セイバーメトリクスの視点で考えた「2019 中日ドラゴンズ 戦力分析」

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中日ドラゴンズ戦力分析
【2018年のセイバー数値】
★投球指標
BB/9 3.68 セリーグ5位
K/9  6.58 セリーグ6位
K/BB 1.79 セリーグ6位
WHIP 1.38 セリーグ5位
QS   70 セリーグ2位

BB/9 1試合あたりの与四球を見る指数
K/9  1試合あたりの奪三振数を見る指数
K/BB 制球力を示す指数
WHIP 安定度を示す指数
QS  先発投手が6イニング以上投げ、3自責点以内に抑えた回数

★打撃指標
OPS  .705 セリーグ5位
IsoD 0.60 セリーグ5位
IsoP .115 セリーグ5位

OPS  総合的な打力を示す指数
IsoD 四死球での出塁を見る指数
IsoP 長打力を評価する指数

★走塁指標
Spd  3.79 セリーグ1位
UBR  6.5 セリーグ2位

Spd  走力を示す指数
UBR  盗塁以外の走塁でどのくらい得点に貢献したかを表す指標

★守備指標
UZR  39.8 セリーグ1位

UZR  各ポジションの平均値と比べて、どれだけ失点を防いだかを表す指標(但し個人の主観も加味されてる数字であることは考慮に入れた方が良い)



中日の主な新加入選手
★投手
ロメロ(新外国人)
梅津(ドラフト2位)
勝野(ドラフト3位)

★野手
根尾(ドラフト1位)
滝野(ドラフト6位)

中日の主な退団選手
★投手
岩瀬(引退)
浅尾(引退)
ジー(引退)
ガルシア(阪神へ移籍)

★野手
野本(引退)
谷(引退)

【各項目の評価】(評価は5段階)
★投手力(去年E⇒今年E)
・去年の数値を見るとリーグNO1のQS数であることから、先発投手陣は優秀と言っても過言ではなかったが、完投能力がある投手が絶対的に不足していたので、勝敗を後続のリリーフ陣に託すような展開にならざるをえなかった。
・しかし、そのリリーフ陣が軒並み大不振で、これが投球指標を軒並み悪化させてしまった最大の要因と言える。
・だが、今年はその頼みの綱だった先発陣も、エース格だったガルシアが阪神へ移籍し、実績のある松坂が不運なアクシデントで故障し、去年9月に肘の手術をして長期離脱している期待の小笠原、そして有望株の藤嶋、石川が相次いで故障離脱し、更に苦しい台所事情となってしまった。
・新戦力としてはガルシアの穴を埋めるべく獲得したロメロがどうなるのか?
オープン戦の投球を見た印象ではクイックモーションに難を感じた。
・一方で明るい材料と言えば、去年は全く戦力になっていなかった元エース格の大野がオープン戦で復調の兆しを見せていること、そして侍ジャパンにも選出された若手の笠原が去年の後半からの勢いをそのままに、今年はエース候補として名乗りを上げるまで成長している。
・又、リリーフ陣も「ロドリゲス・佐藤・鈴木」という勝ちパターンの方程式が固まりつつあり、まだまだ不安は多いが持ってるポテンシャルが高い三人なので期待感は十分にある。
彼らが踏ん張って、過去に実績を残している田島、福谷、祖父江あたりが脇を固められれば決して他チームに引けを取らない面子が揃う。

★打撃力(去年D⇒今年D)
・意外だったのは、打撃指標に関しては強打のイメージを持っていたので、もっと良い数値が出てると思っていたが、軒並みリーグ下位の数値だった。
・最大原因として考えられるのは、リードオフマン役だった京田の伸び悩みで、出塁率の.266という数字は致命的に低い。
・他球団の1.2番は総じて3割以上の出塁率だが、京田のこれは群を抜いて悪いので、与田監督は彼の扱いに悩むことになるだろう。
・他に課題を挙げるならば、やはり火力不足(長打不足)という指摘になる。
勿論、セリーグでは甲子園と並んで最もHRが出にくいナゴヤドームを本拠地にしてるとはいえ、チーム防御率がリーグワーストだった事を考えると、相手チームには完全に打ち負けていた事になる。
・今年は注目の高卒ルーキー根尾と育成から支配下登録された渡辺以外、特に新戦力がある訳でもなく、既存の選手の底上げしかない。

★走力(去年A⇒今年A)
・この部分に関しては前任の森監督がしっかり走塁の意識を叩きこんでいた事が伺える。
・前年本塁打王のゲレーロを巨人に奪われても、逆にチームの得点能力を向上させた(487⇒598)大きな要因だと思う。
・今年は与田体制になったが、ここは引き続いてしっかり意識づけさせたい。

★守備力(去年A⇒今年A)
・ここは毎年リーグトップクラスの数値になり、落合時代の古き良きドラゴンズの伝統を踏襲している。
・今年もメンバーが変わらないのなら大きく落とすこともないだろう。

以上 敬称略
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