「原監督への提言! 外国人枠は野手2-投手2で勝負すべし!」オリックスvs巨人 オープン戦 2019.3.8

「原監督への提言! 外国人枠は野手2-投手2で勝負すべし!」オリックスvs巨人 オープン戦 2019.3.8

巨人は金曜日からの週末三日間は関西でオープン戦を行う。
まず金曜・土曜日は京セラドームでオリックスと、日曜日は甲子園へ乗り込んで阪神と対戦する。
尚、侍ジャパンとして選出された岡本、吉川尚、小林、田口の四選手は、土日の強化試合(対メキシコ)二連戦に出場する為、日曜日までチームを離れる事になりオープン戦には出場しない。



【スタメン】

【巨人攻撃経過:野手短評】
1遊 坂本勇人 4打数2安打 打点1(HR1)
➀フルカウントから真ん中カットボールを捉えてレフトスタンドへのソロホームラン、打点1
➂カウント2-2から真ん中ツーシームを捉えたがレフトフライ
➄カウント2-2から真ん中低めのフォークを捉えるがセンターフライ
➆カウント2-2から外角高めの直球を叩いてセンター前ヒット
★全打席でバットの芯に近いところで捉えることが出来ていた。
★但し、ボールを呼び込んで捉える形には程遠いので、ここから徐々に上げていってもらいたい。
★まあ、彼と丸・岡本の三人の主力については「悪くなっても自分で修正する引き出しを持ってる」ので全く心配していない。

2二 田中俊太 2打数2四球
➀フルカウントから真ん中高めの直球を引っかけてセカンドゴロ
➂フルカウントから外角チェンジアップが外れて四球
➄カウント0-2から外角低めのフォークを空振り三振
➆カウント3-1から内角直球が外れて四球
★第三打席の内容は反省しなければならないが、二度の出塁は二番打者としては合格点だろう。

⇒走二 吉川大幾

3中 丸佳浩 4打数2安打
➀カウント2-2から外角低めのチェンジアップを拾ってライト前ヒット
➂カウント2-0からランエンドヒットを仕掛けてレフト前ヒット、ランナー1.3塁
➄フルカウントから真ん中フォークを引っかけてファーストゴロ、チェンジ
➆フルカウントから真ん中直球を打ち損じてセカンドフライ、チェンジ
★チャンスで一本出なかったが、オープン戦で彼に求めているのは本番への調整だけ。

4左 ゲレーロ 3打数0安打1四球
➀カウント0-1から真ん中低めのカットボールを引っかけて6-4-3のダブルプレー、チェンジ
➂カウント2-0から内角直球を捉えるがサードゴロ、チェンジ
➅カウント3-0から直球が大きく外れて四球
➇フルカウントから外角直球を空振り三振
★火曜日のバッティング内容から一転して、再び良くないゲレーロに戻っていた。
★具体的に言うと、ボールの見切りが早いというか、グリップが体から早く離れてしまうので、スイングから威圧感を全く感じない。

5三 ビヤヌエバ 3打数2安打1四球
➁カウント3-1から外角高めのチェンジアップを見切って四球
➃フルカウントから外角直球をバットの先でサードゴロ内野安打
➅カウント1-0から外角直球を捉えてセンター前ヒット
➇初球の外角高めの直球を打ち上げてショートフライ
★徐々にバッティングに「間」を感じるようになってきたので、ボールを長く見る時間を自然に作ることが出来ている。
★上記の理由でボールの見極めも良くなっており、四球も増えてきたし、明らかなボール球にも手を出さなくなっている。
★凡打も「紙一重」という内容が多くなってきた。

6指 亀井善行 3打数0安打
➁カウント1-2から真ん中低めのチェンジアップに泳がされてサードフライ
➃カウント1-2から内角直球に詰まってショートフライ
➅カウント1-2から外角低めのフォークを引っかけてピッチャーゴロ、ランナーは1.3塁。
★全くタイミングが合っていないので、打ちそうな雰囲気が全くなかった。
★かなりスイングが乱れているので故障には注意してほしい。

⇒打指 大城卓三 1打数0安打
➇カウント1-1から真ん中低めのチェンジアップにやや泳いでライトフライ、チェンジ
★スイングは良かったがバットの先だった

7右 陽岱鋼 4打数0安打
➁カウント0-1から内角ツーシームに詰まってセカンドフライ
➃カウント1-0から真ん中高めの直球を捉えるがセンターフライ
➅カウント1-0から外角直球を引っかけて6-4-3のダブルプレー、チェンジ
➈初球の外角高めの直球を捉えるがピッチャーゴロ
★故障明けという事を差し引いても、野球脳を使ったバッティングが全く出来ていない。
★例えば6回のチャンスの場面での、カウント1-0から外角直球を引っかけてしまうバッティングは全く理解できないし、自身が以前語っていたように課題となってる「頭を使ったバッティング」を首脳陣にアピールする絶好の場面だったが、去年と全く同じバッティング内容で「単純に打つだけ」「打ちたいだけ」というスイングに見えた。
★同じ投手と二度目の対戦で、しかも相手は制球が乱れていた場面でもあったので、ここは追い込まれるまでは狙い球を小さく絞って勝負してほしかった。

8一 中島宏之 4打数1安打
➁フルカウントから真ん中直球に詰まってショートゴロ、チェンジ
➃カウント1-2から外角スライダーに合わせるがファーストゴロ、チェンジ
➆カウント2-1から真ん中低めの直球に詰まってサードゴロ
➈カウント3-1から外角低めの直球を捉えて三遊間を破るヒット
★徐々に自分の「間」でバットスイングが出来るようになって、ボールを手元まで呼び込む形が作れつつある。
★特に最後の打席は、しっかり右足に軸を置いてから体重移動出来ていたので、状態は上向きであることは間違いない。
★ここまで「手打ち」が多かったが、ようやく彼らしいスイングを見せてもらった。

⇒走 若林晃弘

9捕 炭谷銀仁朗 4打数1安打
➂カウント1-2から外角直球を捉えたがセカンドライナー
➄初球の外角直球を捉えて1.2塁間を破るヒット
➆カウント2-2から外角高めのカーブに泳いでライトフライ
➈カウント2-0から外角低めの直球に合わせに行って4-6-3のダブルプレー、ゲームセット
★バッティングは一時よりは良くなっているが、まだまだボールを迎えに行ってしまってるので悪球に手を出しやすい。
★二度の二盗を許していたが、ここは投手を含めてバッテリーの甘さを感じた。



【巨人投手雑感】
1 菅野智之 4回9安打1四球6奪三振 失点6(HR1)
➀左打者三人に対して内へはカットボール、外にはワンシームを中心に投げ分けていた。
ややスライダーの制球が甘くなっていたがヒット一本で凌ぐ。
➁先頭の頓宮にはヒットを許したが後続を三者連続三振で討ち取る
➂ボールに変化はなかったが、オリックス打線の積極的なバッティングが功を奏し連打を許して3失点。
➃カウント球の変化球が決まらず、直球を狙い打たれて長短打をくらい3失点。
★直球の平均球速は140キロ中盤、変化球はカットボール、ワンシーム、スライダー。
★調子が良くなかったのか?それとも力を抑えて投げていたか?何とも分からないが、フォームに力感を感じなかった。
★左打者への内と外の出し入れはまずまず良かった。
★一方で右打者に対してはややボールが抜け気味で逆球も少なくなかった。
★3.4回はギアチェンジする前に畳みかけられていた印象で、あれよあれよと連打を喫してしまった。
★スライダーの制球・切れが良くなかったので、やや投球が窮屈になり直球を狙い打たれていた印象。

2 宮國椋丞 1回1安打1四球1奪三振 失点1(HR1)
➄ボール先行で苦し紛れに投げた真ん中のシュートをT-岡田に捉えられてHRをくらう
★直球の平均球速は140キロ前半、変化球はシュート、スライダー、スローカーブ、カットボール、フォーク。
★直球系で打者を押し込んでいける球威がないので、ボール先行になると非常に苦しい。
★相変わらずボールを置きに行ってしまっている印象で、投げてるボールに「強さ」を感じないので、打者目線では威圧感を感じない。
★彼も形に拘り過ぎていて、投手の本質を見失っている印象を受ける。
★これだけ器用に変化球を投げる事が出来るのに、基本である右打者の外角低め直球の精度が低いので、ピッチングの形が作れていない。

3 中川皓太 2回1安打3奪三振 失点0
➅先頭打者にヒットを打たれ、その後は足で揺さぶられたが三盗失敗があって無失点で切り抜ける。
➆切れの良い直球と低めにスライダーを集めて三者凡退に討ち取る。
★直球の平均球速は140キロ前後、変化球はスライダーだけ投げていた(持ち球としてはチェンジアップ、カーブもある)
★直球はスピードガンでは140キロそこそこだが、ベース上での強さは感じる質感がある。
★一方で変化球はスライダーしか投げなかったが制球が今一つ。
★カウント球のスライダーが決まらずにボール先行になると直球を狙われるので苦しくなる。
★彼に物足りなさを感じる最大の要因は「マウンド上で自信なさげに感じる」こと。
「鞭のようにしなる左腕から投じられる角度を感じる直球」という長所を考えれば、もっともっとリリーフで活躍してもおかしくないが、どうもメンタルの弱さが邪魔しているように感じる。
★この試合でもリリーフで出てきて六つのアウトのうち三振を三つ奪っているように、これだけ三振を奪える能力というのはリリーフ投手にとっては大きな武器なので、持ってるポテンシャルは本人が思っている以上に有る筈である。
もっと自分を信じて打者を見下すくらいにガンガン攻めていってほしい。

4 桜井俊貴 1回1四球 失点0
➇右打者に対しての制球は今一つだったが、対左打者には完璧な投球だった。
★直球の平均球速は140キロ中盤、変化球はスライダー、カーブ、カットボール
★左打者内角へのカットボールは非常に良かった。
★一方でカウント球のカーブがなかなか決まらず、右打者に苦戦していた要因となっていた。
★彼の場合は去年・一昨年の同時期のオープン戦で、殆ど実績を積み上げることが出来ていなかった現実があったので、内容はともかくしっかり無失点で抑えていることは大きな進歩と言える。

【オリックス注目選手雑感】
1 エップラー(投手
★去年、3Aで13勝をマークした先発ローテ候補のアメリカ人
★直球の平均球速は140キロ中盤、変化球はスライダー、カットボール、チェンジアップ、ツーシーム、カーブ。
★長身から投げ下ろすボールは角度を感じるし、勝負球のチェンジアップもなかなかのモノ。
★今日はややボールにバラツキがあったが、全体的な印象では纏まったタイプの投手といえる。
★課題はカウント球で使う変化球(カーブ、スライダー、カットボール)の精度か?

2 頓宮裕真(サード
★亜大出身で強打が売りの大卒ドラ2ルーキー
★やや踵体重なる時があるのでそこは気になるが、タイミングの取り方に天性のセンスを感じるし、バッティングの「間」の作り方も非常に上手い。
★自然と「間」が作れているので、懐が深いバッティングになってるし、インパクトの強さを感じるスイングが出来ている。
★一方で不慣れなサードの守備力(大学時代は捕手)はこれからの課題となる。

3 西浦楓大(レフト)
★高卒二年目ながらも外野の一角を奪おうとしているオリックス期待のホープ
★まだまだ線は細いが、それに似合わない非常にシャープで力強いスイングをする(菅野からホームランを放つ)
★しっかり軸足に乗せてから体重移動しており、俊足の左打者にありがちな言わゆる「走り打ち」という形は微塵も感じない。
★脚力もあるようなので外野守備も経験を積んでいけば形になっていくだろう。

【スコア:登板投手】
巨人 100 000 000 1
オリ 003 310 00X 7
菅野4回-宮國1回-中川2回-桜井1回
エップラー2回2/3-小林4回1/3-澤田1回-増井1回

【試合総評】
1 エースが大量失点を喫して意気消沈した巨人打線
菅野が自ら語っているようにエースが序盤から失点を重ねると、当然ながら他の投手の時以上に意気消沈して反撃の機運が弱まってしまう。
ハッキリ言ってこの試合で対戦したオリックス投手陣は決してハイレベルという投球をしていなかったし、岡本不在でも何とか得点を重ねてほしかったが、スミ1で終わってしまった。

2 特に6番・7番で打線が切れてしまう巨人打線
勿論、オープン戦なので個人で考えている課題を消化していくうえで、積極的にスイングしていく姿勢は理解できるが、折角の実戦練習なのだから、もう少し考えて打席に立ってもらいたい。
特に前段で書いたように、6番陽岱鋼は故障明けではあるがバッティングの状態がそんなに悪いというわけでもなく凡打を重ねているので、外から見てると非常に勿体ないと思うし残念至極である。
一方で7番亀井はバッティングの状態が、まだまだ調整途上なので、凡打はある意味仕方がないので納得するしかない(いずれ必ず状態は上がってくるだろう)
現時点での見立てでは外国人野手が一人になる事が有力視されてるので、彼らと中島の三人が6番と7番を主に任せられると思うが、彼らベテラン勢が働いてくれないと巨人打線の攻撃力は間違いなく半減し、我慢できなくなった原監督は打線のテコ入れを重視して「打てる捕手」の起用に舵を切り、大城の起用や「禁断の阿部スタメン起用」という選択も視野に入ってくるだろう。

3 仮に野手の外国人枠が一つなら現時点ではビヤヌエバの方に魅力を感じる
ビヤヌエバの野球に対する真摯な姿勢(何とか課題を克服しようする姿)と、彼が意外にも手元まで引き付けるバッティングが出来る打者だと分かってきたこと、そして意外にボール球に手を出さないこと、などを総合的に考えると、個人的には「今後への期待・伸びしろ込み」で彼を優先で使って欲しい。
勿論、ゲレーロにも大いに期待してるし、個人的には優勝を狙うには外国人枠は「2-2」でないと難しいと思っているので、その可能性も捨てないで模索してほしいと思う(ボールが強くて相手の主軸と力勝負が出来る畠と澤村がローテに入ってくれば、原監督は投手2を決断する可能性はある)

4 投打で魅力的な若手が台頭してきたオリックス
台頭しているのは前段で紹介した頓宮・西浦の若手野手だけはなく、投手陣でも去年はリリーフエースとして活躍していた山本も先発転向で大躍進の可能性を秘めている。
キャンプ前の前評判では、西・金子・中島などの主軸がチームを去って、戦力的に非常に苦しいと伝えられていたが、ここまでのオープン戦を見ていると逆に若手が躍動して去年とは全く別チームに生まれ変わった雰囲気がある。
山岡・山本を中心とした若手投手と実力派の外国人たちが融合すれば決して侮れない投手陣を形成するし、打線も軸になる吉田尚とマレーロが怪我無く一年数字を残し、新外国人のメネセスも機能して、これに前述の若手たちが巧く絡んでいければ得点力不足には陥らないだろう。
こう考えるとオリックスも十分に台風の目になるチーム力は感じる。
以上 敬称略
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