンターフライ
➄カウント2-2から真ん中カットボールを捉えて三遊間へのタイムリーヒット、打点1
➆カウント3-2から内角直球を強振して三塁線突破のタイムリー二塁打、一塁走者は本塁憤死、打点2
➈カウント2-2から外角低めの直球を見逃し三振
・彼はここまでの練習試合をただひとりフル出場しているが、相変わらず疲れた顔をせずに巨人の4番としての自覚を感じる。
・バッティングの内容は相変わらず良いとは言えないが、それでも結果を残しているあたりから流石というか確かな成長を感じる。

5左 ゲレーロ 2打数1安打1死球
➀初球の内角スライダーに詰まるがレフト前ヒット
➂スライダーが抜けて右腕に死球
➄初球の真ん中低めの直球を打ち上げてライトフライ
・練習試合では二度目の死球なので、かなりイラついていた場面があったが、今年もこういうケースは多くなるのでどこまでメンタルコントロール出来るか?

⇒左 立岡宗一郎 1打数0安打1死球
➆カウント0-1からスライダーが引っかかって右足に死球
➈カウント1-0から真ん中高めの直球に詰まってサードフライ
・二打席目は絶好球だったが打ち損じてしまった。

6一 ビヤヌエバ 3打数1安打 打点2
➀カウント1-1から真ん中スライダーを捉えて左中間突破のタイムリー二塁打、打点2
➂初球の内角ツーシームにバットが折れてレフトフライ
➄カウント1-0から真ん中低めのスライダーを引っ掻けてサードゴロ、チェンジ
・一打席目の二塁打は東京ドームなら確実にスタンドインしていた打球だったが、まだまだバットのしなりがなく、衝突させてるだけなので打球に伸びがない。
・これからコンディションが上がって膝を使えるようになれば、もっと打球が飛ぶと思う。

⇒一 和田恋 2打数0安打
➆⇒二塁牽制が悪送球となり走者が2.3塁に進塁⇒カウント2-2から真ん中低めのスライダーをバットの先で合わせただけのセンターフライ
➈カウント0-1から外角直球を捉えるがライトフライ、チェンジ
・何とか一本欲しかったが、二打席目は野手の正面を突く打球だった。

7中 陽岱鋼 3打数0安打
➀カウント0-2から内角直球にやや差し込まれてライトフライ、チェンジ
➂⇒二塁走者の田中俊太が三盗を狙うがアウト、チェンジ
➃初球の外角直球を引っ掻けてサードゴロ
➅カウント1-2から真ん中直球を引っ掻けてショートゴロ
・引っ掛けたり、詰まる打球が多いのは、まだまだタイミングが取れていない証拠といえる。

⇒中 松原聖弥 1打数0安打
➆カウント1-0から内角直球に詰まってライトフライ、チェンジ
・チャンスでの打席であったが爪痕を残すことが出来なかった。

8三 中島宏之 3打数1安打
➁カウント2-2から外角スライダーを合わせただけのライトフライ
➃カウント2-2から内角直球を詰まって技ありのレフト前ヒットカウント
➅カウント2-2から真ん中スライダーを合わせただけのライトフライ
・まだまだ実戦ではタイミングが取れずに、上体だけのテクニックに頼るスイングになってしまっている。
・もっともっとバットの振り込みが必要である。

⇒三 吉川大幾 1四球 盗塁1
➇カウント3-0から相手が制球を乱して四球
・攻走守で今日も結果を残して自身の存在を連日アピールしている。

9捕 小林誠司 3打数0安打
➁カウント1-1から内角直球に詰まってピッチャーゴロ
➃カウント1-1から真ん中低めの直球を打ち上げてライトフライ
➅初球の真ん中高めの直球を打ち上げてファーストファールフライ、チェンジ
・目先の結果に拘らずに、高橋優のボールを色々試していた配球だった。
・バッティングの方は相手の直球に押し込まれてしまっていた。

⇒捕 大城卓三 1打数1安打 打点1
➇⇒一塁走者の吉川大が盗塁成功⇒カウント2-1から真ん中低めの直球を捉えてライト前にタイムリーヒット、打点1
・バッティングでは結果を残してアピールに成功。





【巨人投手成績・選手雑感】
1 高橋優貴 3回4安打2奪三振 失点2
➀最速145キロ、平均では140キロ前半の直球とスライダーだけで打者を討ち取っていた。先頭打者に対していきなり3ボールとなって緊張している様子が伺われたが、そこから冷静にカウントを整えて最後はスライダーで討ち取って事なきを得た。
➁このイニングの内容は完璧に近い。まず先頭打者にはオール直球で詰まらせて、次の打者には直球とスクリューボールのコンビネーションで三振を奪い、そして三人目の打者にはカーブとスライダーでカウントを整えて、直球を見せたうえで最後はスクリューで空振りを奪っていた。
➂このイニングは明らかにへばっていた。全体的にボールが浮いて直球のスピードも140キロに満たず、おまけにバッテリーエラーと自身のベースカバーミスなども重なって苦しいマウンドになってしまった。
★短評
・個人的にはまずまず合格点の内容と見ている
・特にカウントが苦しい状況でも変化球を使ってカウントを整えられる器用さ、スライダー回転の質の良い直球、決め球で十分に使えるスクリューボールを持ってる点などを考えると十分にプロでやっていけるポテンシャルを感じる。
・一方で課題は、やはり体力面でまだまだひ弱さを感じるので、先発として使うならもう少し基礎体力が必要かもしれない。

2 ヤングマン 2回1/3 1安打2四球2奪三振 失点1
➃140キロ中盤の直球とカーブを軸にスライダーを織り交ぜていたが、全体的に制球に苦しんでいた。
➄このイニングは特に直球にバラツキが多く抜け球も目立っていたが、何とか無失点で切り抜けた。
➅先頭打者を外角カットボールで三振を奪ったところで交代。
★短評
・相手に粘り負けて四球を許すケースが目立ってしまっていたが、決め球のカーブの精度も今一つに感じた。
・簡単に二盗を許してしまった場面があり、やはりクイックモーションは大きな課題となる。

3 桜井俊貴 2/3回 0安打1奪三振 失点0
➅味方のエラーでの出塁はあったが、130キロ台中盤の直球と緩いカーブ、チェンジアップ、スライダーを効果的に織り交ぜて無失点で切り抜ける
★短評
・直球は球速は出ていないが、去年よりもボールに角度を感じるしシュート回転もかなり改善されてるので質は上がってる。

4 吉川光夫 1回0安打2奪三振 失点0
➆最初は少しボールが抜け気味だったが、直ぐに改善されて140キロ前半の直球と100キロ台の緩いカーブ、横滑りの鋭いスライダーで打者を翻弄していた。
★短評
・球質の良い直球で打者を押し込んで、緩いカーブでカウントを稼ぐ形が作れているので、レベルの低い相手とはいえ内容は上々と見て良いし、新セットアッパーとして益々期待感が高まった。

5 澤村拓一 1回2安打1四球3奪三振 失点2
➇150キロ弱の直球を軸にカットボールとフォークを絡めて配球していたが、質が良いボールと悪いボールがハッキリしていてバラツキがあった。
★短評
・特に直球がひっかかったり抜けてしまったりと安定感が乏しかったので、ここはこれから調整していけばよいと思うが、前回良かったスライダー系でカウントを稼げなかった事はやや気掛かりではある。

6 戸根千明 1回1安打1四球1奪三振 失点0
➈切れのある140キロ中盤の直球とスライダー・チェンジアップを織り交ぜて打者をねじ伏せていた。
★短評
・直球に関しては素晴らしい球質で文句なし。
・一方でスライダーとチェンジアップは精度がまだまだで、特にスライダーは左打者に多投していたが、肩口から入ってくる抜けた甘いボールが多かったので、まだまだ信頼出来る内容とまでは言えない。
・カウントを追い込んでから「ストライクゾーンからストライクゾーンに変化するボール」ではなく「ストライクゾーンからボールゾーンに逃げていくボール」を投げる制球力を身に着けていかないと僅差の場面での起用は難しい。

【スコアボード】
巨人 300 010 210 7
起亜 002 000 020 5
試合は7対5で巨人が勝った。

【総評】
・相手の外国人投手二人(前DeNAのウィーランドを含む)は、140キロ後半の直球と鋭い変化球を投げていたのでそれなりのレベルだったが、他の韓国人投手に関してはやや力が落ちるので、この7得点はある意味納得というか当然ともいえる。
・投手陣の方は明暗が分かれた。高橋優、桜井、吉川光、戸根に関しては合格点、一方でヤングマン、澤村はやや不安を感じる内容でこれから調整が必要だろう。
・特に澤村に関しては、チームの命運を握っているといっても過言ではなく、前回と今回の投球内容に大きな落差があったので、彼には酷だが高いレベルの安定感が求められる。
以上 敬称略
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