【祝・CS開幕】「セ・リーグ・クライマックスシリーズ1stステージ展望」&「Gにとって最悪のシナリオとは?」

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いよいよクライマックスシリーズが開幕する。
セリーグではタイガースとカープが甲子園球場で対決する。
去年と同じ状況となるが世間の空気は若干異なる。
去年は終盤にタイガースが大失速して、そのまま士気が上がらずCSを迎えた。
一方のカープは勝率5割には届かなかったものの、途中の不振から盛り返して勢いが加速してCSに突入していた。
それにカープファンが呼応して、大挙甲子園を訪れスタンドを真っ赤に染めた光景は印象深い。
今年は優勝が決まってから明暗が分かれている。
カープも頑張っていたが、最後の直接対決でタイガースに敗れ、シーズン最終戦でも前田健太がまさかの敗戦。
若干カープファンの熱量に去年同時期とは微妙な差を感じる。
そして野村監督の退任決定も、今後どのように影響していくか?
再びチームを結束させる効果を生むか?
果たして今年も去年のようにスタンドを真っ赤に染めることが出来るだろうか?
対するタイガースは優勝が決まる前の失速は去年と同じだったが、その後はしぶとく勝ちを拾っていった。
福留の復活?が原動力とみるが、果たしてCSでも爆発してくれるだろうか?
こちらの方も監督の去就問題で騒がせていたが、先日留任が決定したらしい。
この監督続投発表がこれからどう影響していくか?
そんな事を思いながらクライマックスシリーズ1stステージを展望したい
また「どういう勝ち上がり方をすると2ndステージで対戦するジャイアンツは脅威になるのか?」
そんなGファン目線でも考えていきたい。


★セ・リーグCS1stステージ展望
短期決戦は先発投手のデキで8割方勝敗が左右する。
特にCS1stステージは超短期決戦で、しかも「その後」も考慮しなければならない為、日シリのようなエース級のリリーフ待機という力技は使いづらい。
先発投手にかかるプレッシャーは尋常ではない。
よって今回は先発投手にポイントを絞って予想してみる。

では、まずタイガース側の先発ローテを考える
タイガースはメッセンジャー・能見・藤浪・岩田
この4人をクライマックスシリーズのローテの中心を担うことになる。
ここから和田監督が選択するローテーションを考えてみた。
①メッセンジャー②能見③藤浪
2ndステージを考えると中4日登板に実績があるメッセンジャーが初戦を任せられるのは必至だろう。
そうなると2戦目は間違いなく能見だと思う。
その根拠となるのは去年2ndステージを意識したローテを組んだ為に能見を温存して敗戦してしまったことだ。
去年その事を批判された事もあって、今年は同じように温存できないと考える。
個人的には本気でGを破って日シリを狙うのであれば、この策は間違いではないと思う。
但し能見がGに勝てるかどうかは別問題で、個人的には昨年殆ど対戦していないメッセンジャーを温存された方がGは脅威だった。
さて、この流れ通りになれば3戦目は藤浪になると思う。
そうすれば勝ち上がれば2ndステージの初戦は、Gに好相性の岩田ということになる。
和田監督の構想は恐らくこれだろう・・・。

次にカープのローテーションを予想する
こちらはタイガース以上に読みにくい
第一戦で前田健太を先発させると中4日になり、仮に2ndステージの2戦目に投げさせると、ここも中4日になる。
①前田②大瀬良③ヒース(②、③は順番微妙)
私は野村監督の頭の中を勝手に想像すると、この選択を取る気がする。
何故ならカープの悲願はGを破って日本シリーズ進出で、その向こうを狙っているからだ。
その場合はマエケンに大車輪級の活躍が必須になる。
①大瀬良②前田③ヒース
個人的には1stステージを突破する事を最優先に考えるならこのローテ。
マエケンを中5日で万全になるが、2ndステージは厳しいローテになる。
①ヒース②前田③大瀬良
私の周りのカープファンは初戦をヒース推しだが、かなりハイリスクな選択だと思う。
ヒースのポテンシャルはかなり高い事は解るが、突然四球を連発する事が有り、こういうタイプはシーズンとは違う雰囲気になるゲームでは過度の期待は禁物。
出来ればシリーズの流れが作られた2戦目以降に登板させたい。
彼の場合、ハマれば押さえ込む能力を秘めているので、たとえ初戦に負けても流れをガラッと変える可能性は十分ある。
筆者は初戦・大瀬良という順番を決断したら十分二連勝の可能性はあると思う。
初戦・前田健の順番なら六分四分でタイガース有利

ここで数パターンの両軍ローテを比較して勝敗を予想する。
★ケース1
①メッセンジャー ②能見  ③藤浪
①前田      ②大瀬良 ③ヒース
これは初戦の結果で次戦以降の流れが大きく変わる。
だがカープは中4日でマエケン登板で、良くても100球前後に球威が落ちる心配がある。
しかもカープは救援陣が10月になり不調気味なので、簡単にエースを降ろしてリリーフへ託すという選択は取りづらい。
メッセンジャーは序盤から崩れる心配は少ないと見るので、このケースでは我慢比べで先にカープが自滅する可能性が高い。
ここで負けるとカープは一気に崩れて連敗で終わることが有力視される。
※予想 阪神の2連勝

★ケース2
①メッセンジャー ②能見  ③藤浪
①大瀬良     ②前田  ③ヒース
大瀬良とメッセンジャーでは今季の成績を単純に見れば阪神有利だが、大瀬良が最少失点で凌いでいけば十分チャンスあると思う。
マエケンを残している状況で、僅差のゲームを展開していれば阪神側がプレッシャーからくる自滅も十分考えられる。
逆に言えば、カープが先にミスをすればノーチャンスだろう。
そして勝って2戦目を迎えれば、カープは体調万全のマエケンで勝負ということになる。
能見もカープに相性が良いようなので僅差の接戦が予想されるが、初戦に勝って優位に立つ心理的なアドバンテージは、優勝経験の少ない両チームには明暗を分ける結果になりやすい。
そして3戦目で投げる場合のヒースはかなりチャンスがあると思う。
ゲームの空気感にも慣れ始めた頃に登板となるので良い結果が1〜2戦で登板するよりも期待できる。
平常心で投げることが出来れば「制圧」するかもしれない。
※予想 カープの2連勝、又は2勝1敗

★ケース3
①メッセンジャー ②能見 ③藤浪
①ヒース     ②前田 ③大瀬良
初物に弱い阪神だが、それでもキャリア不足のヒースが、プレッシャーのかかる初戦で快投を演じるとは考えづらい。
阪神が攻略するというより、ヒースが自滅する可能性が高いとみる。
更に言えばヒースがかなり阪神打線に打ち込まれるケースになると、2戦目であっさり決まる可能性が高い。
いくらマエケンでも流れを変えるのは簡単なことではない。
ケース2も同じだが、2戦目のマエケンで勝つには、1戦目でタイガースを勢いづかせないこと。
重い空気になれば甲子園の声援がプレッシャーになる。
そして機動力で揺さぶる展開に持ち込めばチャンスは十分にある。
そうすればマエケンで確実に勝って3戦目に繋げることは可能だ。
※予想 タイガースの2連勝、又は2勝1敗


【結論】
両軍の先発ローテがケース1ならタイガースが断然有利
ケース2ならカープがやや有利、ケース3ならタイガースがやや有。
そしてここにきて台風の影響も考慮せざるをえない状況になった。
今日は開催されるだろうが、2〜3戦目はかなり不透明な状況。
その為、1戦だけで決まる可能性もゼロではなくなった(簡単に中止しないとは思う)
それを考えると両軍一番悔いの残らない投手をあてるケース1が有力になる。
よってカープはかなり苦しくなったと言わざるを得ない。
考えにくい事だが上記のケースが全く的外れで、タイガースが初戦に藤浪を投入するいう奇策をとったら、カープがかなり有利になると思う。
その場合は初戦マエケンという選択が有利に働くだろう。


【Gにとって最悪のシナリオとは?】
最初に思いつく最悪のシナリオは台風の影響で最初の初戦の勝敗のみで決まってしまうパターン。
2ndステージの投手ローテが一気に楽になる。
だが一方で、その場合は勝ち上がりチームの試合勘も十分とは言えない状況なので、そこまで悲観する理由でもない。
個人的には「鍵を握るプレーヤー」が調子を上げた場合が怖い。
特に短期決戦の経験が豊富で長打力を兼ね備える打者が、上昇気流で2ndステージに向かうケースが一番怖い。
やはりタイガースの福留・西岡・鳥谷は眠ったままでいてもらいたい。
特に福留が完調だと打線の切れ目がなくなり、G投手陣が打線を分断できなくなるので苦戦必至になる。
カープの場合は、本塁打王のエルドレッドが春先の状態に戻ると、同じく打線が分断できなくなるが・・・・。
どちらが勝ち上がっても、願望を言えば・・打線が重い状態で東京ドームに来てほしい。
何故なら日程が有利でアドバンテージが1勝あるGにとっては、一番怖いのは爆発力で相手の勢いに飲み込まれる事。
初戦に登板するであろうエース内海に、去年の菅野のような勢いを削ぐ圧倒的なピッチングを望むのは酷。
仮にそんな状態で乗り込まれたら・・・これについては2ndステージ直前に新たな記事としてお話したい。


敬称略

★お知らせ★
(1)メールで御要望のあったCSパ・リーグ展望について
筆者は巨人戦を中心に観戦し、ライバル球団の動向をチェックする日常サイクルで、パ・リーグの試合を見るのは限られています。
①基本的に自分の目で選手のプレーを確認しないと記事にしない。
②上記の状況なので情報量もセ・リーグに比べて若干劣っている。
③都合で記事にする時間が無い。
以上の3つが理由になります。
「NPBコラム」というブログ名にそぐわない内容になっているという御批判は甘んじて受けます。
頂いた皆様への直接返信ではなく、こちらでの一括回答となる事を何卒ご理解下さい

(2)セ・リーグ他球団の総括について
こちらもメールで頂いた御要望でした。
熟慮した結果、こちらも時間の都合上長文での記事は厳しいと判断し、簡素になりますがツイッターでまとめることにしました。
セ・リーグ各球団の総括を野手と投手に分けて行っております。
残念ながら文字数に制限があるので満足出来ないでしょうが是非ご覧ください。
第一弾としてヤクルトの野手について2回に分けて総括しています。
今後も不定期ですが更新していきます。


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