【G】ベテラン・中堅野手の仕上がりに不安はない【オープン戦 GvsF 雑感 3月21日】

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昨日の試合も負けて、オープン戦5連敗の読売ジャイアンツ。
G党のテンションは下がる一方で、開幕を前にしてネガティブな論調も目立ってきた。

そこで今回は、対ファイターズOP戦雑感についてはG外国人投手2人だけに絞り、メインには何かと批判の対象になってる主力級野手の総チェックを行いたい。

【G注目投手雑感】
★アーロン・ポレダ
・4回2安打3四球1失点 披本塁打1
直球のスピードは平均で146キロ、最速で154キロ

徐々にコンディションが上がって、全体的な動きに俊敏さは出てきた。
ピッチングの方も徐々に腕が振れてきて、直球はついに154キロを計測した。
梅雨が明けた頃には160キロ近いスピード表示も十分可能性がある。

但し、良いのは直球だけで、先発投手として考えるなら、厳しい評価をせざるを得ない。
この試合でも、変化球が投げた瞬間にボールと判別できる軌道なので、打者は直球だけ待てば良い状況となる。

この試合は結果的に1失点で終わったが、これはF各打者が直球を積極的に振ってくれた事が大きい。
当然、公式戦ではベンチからの細かな指示があるので、簡単にボール球に手を出すとは考えにくい。

牽制・クイック・フィールディングについては言うに及ばず、この投球パターンでは遅くても3順目で攻略される可能性が高い。

それでも彼を先発で使うなら、最大の鍵はスライダーの制球力と考える。
少なくとも四球で走者を出さなければ、大崩はしないだろう。
彼が長いイニングを投げるには、ヒット以外の走者を徹底して出さない事が要求される。

★マイルズ・マイコラス
・4回3安打2四球4失点(自責1) 披本塁打1
直球のスピードは平均で146キロ、最速で153キロ

彼も徐々にスピードが出てきたが、彼の場合はポレダと違って力んでスピードを出している。
よって30球程度で極端に球威が落ちるし、ボールも高めに浮いてくる。
つまり、今のスタイルなら2回もたない事になる。
元々メジャーの映像を見ても、100球前後で球威は落ちていた。

マイコラスの最近の投球は、明らかに結果を意識しすぎでオーバーペース。
先発としてのペース配分を全く考えていない事が非常に気がかり。
それでも開幕ローテに入れるなら、投手コーチは「スピードよりも低めにボールを集める意識の重要性」を説いておくべき。

やはり、個人的にはファームでしっかり調整してから1軍の戦力になってもらった方が良い。
中途半端な状態で使い続けると、去年痛めた故障箇所を含めた肉体的な負担増と、ストレスが溜まってしまう精神的な負担増が心配される。
これではンディションが上がってこないまま終わる可能性が高い。

筆者はポレダよりも彼の方が、先発としての「可能性」を感じるので非常に残念だ。
課題のセットポジションを克服して、しっかり下半身主導の投球ができれば、彼の持ち球なら日本では十分通用するレベルにある。
その為にも、日本の野球に対応する下地をファームで作ってほしい。

【試合総評】

< td style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204); text-align: center; padding: 5px 2px !important;">1

1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 0 1 0 0 0 0 1 3 0 5
巨 人 0 0 0 0 0 0 0 0 1

試合は5対1でファイターズが勝った。

Fはオープン戦序盤はなかなか勝てなかったが、ここにきて打線が上向きになり、投手陣も調子を上げてきた。
大谷については全く心配ないと思う。
更なる進化に向けて、色々な点を変えようとする姿勢は素晴らしいと思う。
まだまだ若いので壁に当たることも出てくると思うが、そこを乗り越えれば更に大きな選手に生まれ変わるだろう。

G打線については次項で個々の状態を書いていくが、全体的には間違いなく上げ潮と思っている。
特に左の阿部・亀井・セペダ(両)の状態が徐々に上がってきた事が大きい。
そして中軸の長野の復帰は心強い。

~Gレギュラー候補野手総チェック~

【内野手】
★片岡治大 調子→
スイング始動でグリップの位置が少し落ちてしまうので、バットのヘッドが十分効いている状態ではない。
しっかり捉えたように見えるが打球が伸びない。

但し、気になるポイントはここだけ。
タイミングの取り方は相変わらず上手いし、スイング軌道は内側から外方向へ体から離れていない。
彼なりに状態はまずまず。

★井端弘和 調子→
スイングに切れを感じないのは、体の疲れからと推察する。
彼の場合は技術的な問題というより、コンディションだけ。
全く心配していない。

★坂本勇人 調子↗
大谷との第一打席は、前日指摘した体の開きが早くスイングが波打つ状態だった。
しかし2打席目以降はかなり良くなっていた。
まだバットのヘッドが下から出てきてるが、タイミングは合ってるので、スイングの始動時点では右脇が空いていない。
今の状態では高めの直球と外低めへの対応は厳しいが、甘いボールなら長打も十分期待できる。
ようやく明るい兆しが見えてきた。

★阿部慎之助 調子↗
筆者が注目したのはHRを放った打席ではなく最後の打席。
ボールの見極めが良くなってきたので、打席で余裕が生まれている。
バットスイングについても、スイング始動でヘッドが落ちることを復帰戦では指摘していたが、かなり改善されている。

★村田修一 調子?
二軍戦を見ていないので解りません・・。

【外野手】
★フレデリク・セペダ 調子↗
彼も阿部と同じで打席で余裕が出てきている。
体の疲れが抜けてきたのかもしれないが、下半身に粘りを感じるので、最後までボールをしっかり見極めている。
但し、これは左打席だけの話。

★亀井善行 調子↗
少し前までは相手投手にタイミングを合わせにいくような感じだったのが、今は自然体でタイミングを取っている状態にある。
相手の投球が甘くなると、一発で仕留める状態になりつつあるのは間違いない。
絶対開幕から使うべきだ。

★長野久義 調子↗
トップの位置、スイング軌道、タイミング、どれも全く問題ない。
逆に故障前よりも、自然体に見える立ち姿は良い印象を受ける。

★松本哲也 調子→
当ブログのキャンプMVPは彼だった。
それくらいバッティングの内容が良くなっていた。
それでも前半はあまりチャンスを貰えていなかったが、中盤からは積極的にスタメン起用された。

だが、やはりここにきて若干疲れを感じる。
ボールの見極めが悪くなってる点と、少しスイングが鈍い。
あと1週間でしっかりコンディションを整えて開幕を迎えたい。

★橋本到 調子→
松本哲の好調、レフト・セペダの積極起用と長野復帰で、彼の打席機会が減っている。
今年はバッティングフォームを改良し、右足を高く上げるようにしていたが、今は元の摺り足に戻っている。

バッティングについては、内容が日によって差が大きいので評価が難しい。
安定感が彼の当面の課題だろう。

★高橋由伸 調子→
技術的には何も言うことはない。
コンディションさえ問題なければ彼は数字を残す。

【捕手】
★相川亮二 調子↗
オープン戦序盤からバッティングの状態を落としていたが、ここにきて流石に上げてきた。
少し前までは、インパクトの瞬間で球威に押されるケースが多かった。
しかしコンディションの上昇とともに、しっかり上から叩けているので打球も強い。

★小林誠司 調子→
去年まではバットの軌道が体から離れていたので、センターから右方向へのライナー性の打球は殆ど無かった。
キャンプで監督と「右肘の絞り」を二人三脚で取り組んでいたが、徐々に結果となって現れつつある。

その効果が最も形になって出てるのが、難しいボールをカットして粘れるようになった事。

 【まとめ】
停滞していたベテラン勢はキッチリ調子を上げてきた。
故障組も無事復帰を果たして、実戦でしっかり微調整できている。
中堅クラスも上昇カーブを描いている。
残念なのは若手の台頭が見られなかったこと(これが一番残念)

こうして個々を見ていくと、主力選手の調子が上昇傾向にあることが分かる。

以上 敬称略 

~あとがき~ 
正直言えば、かなり「前向き思考」で書いた事は否定しません。
ベテラン勢が今のGに多いのは事実で「彼らはキッチリ開幕に合わせる」と考えざるを得ない状況です。

勿論、私も「Gの現状」について言いたいことは山ほどありますが、開幕前に暗い話題は出来るだけ避けようと思っています。
シーズンを終えた時に、総括の形でいずれ触れていこうと思います。
それまではマクロ的なチーム戦略についての意見は一先ず封印して、ミクロ的な戦術・戦略論を中心に語っていこうと思います。

 
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