マスコミ注目度が低いG若手が奮起!【超激辛紅白戦レポート2月12日】

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今日の宮崎も天候に恵まれた。
やや肌寒さはあるが、今日から始まる紅白戦は良いコンディションの中で行われた。


~トピックス~
①ポレダ・マイコラスがフリーバッティングに登場
②紅白戦始まる


~紅白戦レポート~
先攻・紅組
① 5 中井
② 4 藤村
③ 9 金城
④ 8 大田
⑤ 7 堂上
⑥ 6 寺内
⑦ 3 辻
⑧ 2 小林
⑨ D 加藤
  P 小山
後攻・白組
① 8 橋本
② 4 片岡
③ 6 坂本
④ 3 阿部
⑤ 5 村田
⑥ 9 亀井
⑦ 7 鈴木
⑧ 2 相川
⑨ D 實松
  P 西村
~紅組打者・個別内容~
①中井 3打数無安打
・内高め直球を鋭いスイングでショート強襲エラー
・中スライダーを少し詰まってレフトフライ
・低めフォークを掬い上げて大きなレフトフライ
バッティングの内容は良かった。
ヒットは生まれなかったが、自分のポイントでしっかり捉えている。
②藤村 3打数無安打
・外シュートを引っ掻けてセカンドゴロ
・高め直球を打ち上げてサードファールフライ
・内高め直球に差し込まれてセカンドフライ
実戦になると下半身主導のスイングが出来ていない。
体が流れる癖を意識しているせいか、逆に差し込まれるスイングが多い。
③金城 3打数無安打
・内高め直球を強引に引っ張りファーストゴロ進塁打
・中スライダーを叩くが強いファーストゴロ
・中低めのフォークに泳いでレフトフライ
④大田 2打数1安打1打点
・内低め直球を見事に弾き返してレフト前タイムリー
・内高め直球にバットを折られてショートゴロ
以前と違い、打席で落ち着きを感じる。
結果を考えずに自分のバッティングに徹している。
⑤堂上 2打数無安打
・タイミング悪くないがバットの先でセンターフライ
・内低め直球を打たされてファーストゴロ
守備で目測を誤り、頭上を越されるタイムリーエラーがあった。
バッティングの内容は悪くない。
⑥寺内 2打数無安打
・内直球に差し込まれてショートゴロ
・外高め直球を当てただけのライトフライ
⑦辻  2打数無安打
・内直球に差し込まれてセカンドゴロ
・高め直球に空振り三振
⑧小林 1打数無安打1四球
・相手のボールが定まらず四球
・外直球に当てただけのセカンドフライ
⑨加藤 2打数無安打
・外高め直球を叩いてファーストゴロ
・内低め直球に詰まってショートゴロ

~赤組投手・個別雑感~
★小山 2回4安打2失点
直球のスピードは140キロ前後
カーブは1球投げたが完全なボールでフォークはまずまず。
堂上の不味い守備で2失点となったが、内容はそんなに悪くない。
但し、今日の投球を細かく見ると彼の問題点が露呈した面もある。
カウント球として使うフォークが決まらなくなると、一気にピッチングが苦しくなる。
こういう場面でカーブをカウント球として使えればキャッチャーも楽になるが、ランナーが居ない場面では直球でカウントを稼がねばならない状況になっている。
この試合でも失点したイニングでも同様だった。

★今村 2回無安打無失点
直球のスピードは140キロ前後だったがキレが良かった。
変化球もスライダー・カーブが低めにキッチリ制球されて打者を惑わせていた。
腕の振りも良く、球持ちが長いので打者は差し込まれていた。
唯一、スローカーブだけ抜けて大きく外していた。
総じて内容は抜群に良かった。

★高木勇 2回2安打無失点 2四死球
直球のスピードは140キロ前後
変化球はスライダー系を中心にシンカー気味のシュートを投げていた。
今日は腕が振れていなかった。
恐らく最初に対戦した相川に甘く入ったスライダーを合わせられたので、少し焦ったのかもしれない。
その後の實松にもカウントを悪くしたが、相手の打ち損じでゲッツーに仕留めた。
2イニング目も結果的に抑えたが、内容的には物足りない。
総じて高めにボールが集まっていた。
正直言えば、この試合の内容では一軍に定着するには厳しい。
直球のスピード感も物足りないし、スライダー頼みの攻めでは直ぐに攻略されるだろう。
もっと打者の懐に強いボールを投げる意識が欲しいし、それを出来る制球力を彼は備えていると思う。


~白組打者・個別内容~
①橋本 3打数1安打
・外高め直球を強引に引っ掻けてピッチャーゴロ
・フォークに泳がされてファーストゴロ
・内スライダーに詰まってセンター前ポテンヒット
②片岡 3打数無安打
・外高め直球を逆らわずにセンターライナー
・内直球にバットを折られてサードゴロ
・中直球を捉えたがショートゴロ
内容は悪くなかった。
バットのヘッドが落ちていないので、強い打球を放っていた。
③坂本 1打数1安打
・外直球を綺麗に弾き返してセンター前ヒット
・外低め直球を打たされてセカンドゴロ
・外直球に押されてショートフライ
彼も内容的には悪くない。
タイミングを崩されるようなスイングは少なかった。
④阿部 2打数無安打1四球
・内直球に差し込まれてショートゴロ
・中直球に差し込まれてファーストゴロ
・際どいコースを見切って四球
⑤村田 2打数無安打1四球
・低め直球を引っ掻けてサードゴロ
・低めチェンジアップを引っ掻けてサードゴロ
・インスラが抜けてデッドボール
⑥亀井 3打数1安打
・高め直球を見事に叩いてライト頭上越えのヒット
・内スライダーを泳いでセカンドゴロ
・中スライダーを引き付けてレフトフライ
中井・相川と並んで、今日の打撃陣では内容が秀逸だった。
ボールの見極めもしっかりとれていた。
⑦鈴木 3打数1安打
・中直球を綺麗に弾き返してセンター前ヒット
・中直球に差し込まれてセカンドゴロ
・外直球を当てるだけのサードゴロ
⑧相川 2打数2安打2打点
・内直球を綺麗に捉えた打球は
 レフトの目測ミスで頭越えのツーベースで打点2
・中スライダーをセンター前ヒット
センター方向への意識が感じられ、それが好結果に繋がっている。
バットが内から出てくるのでヒットゾーンが広い。
バッティング技術は、現状のG捕手陣の中ではNO1だろう。
⑨實松 2打数無安打
・高め直球を叩くがサードゴロ
・中低めの直球を引っ掻けてショートゴロWプレー


~白組投手・個別雑感~
★西村 2回1安打1四球1失点(自責0)
直球系のスピードは140キロ前後
今の時期ならボールの走りはまずまず。
変化球はスライダー・フォークを少し投げていたが、相手が早打ちだったので評価が難しい
気になったのは相手打者が簡単にタイミングを合わせていたこと。
次回のピッチングを見る時に留意しておきたいポイントである。

★宮國 2回無安打無失点
直球系のスピードは140キロ前後だがボールに力を感じた。
変化球はスライダーが中心でフォーク系を少々。
立ち上がりは確かにボールのキレは感じたが、全体的に直球・変化球ともに制球がアバウトで、結果オーライの側面が強い。
だが2イニング目は全体的に捕手が意図する攻めに対して、しっかり答えるだけの制球力を見せていた。
このイニングの内容は抜群に良かった。

★笠原 2回無安打無失点
直球のスピードは142キロ前後。
変化球はスライダー・フォークでカウントを稼げていた。
制球についてはどちらも上々の内容。
少し驚いたのはフォークでカウントを稼いでいたこと。
去年までは叩きつけることが多かったが、ストライクゾーンで収まるようになってきた。
これはかなり大きい。
去年は直球の制球力に成長の跡を見せたし、このままスライダーを含めて制球力が上がれば、ボールの力は出色なので非常に面白い存在になる。
あとは「勝負処でフォークを低めに落とせるか?」
年々少しずつではあるが彼は確実に成長している。


~総評~
試合は6イニングで終了し2対1で白組の勝利
投手陣のデキは総じて良かったと思う。
但し、高木勇と西村については結果オーライの側面が強い。
目を引いたのは今村・宮國・笠原。
特に今村は甘いボールが殆どない完璧なピッチングだった。
この3人の台頭はGファン全員が期待するところ。
いつまでも内海、杉内に頼っているようでは、数年後の投手陣がガタガタに崩れる危険がある。
打者では中井・亀井・相川が良かった。
特に中井は、相手の勝負球である低めの変化球に対して、しっかり捉えていた。
大田の影にすっかり隠れているが、今季大ブレークするのは彼かもしれないと、筆者は密かに思ている。


~紅白戦で登板しなかった投手雑感~
★マイコラス
左打者相手のフリーバッティングに登板。
直球・カットボールを打者の胸元にキッチリ制球している。
全体的にややボールが高かったが、キレは良かった。
日々周囲の評価が上がっている彼だが、課題はこれからの実戦で出てくる事が予想される。
以前、当ブログでの特集記事で、彼のMLB時代の映像を見た上での雑感を書いた。
そこで課題として触れたのは「セットポジションで少し球威が落ちる」こと。
確かに以前と比べると、最近のブルペン映像では下半身がかなり使えているので、その懸念は杞憂に終わるかもしれない。
実戦で早くチェックしたい。

★ポレダ
右打者を相手にピッチングを行った。
今日は前回と比べると制球が悪かった。
変化球は殆どボールで、直球も抜けるケースが多かった。
彼を見てると、マイコラスとは違ってまだまだ仕上がりが遅く、肩を作っている状態に見えるので評価できない。
実戦で肩を作るタイプと見ている。

以上 敬称略


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