今年のG打線は阿部・亀井が鍵を握る【超激辛キャンプレポート2月14日】

今日も快晴のG宮崎キャンプ。
ここまで雨による大幅な練習メニューの変更はない。
気温は11度前後。
風は今日も強く体感温度は低い。


★トピックス
・ミスターがGキャンプ視察
 阿部のバッティングを熱血始動
・ブルペンでの投げ込みを映像で確認した投手
 久保、菅野、大竹、高木勇、西村、小山
・長野が開幕へ向けて順調にステップアップ


今回は記事にする材料が乏しかったので、今年のG打線のキーマンを考えた。
【今年のG打線は長打力のある左打者が鍵を握る】
ここまで、G春季キャンプは順調に消化している。
特に野手陣は若手が結果を残しており、Gファンも期待で胸を踊らせている。
中でも中井・大田という次代の主軸候補の躍進ぶりに目を奪われている。
だが、去年の戦いぶりを改めて考えると、苦手としている投手の傾向から思い浮かぶ、G打線の死角は解消されているとは言い難い。
その死角というのは、各球団の右の先発とリリーフエースに苦戦したこと。
ざっと挙げると以下の通り。
阪神 メッセンジャー・藤浪・福原・安藤・呉
広島 前田・大瀬良・一岡・中崎
中日 山井・又吉・福谷
横浜 久保・モスコーソ・山口・井納・三上
ヤクルト 小川・石山・秋吉
他にもパリーグエース級の則本・金子・大谷・石川等には内容的には完璧に押さえ込まれた試合があった。
上記セリーグ各投手の中には、防御率や勝敗では分が良い投手もいるが、内容を考えるとG打線が押されていた印象が強い。
一昔前では「G打線の弱点は左投手」が定説で、実際去年も阪神や横浜は優先的に左投手をぶつけていた。
しかし、その両球団も前半しつこくぶつけていた榎田や尚成を後半からは殆ど起用しなくなった。
勿論、まだ苦戦している左投手もいるし、特に岩田や大野あたりには苦労している。
しかし彼らの場合は特殊なケースだと思う。
二人の共通点は、右打者の懐にカット気味で入ってくる速い直球とチェンジアップが特徴
打ちにくさで言えば、右打者の方が厳しい。
この投手起用の変化は、小笠原・阿部・高橋由の衰えや亀井の出場試合減で、ポイントゲッターになる左の強打者の割合が減っている事が考えられる。
つまり、昔ほど左をあえてぶつける必要性は減っていると、各球団が理解し始めた訳だ。
一方で右の村田加入、長野や坂本が彼らと入れ替わり主軸となる事で以前よりも対左を苦にしない傾向も出てきた。
その証拠に左アレルギーの象徴だった能見に対して、しっかり攻略するケースが増えた。
つまり、今のG打線は並みの左投手をあてるより、右のエース級をぶつけた方が勝率が良いということ。
さて、それを踏まえた上で改めてG打線の構成を考えてみる。
★右で長打を期待できる主軸候補
坂本・村田・大田・中井・長野
★左で長打を期待できる主軸候補
阿部・亀井・アンダーソン・高橋由
★スイッチで長打を期待できる主軸候補
セペダ
こう見ると単純な数では、右も左も長打を期待できる打者に差はない。
しかし各選手のポジションを見ていくと、右打者はポジションが被っている選手は少ないが、左打者は外野とファーストに集中している。
つまり、左の強打者がスタメンを張れるポジションは限られている訳だ。
同じ左の橋本・松本哲はチャンスメーカーであってポイントゲッターではない。
金城も代打の切り札や、どちらかといえば短打で打点を稼ぐタイプなので彼らの代わりにはならない。
他にも育成の堂上や横川もポジションは上記左打者と被る。
このように選手構成を細かく見ていくと、阿部の復活と守備力のある亀井が年間通して数字を残さないと、去年のように右のエース級に苦戦必至となる。
アンダーソンや高橋由伸も素晴らしい能力をもっているが、あくまでも代役にすぎない。
特にアンダーソンが外野の一角を占める打線は、守備力が大きく損なわれるので、彼を外野のスタメンで使い続けるなら、3割20本程度の成績を残さなければ割りが合わなくなる。
どうしても使いたいのなら、東京ドーム限定なら大きく守備力が落ちる事もない。
しかし、その場合は橋本・大田の出場機会を減らして、伸び盛りの今を逃してしまう危険性が強い。
やはり優勝と近未来への投資も進めていくためには、ファースト阿部・レフト亀井の固定が望ましい。
アンダーソンはレフトとファーストのスペアで、由伸はレフトのスペアと代打の切り札。
残りの外野二つを長野を中心に大田と橋本の起用がベストと考える。
そして阿部と亀井がシーズン通して結果を残せば、去年のように右の好投手に苦労することは減ってくる。
つまり、苦戦したメッセンジャーや対戦成績が悪かった横浜に借りを返す事が可能になる。


以上 敬称略

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