「打線爆発!巨人5連勝! 高橋優貴はプロ初登板初勝利!」読売ジャイアンツvs阪神タイガース 3回戦 2019.4.4

「打線爆発!巨人5連勝! 高橋優貴はプロ初登板初勝利!」読売ジャイアンツvs阪神タイガース 3回戦 2019.4.4

2019年4月4日(木)読売ジャイアンツvs阪神タイガース 第3回戦

【試合結果】
阪神 000 010 000 1
巨人 300 321 01X 10

阪神バッテリー
浜地、望月、島本 – 坂本
巨人バッテリー
高橋、桜井、大江 – 炭谷、大城

勝利投手
[ 巨人 ] 高橋 (1勝0敗0S)
敗戦投手
[ 阪神 ] 浜地 (0勝1敗0S)
セーブ

本塁打
[ 阪神 ] 坂本1号(5回表ソロ)
[ 巨人 ] 岡本2号(1回裏2ラン)、坂本勇1号(4回裏3ラン)、岡本3号(5回裏ソロ)、亀井1号(5回裏ソロ)

安打  巨人15本 阪神6本
エラー 巨人1 阪神1



【試合のハイライトと勝敗のターニングポイント】
★ 1回表 阪神攻撃(P高橋)
【上本ピッチャーゴロ⇒辻本センターフライ⇒糸井ライト線2塁打⇒大山は四球⇒福留は三振】
※ルーキー高橋の立ち上がりは、やはり緊張感を感じる投球で、ボールが若干上ずって2アウトからピンチを招いてしまったが、ここは福留からスライダーで三振を奪って切り抜けた。

☆ 1回裏 巨人攻撃(P浜地)
【吉川尚ショートゴロ⇒坂本センター前ヒット⇒丸は三振⇒岡本レフトスタンドへ2ランHR(2点)⇒亀井センター前ヒット⇒ゲレーロはライト前ヒット(1塁走者は3塁進塁)⇒ダブルスチール成功(1点)⇒田中はピッチャーゴロ】
※巨人打線はプロ初登板の浜地に対して、様子を見る雰囲気など微塵も感じさせずに「好球必打」の姿勢で積極的にバットを振りに行っていた。
※前年のファーム日本選手権で対戦した時のデータは残っている筈で「質の高い直球」を武器にしている投手であることは織り込み済みだったと思う。
よって、基本的には「自信を持ってる直球狙い」だったと思うが、坂本は甘いカーブ、岡本は甘いスライダーに瞬時に反応して一発で仕留めて2点を先取した。
※そして3点目のダブルスチールについては「指揮官・原辰徳」なら十分に予見できた策だった。
➀「相手のミス絡みのチャンスであること(ゲレーロのヒットは俊敏な外野手ならアウトに出来た)」
➁「3塁走者が巨人で最も打球判断が良い亀井であること」
➂「相手投手がルーキーでキャッチャーも経験が浅い坂本である」
➃「打者が野球センスのある田中である」
➄「既に2点リードして、思い切った策が取れる状況である」
つまり、これだけ条件が揃っていれば、間違いなく何らかの作戦を仕掛けてくるのが「原辰徳」であるし、ベンチで呆然としている矢野監督の姿が色々な意味で興味深かった。

まだまだ初回の段階なので、かなり暴論ではあるが、この3連戦の流れを見て個人的にはこの3点目で巨人の勝利を確信した。

☆ 2回裏 巨人攻撃(P浜地)
【炭谷ライト前ヒット⇒高橋は送りバント失敗⇒吉川尚センター前ヒット⇒坂本ライトフライ⇒丸は三振】
※高橋のバント失敗の後に吉川尚がヒットを放つなど、ちぐはぐな攻撃をして相手に隙を見せてしまった。
※原監督はこういう隙を見せる行為(ミス)を最も嫌う監督なので、高橋は今後先発ローテの一員として確固たる信頼を得るためには、送りバントをしっかり決められるように練習していかなければならない。

★ 3回表 阪神攻撃(P高橋)
【浜地ピッチャー強襲ヒット⇒上本ファーストライナーでダブルプレー⇒近本レフトフライ】
※前述の隙(流れが変わりそうな気配)が生じた事も影響し、先頭のP浜地に粘られたあげくにヒットを許してしまったことで、流れが大きく変わってしまう可能性もあったが、上本の打球はファースト正面へのライナーで、1塁走者が帰塁できずにダブルプレーとなった。

☆ 4回裏 巨人攻撃(P浜地)
【田中ショートゴロ⇒炭谷センター前ヒット⇒高橋は送りバント失敗⇒吉川尚はレフト前ヒット⇒坂本は左中間スタンドへ3ランHR(3点)⇒丸ライトフライ】
※2回裏と全く同じ内容で「下手な攻撃」をしてしまったが、坂本の一発で嫌なムードを完全に吹き飛ばした。
※阪神側から見れば、キャッチャー坂本の配球に対して疑問を感じざるを得ないと思うが、まあ、こうも簡単に走者を溜めた場面でHRを喰らってしまうと、阪神ベンチとしても手の打ちようがない。

★ 5回表 阪神攻撃(P高橋)
【北條ショートゴロ⇒坂本レフトスタンドへソロHR(1点)⇒江越は三振⇒上本も三振】
※このイニングの高橋の投球については特に評価したい。
特にHRを打たれた後も動揺せずに、落ち着いたマウンド捌きで連続三振を奪った投球は素晴らしかった。

☆ 5回裏 巨人攻撃(P望月)
【岡本ライトスタンドへソロHR(1点)⇒亀井ライトスタンドへソロHR(1点)⇒ゲレーロ死球⇒田中センター前ヒット⇒炭谷4-6-3のダブルプレー⇒高橋は三振】
※去年の最終戦に岡本が100打点を決めた相手投手が望月だったが、あの時よりも更にボールの切れを感じなかったので、岡本と亀井にフルスイングされてHRを浴びる結果はは必然だったと思う。

☆ 6回裏 巨人攻撃(P望月)
【ビヤヌエバ左中間突破の2塁打⇒坂本は四球⇒丸は三振⇒岡本は四球⇒亀井ショートゴロ(1点)⇒ゲレーロはサードゴロ】

☆ 8回裏 巨人攻撃(P島本)
【坂本センター越え2塁打⇒丸ショート内野安打⇒岡本は四球⇒亀井ライトフライ⇒中島は押し出し四球(1点)⇒田中は三振⇒大城ファーストフライ】



【注目選手雑感】
☆ 吉川尚輝
前日の試合ではタイミングが合わずにノーヒットで終わったので心配したが、キッチリ修正して2安打を放った。
彼がこのまま高いレベルで状態をキープできれば、巨人勝利の確率は格段に上がる。

☆ 坂本勇人
間違いなく復調傾向ではあったが、この試合の最終打席のバッティング内容(2塁打)を見て、完全に「マルチ安打モード」に突入したと思う。
相手投手の状態次第ではあるが、次戦以降暫くの間は高い確率でマルチ安打が続くと見ている。
技術的に良くなっている点は
➀タイミングをとる事を苦にしていない(自然体で気にしていない)
➁しっかりボールを呼び込んで強く叩ける形になっている
つまり、右の軸足に長く体重を置いて、しっかりトップを作ってから振り出せるようになっている。

☆ 亀井善行
この3連戦は守備での貢献度が高かったが、最後にバットでも結果を残してくれた。
技術的には早めに始動する(右足を早めに上げる)事で、トップまでの過程が遅れなくなり、自然と下半身主導のバッティングになってヘッドが走るようになり、鋭い打球が生まれている。

☆ 高橋優貴
相手先発の浜地と比べると、現状では「直球の質」は浜地が勝っているが「変化球の質」と「投手としての総合力」は高橋が完全に勝っていた。
オープン戦の西武戦の時と比べると直球の走りはイマイチだが、スライダーとチェンジアップの精度がまずまず良かった。
貧打の阪神打線相手で、しかも大量得点に守られた状況での投球だったので、正直言えば本当の評価は先送りになるが、放送でも言っていたように「攻めの姿勢」は投球の中で随時感じられたので、そこは率直に評価したいと思う。

【ゲームMVP】
☆ 岡本和真
この試合に登板した相手投手の力量では岡本和真を止める事は至難の業だった。
多少バットの先でも、多少詰まっても、彼の強靭な下半身から生まれた強烈なバットスイングで放たれた打球は、外野手を頭上をあざ笑うかのように越えて行き、スタンドに吸い込まれていく。

【総評】
★ やはり不安を隠せない阪神の守備
全体的に守備範囲が狭く、球際も弱いし俊敏さも欠ける選手が多い。
あくまでも個人的な評価だが、例えばライトの糸井は左右の動きが明らかに衰えているし、前方へのチャージも甘い。
センターの近本もまだまだ「打球判断の遅れ」を、自慢の脚力で何とかカバーしているレベルなので発展途上という評価。
糸原はサードとしては有能だが、セカンド・ショートとしての動きはプロの平均点以下という評価をしてる。
北條もショートとしては球際の弱さを感じてしまうしスローイングもやや弱い。
木浪に至っては北條以下の守備力。
まあ、巨人もサード中島は厳しいが。。。

★ アメ車と被って見える阪神若手投手陣
この3連戦を通じて感じたのは、阪神の若手投手達に総じて言えるのが「馬力があるが小回りが利かない」こと
具体的に言うと、直球は150キロを超えたり、キレを感じるボールを投げてはいるが、一方で変化球の質が良くなかったり、ボールが抜けたりショート回転して真ん中に集まるケースが多い。
確かに藤浪や望月・才木など豪速球が持ち味の魅力ある投手は、巨人の若手投手陣よりも数多くいるが、実用性(実戦で結果を残す)のある投手は意外に少ない印象を持った。

☆ 阪神に対しては次の敵地3連戦で叩いておけば今季の優勢は動かない
恐らく次の対戦(4月19.20.21日)は表ローテとの勝負で、しかも甲子園でのゲームなので接戦必至となるだろう。
ここでキッチリ勝ち越せば、今年も甲子園でのゲームは有利に運んでいくと思うし、対阪神での貯金は二けたも視野に入ってくる。

☆ 非常に大きい本拠地での開幕3連戦3連勝(通算5連勝)
去年のホームでの成績は33勝38敗1分で借金5となってしまっていた。
ここまでのプロ野球の歴史を振り返っても、ホームで大きく勝ち越さないと優勝が難しくなることは明白なので、そういう意味で今季初のホームでの3連戦を3連勝で飾った事は優勝に向けて大きな一歩となった。

☆「今年の巨人打線は驚異の破壊力を持っている」ことをチーム内外に知らしめた意味は非常に大きい
個人的にはここまでの5勝1敗という結果よりも「今年の巨人打線は強力」という事を内外に知らしめた事の方が大きいと思っている。
➀味方投手陣に対しては「今年は打線の援護が期待できる」という精神的なアドバンテージが生まれて、攻めの姿勢でマウンドに立てるようになる。
➁ここ数年、打ち負けていた神宮、横浜戦での試合でも「五分以上の勝負が出来る」という心理的効果が生まれ、必ず投打で好結果を生むだろう。

勿論、打線は水物ではあるが、中核にいる坂本と丸は既に完成された打者であり「バッティングの安定感と高い出塁率」は球界でもトップクラスなので、ある程度の得点力はこれまで以上に計算できる。
果たして今年の巨人打線は、DeNA、ヤクルト、そして広島の得点力をも上回って、打ち合いになっても勝ちを拾っていけるのだろうか?
今日から始まるハマスタでの対DeNA3連戦が楽しみである。

以上 敬称略
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