【G】攻守で試合を締めた寺内崇幸の好プレー【超激辛練習試合レポート2月25日】

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今日も読売ジャイアンツは韓国チームと練習試合を行った。
相手はLGツインズである。


★G出場野手雑感
①ショート 坂本
2打数1安打1四球
*ややバットの先でセンター前ヒット
*見極めて四球
*打ち上げてファーストフライ
ヘッドが立っているので、バットの先でも打球が死んでいない。
1打席目のヒットは、彼らしいバッティングだった。

②サード 井端
3打数 無安打
*厳しいコース見逃し三振
*強引にゴロを狙ったサードゴロ(走者進塁)
*ややバットの先ショートライナー
今日も内容は悪くなく、状況に応じて最善のバッティングを実行している。

③ライト 亀井
4打数2安打 二塁打2
*詰まってショートフライ
*タイミングが合わず空振り三振
*引き付けてレフト線ツーベース
*完璧に捉えてライト越えツーベース
3打席目はタイミングがやや外れたが、しっかり呼び込む事が出来て、上昇のきっかけを掴んだ。
その後の4打席目は、自分のポイントで強い打球を久しぶりに放った。

④レフト セペダ
3打数 無安打
*差し込まれてセンターフライ
*厳しいコース見送り三振
*引っ掻けてセカンドゴロ
内容的には悪くない。
紙一重の差で、良い結果が出たかもしれない。

⑤DH 高橋由
2打数1安打
*ややバットの先センター前ヒット
*詰まったセンターフライ
やや体の開きが早いが、昨日ほどではない。

⑥ファースト 堂上
4打数 無安打
*当てただけセカンドゴロ(走者進塁)
*当てただけショートゴロ
*合わせたサードゴロエラー
*詰まってセンターフライ
バッティングの状態は下降線に入っている。
体が投手方向に早く突っ込んでしまって、スムースな体重移動が出来ていない。
ファースト守備でも失点に絡んだ痛いミスを犯した。
ここまでのファースト守備を見てると、公式戦の緊迫した場面での起用は、厳しいと言わざるをえない。

⑦センター 金城
1打数 無安打
*ストレートの四球
*当てただけファーストゴロ

⑧セカンド 片岡
3打数1安打1打点 盗塁1
*正面サードゴロ 打点1 (その後盗塁)
*バットの先セカンドゴロ
*差し込まれてライトフライ

⑨キャッチャー 相川
2打数 無安打
*差し込まれてセカンドゴロ
*粘るが空振り三振
特に青木と組んだ配球は見処があった。
決して速くない直球に対して、満足なスイングをさせていなかった。

⑩キャッチャー 小林 途中出場
2打数 無安打
*詰まってライトフライ
*相手バントシフト完璧で犠打失敗

⑪ショート 寺内 途中出場
2打数1安打
*厳しいコース見逃し三振
*綺麗に弾き返してセンター前ヒット
度々見せた安定感抜群のショート守備は流石だった。
特に最終回のダブルプレーでのファースト送球は素晴らしかった。
セカンドへのトスをベース上で待たずに、しっかりステップする間を作ってから、強い送球を投げるようにした。
この判断でダブルプレーは完成した。
両軍細かいミスが多い試合だったが、彼のプレーが試合を引き締めた。
最終回のチャンスの場面でも、センター返しで結果を残す。
その前の打者・小林が、相手のバントシフトが完璧で、打者を遅れなかった事が悔やまれる。
しっかり走者を進めていれば、乗っていた今日の寺内なら、サヨナラ打を放っていただろう。

⑫センター 橋本 途中出場
2打数1安打
*タイミング合わず空振り三振
*合わせてセンター前ヒット

⑬DH 村田 途中出場
1打数1安打
*見極めて四球
*やや詰まったライト前ヒット 打点1
内容は兎も角、ようやく結果は残した。
これからの調整が、開幕へ向けて重要になる。

⑭サード 中井 途中出場
2打数 無安打
*やや差し込まれてライトフライ
*やや詰まってショートゴロWプレー
サヨナラの場面で惜しくもダブルプレーで終わる。

⑮レフト 鈴木尚 途中出場
1打数 無安打
*合わせるがセカンドゴロ

⑯代走 松本哲
*盗塁を決める

⑰藤村 セカンド 途中出場
1打数1安打
*綺麗に捉えてライト前ヒット
ようやく素晴らしいスイングでヒットを放った。
崖っぷちには変わりないが、一つ一つのプレーを大事にしたい。


☆G出場投手雑感
①杉内
*3回3安打1四球 無失点6奪三振
直球のスピードは平均で133キロ、最速は137キロ。
変化球は2種類のスライダーとチェンジアップを中心に、110キロ前半のカーブを投げていた。
ここ数年はあまり使っていなかったカーブだが、今日見る限りでは、しっかり腕も振れていたので、有効なボールという印象を受けた。
今日のピッチングを見て最初に思ったのは、フォームのバランスが良いという事。
過去2年は、サードベース側に流れてしまう事が度々見られたし、力んで上体で投げるような印象が強かったが、それが全く無い。
キャンプから意欲的にブルペン入りして、フォームをしっかり固めている印象を受けていたが、それをしっかり実戦でも出来ている。
直球のスピードは、まだまだ本来のモノではないが、力み無くバランスが良いのでキレを感じる。
そしてGに来てから今一つの印象だったチェンジアップの抜けが良く、低めに集まるケースが多くなっている。
今日は三振を6個奪ったが、杉内と対戦経験の無い韓国チームなので、それをそのまま鵜呑みには出来ない。
だが非常に順調さを感じるので、これから更にスピードが増していけば、かなり期待できそうな内容だった。

②青木
*1回1安打 無失点
直球のスピードは平均で130キロ、最速で132キロ。
ややスピードが落ちるツーシーム系も投げていた。
変化球はカーブ・スライダー・チェンジアップ。
今日は前回と比べて、直球の走り・キレともに良かったので、バッターが差し込まれてるケースが多かった。
変化球も低めに集まっていたので申し分ない。

③久保
*1回3安打1死球2失点 披本塁打1
直球のスピードは平均135キロ、最速で137キロ。
変化球はスライダー・シュート・フォーク・カーブ。
直球を含めて全体的にキレを感じなかった。
スライダーはまずまず制球されていたが、甘く入ったボールを完璧に捉えられていた。
ルーキー二人と笠原が結果を残しているので、開幕1軍入りは苦しい立場にある。
だが、彼が必要となる時期が必ず来るので、しっかりコンディションを上げて、ボールのキレを取り戻してほしい。

④宮国
*3回3安打1四球1失点
直球のスピードは平均で138キロ、最速で141キロ。
変化球はスライダーを中心にカーブ・フォーク・シュート。
今回も不運なヒットと味方のエラーでピンチを作って、失点してしまった。
それでも何とか最少失点で凌いだが、やはり結果オーライの感が強い。
前回はメンタル面での問題点を指摘したが、今回は技術的な面での課題を挙げたい。
まず、気になるのがリリースポイントの肘の位置。
特にスライダーを投げる時に、肘が下がって横振りに見える腕の振りは、明らかに直球を投げる時とは違いが出る。
打者からすれば、当然見分けられるので対応が容易になる。
もう一つは、カウントを稼ごうとしたり、フォークを低めに落とそうと意識しすぎると、押し出すような腕の振りになること。
一般的に言われる「手投げ」状態になる。
これではベース上でキレを感じないので、打者は厳しいコースでも見極める。
又、甘く入ればフルスイングされる危険性が高い。
バックネットカメラからの映像で、これだけ腕の振りが違うと、打者目線ではもっと解りやすい。
プロのバッターはこれを瞬時に見破り対応してくる。
又、リリースポイントが定まっていないので、直球がシュート回転することが多くなり、特に左打者を抑える事が厳しくなる。

⑤マシソン
*1回1安打1四球 無失点
直球のスピードは平均で147キロ、最速で149キロ。
変化球はスライダーを投げていた。
ピンチを作ったが、落ち着いて打者の懐に強いボールを投げて、ダブルプレーで切り抜けた。


※総評
LG 000 021 000 3
巨人 010 001 010 3
試合は引き分けに終わった。
前段でも触れたが、この試合は両軍細かいミスが多く、締まった試合とは言えなかった。
しかし終盤では、両軍のショートが好守備でダブルプレーを完成させて、試合をしっかり締めた。
特にG寺内のプレーはまさにいぶし銀のプレー。
彼のユーティリティー性と高いレベルの守備力、そして時折見せる勝負強いバッティングは、Gファンにとっては頼もしい限りだ。


以上 敬称略

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