【試合総評】悔しさと寂しさ。。【セ公式戦 GvsC 11回戦・5月14日】

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昨日の試合は、ある条件をクリアすれば「勝てる可能性が高い」と思っていた。 
その条件とは「G先発マイコラスが6回3失点以内で凌ぐ」ことだった。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広 島 1 0 0 2 2 0 0 0 0 5
巨 人 0 3 0 0 0 0 0 1 0 4

 
筆者の目には、C先発の野村は嫌な相手ではない。
彼のピッチングの特徴は「相手の精神状態」を巧みに利用するピッチングなので、先制点を奪ってしまえば彼の術中にハマる事はない。
又、中盤以降も接戦になれば、長打警戒の色が濃くなってくるので、彼のピッチングは徐々に偏ってくる。
そうなれば、打者としては狙い球が絞りやすい。 

だが、G先発マイコラスは踏ん張れなかった。
更に厳しいことを言えば「抑える下地が出来ていない」ので当然と言える。
その下地とは、ピッチングを含めた投手としての総合力(牽制・クイック・守備等)の事。

決勝点を奪わ
れた5回を振り返る。
1アウト・ランナー1・3塁(3塁走者石原・1塁走者田中)の場面で、田中に2塁へ盗塁された。
この場面では1点は覚悟しなければならないが、1塁ランナーに盗塁を許した事で、更にピンチが拡がってしまった。

通常、ランナー1・3塁の場面では、3塁走者の生還を許さない為に2塁へは投げないが、この場面は3塁走者が足の遅い石原なので、1塁走者の盗塁はハードルが高い。
しかし、Cベンチは躊躇することなく走らせてきた。
これは当然、マイコラスの牽制とクイックモーションが下手な事を見越した作戦だった。

結果、この盗塁を許してランナー2・3塁にしてしまった事が、その後のワイルドピッチが単なる1失点で終わらず、3塁に再び走者を置く大ピンチを作る要因となってしまった。
そしてGベンチが動いて高木京に交代するが、続く丸の犠牲フライで得点差が2点と拡がる形になった。

見方によっては、マイコラスを引っ張り過ぎたという考えも無くはないが、Gベンチとしては菊地へのワイルドピッチが誤算だった。
恐らく、この場面ではマイコラスは菊地までという計算でGベンチは考えていた筈で、どちらにしろ丸に対して高木京をぶつける考えだったと思う。
それが失点してしまい、尚且つ1・3塁という状況になってしまったので、丸はリラックスした状態で犠牲フライを狙う事が出来た。

筆者の頭のなかには「1点差なら十分チャンスはある」と考えていたが、2点差になるとかなりキツイ状況になると判断していた。
というのも、2点差のまま終盤までいくと「G中継ぎ陣が、気持ち的にイケイケ状態のC打線を抑えきれなくなる」と考えたからである。
しかし、そんな筆者の心配をよそに、G中継ぎ陣は無失点で凌いでくれた。
これは試合の流れを変える「大きな仕事」だった。

そして迎えた8回裏、ノーアウト1・3塁で代打高橋由の場面。
カウントがフルカウントになり、当然1塁走者の代走鈴木を走らせると思っていたが、Gベンチは動かなかった。
結果はダブルプレーで、1点獲得したがチャンスは消えてしまった。

この場面で痛感したのは、G首脳陣の高橋由に対する信頼が薄らいでいる事。
恐らくGベンチは、この場面で鈴木を走らせて盗塁死、尚且つ高橋由が空振り三振という結果を恐れたのだろう。
こうなってしまうと、この回は無得点が濃厚で、最終回の上位打線での攻撃でも苦しくなってしまうので「最悪の結果」を避けようと判断したと思う。

去年までなら、間違いなく走らせていたが、今回はその策を取らなかった。
個人的には、この判断は支持したくないが、それよりも「寂しさ」を感じる事の方が強かった。
筆者は彼に対して「急激に衰えている」とは感じていないが、私が思っている以上に首脳陣は感じてしまっているのかもしれないと・・・。

以上 敬称略


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