Gセリーグ4連覇の大きな壁! カープの新戦力をチェック【超激辛GvsCオープン戦雑感2月21日】

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今日から一斉にオープン戦が始まった。
セリーグ4連覇を目指す読売ジャイアンツは、今年のセリーグ優勝争いで、最大のライバルと目されている広島東洋カープと腕試しを行った。
この試合でもG各選手をチェックしていくが、同時にカープの新戦力である野間とグスマンも見ていきたい。


★G出場野手雑感
①ショート 坂本
3打数1安打1打点
*ハーフスイング空振り三振
*右打ちで一二塁間ヒット 打点1
*タイミング外れてサードフライ
チャンスの場面では、難しいコースをしぶとくタイムリーヒット。

②レフト 松本哲
4打数1安打
*綺麗に合わせてレフト前ヒット
*詰まってピッチャーゴロ
*厳しいコース見送り三振
*合わせただけショートゴロエラー
簡単に打ち上げないし、ボールの見極めも良い。
結果はヒット1本だが内容は濃い。

③ライト 橋本
4打数1安打
*詰まってセカンドゴロ
*タイミングが合わずに見送り三振
*綺麗に叩いてライト前ヒット
*詰まってサードゴロ
まだ相手投手のクイックに、タイミングが合っていないケースが結構見られるが、内容は悪くない。
甘いボールに対してしっかり叩けている。

④センター 大田
4打数1安打
*巧く押っつけてセンター前ヒット
*バットの先でファーストゴロ
*詰まってサードフライ
*ボール球を振って空振り三振
相手バッテリーに翻弄されていた。
内と外のボールの出し入れに苦労している様子が伺われた。
守備でも風の計算が出来ずに、落球する場面があった。

⑤ファースト 堂上
4打数1安打
*打ち上げてレフトフライ
*セカンド内野安打
*詰まってショートゴロ(走者進塁)
*バットの先でれレフトフライ
やや右肩の開きが早いので壁が作れておらず、手打ちになっている。
疲れから来るかもしれないが、状態としては落ちていると思う。

⑥サード 中井
4打数3安打1打点 二塁打1
*落とされて空振り三振
*綺麗な右打ちライト前ヒット
*綺麗に引っ張ってレフト線ツーベース 打点1
*詰まってショートゴロ内野安打
今日も素晴らしかった。
内のボールは強打、外のボールは右打ち、相変わらず内容も伴った打席だった。

⑦DH 金城
1打数1安打1四球1打点
*ボールを見切って四球
*巧く合わせてライト前ヒット 打点1
状態は引き続き良い。
ボールの見逃し方、スイングスピードを見ると、十分仕上がっている。

⑧セカンド 片岡
3打数 無安打
*セカンド強襲スリーベース 打点1
*やや詰まってショートゴロ
*バットの先ピッチャーゴロ
各打席の内容は悪くなく、スイングもシャープだった。
状態は間違いなく上がっている。

⑨キャッチャー 小林
3打数1安打 二塁打1
*詰まってサードゴロ
*完璧に捉えてレフト越えツーベース
*詰まってサードゴロ
今日は何と言っても、持ち前の強肩で3度の盗塁機会を全て刺した事だろう。
相変わらず安定したスローイングを披露している。

⑩セカンド→ショート 井端 途中出場
2打数 無安打
*右打ち詰まってファーストゴロ
*捉えたがショートゴロ

⑪ショート 寺内 途中出場
2打数2安打
*やや詰まり気味レフト前ヒット
*詰まったショート内野安打
しぶとくヒットを2本稼いだ。

⑫キャッチャー 鬼屋敷 途中出場

⑬ライト 亀井 途中出場
1打数 無安打
*タイミングが合わず空振り三振

⑭代打 高橋由
1打数 無安打
*やや差し込まれて大きなライトフライ

⑮代走→レフト 鈴木
*盗塁失敗

⑯セカンド 藤村 


☆G出場投手雑感
①菅野
*3回2安打1四球1失点 奪三振2 披本塁打1
直球系のスピードは平均で141キロ、最速144キロ。
変化球はスライダーとカーブが中心で、フォークは確認出来なかった。
今日は全体的に直球・変化球共に抜け球が多く、制球に苦しんでいた。
そんな状態でも勝負処で討ち取る姿は流石だった。
明らかにボールのキレは前回の紅白戦より増している。
細かい制球については調整途上ではあるが、開幕に向けて順調に調整されている。
フォームについても特に気になった点は無かった。

②西村
*2回 無安打1四球 奪三振1
直球系のスピードは平均で140キロ前後。
変化球はスライダーとフォークを投げていた。
全体的に纏まっていてボールの切れ・制球共に上々だった。
但し気になるのは、初球から厳しいコースを狙いすぎること。
特にスライダーでカウントを稼ぎたい場面で、ボール自体は悪くないが、打者に見送られるケースが多い。
やはり、打者心理を考えれば、若いカウントから難しいコースには手を出しにくい。
特に変化球の場合は、カウント球ではやや甘いコース、勝負処ではストライクからボールゾーンに外れる方が、投球にメリハリが出てくる。
恐らく、初球から全力で打者に対峙するリリーフでの意識が、抜けていない事も大きいと思う。
菅野と西村のピッチングを比較すると、ボールの質では差はないが、このメリハリの差が大きい。

③小山
*2回3安打3四球1失点 奪三振1
直球のスピードは平均で142キロ、最速で145キロ。
変化球はフォークを中心にスローカーブも投げていた。
前回、フォークが抜けて頭部死球の退場となったので、今回は「フォークをしっかり腕を振って投げられるか?」を注目していた。
初回は変化球の制球を乱し、直球を狙われて失点した。
特にフォークは腕が緩んでいたので、打者にあっさり見切られていた。
やはり前回の影響が少なからず残っているようだ。
だが2回は全体的にしっかり腕を振っていたので、直球の走りも良くなり、カーブも効果的に使っていた。
今日の内容を纏めると、直球は角度・キレ共に上々、フォークに課題が残るという内容だった。

④久保
*1回2安打 無失点 奪三振1
直球のスピードは平均137キロ。
変化球はスライダー・カットボール・フォークを投げていた。
直球・変化球共に、キレ・制球はまずまずだった。

⑤澤村
*1回 無安打 無失点1奪三振
直球のスピードは平均で147キロ、最速で151キロ。
フォークは1球だけで、空振りを奪った。
今日投げた両軍の中継ぎ投手の中ではモノは違っていた。
直球のキレは、絶好調時に比べればもう一歩だが球筋が良い。
フォークも完璧なコース・落差で空振りを奪っていた。
上々の「抑え」デビューだろう。


※C注目選手雑感
① 野間峻祥(ライト)
3打数1安打1打点 本塁打1
*ストレートの四球(その後盗塁死)
*タイミング外されて空振り三振
*完璧に捉えてライトへホームラン 打点1
*合わせただけのファーストゴロ(その後盗塁死)
スイングはコンパクトで鋭い。
肘の使い方も柔らかく、しっかり下半身でスイングしている。
直球に対する反応は十分プロでやっていける。
守備も強肩で、落下点までのスピード感があるので、ライトとしてはプロでも上位。

②ヘスス・グスマン(レフト)
3打数1安打
*じっくり見て見送り三振
*落ちるボールを空振り三振
*綺麗に弾き返してセンター前ヒット
あくまでも今日見ただけでの印象は、長打をガンガン打つタイプではなく中距離ヒッター。
但し、スイング軌道を見ると右打ちが得意とは思えない。
どちらかと言えば、引っ張り専門に思える。
守備はかなり怪しい。
打球の追い方を見ると、レフトの守備は経験値が少ないと思われる。
よって、レフト線の打球でファーストから一気にホームに生還してしまうケースが増える。
ファースト兼用で使うようだが、広いマツダスタジアムでは大きな懸念材料になる。

③デ・ヘスス
*1回1安打 無失点
直球のスピードは平均で146キロ、最速で149キロ。
変化球はスライダーかフォークか見分けられない、落ちるボールを投げていた。
クイックや牽制は外国人投手としては合格点。
やや左肩の開きが早いので、打者からはボールが見やすい。
だが、低めの直球は動いているので、打者は打ちづらいかもしれない。
どちらかと言えば、三振を奪うタイプではなく、詰まらせて討ち取るタイプと思われる。

※総評
C 001 001 000 2
G 021 010 00❌ 4
カープは積極的に走者を動かしていたが、それを尽く小林が阻止していた。
両軍、色々試している節があり、結果だけでは判断できない場面が多々あり、非常に興味深いゲームだった。
C投手陣の中では先発・福井が良かった。
3失点という結果だったが、ボールのキレと制球は上々だった。
まだセットポジションになると制球を乱すケースが見られるが、この辺りが今後の課題となる。


以上 敬称略

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