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2019年 読売ジャイアンツ シーズン総括 投手編➁

2019年 読売ジャイアンツ シーズン総括 投手編➁

これまで様々なトラブルで休止する時期が絶えなかった弊ブログですが、今年で何とか七年目を迎えました。
これは多くの皆様がスポナビ時代から変わらずにご覧頂いているからこそです。
そして本年も何かとトラブルが発生するかもしれませんが、筆者の野球愛とジャイアンツ愛は不変ですので、体力と時間が許す限り続けてまいります。
どうぞ本年も宜しくお願い致します。

又、12月に入って忙しなかった日常が、年が明けてようやく平穏になってきたので、これから例年通りブログ更新を徐々に増やし、春季キャンプ・オープン戦に向けて中身を濃くしていきます。

超激辛NPBコラム 今後の更新内容(予定)
1~2月 「巨人 2019年シーズン総括 野手編」
「巨人 新外国人選手の私的評価」(掲載済のパーラは除く)
2~3月 「巨人春季キャンプレポート」
「オープン戦レポート」
「セリーグ各球団戦力分析」
「NPB順位予想」
3月後半 「公式戦レポート」(4月以降も続く)

尚、公式戦が本格的に始まる4月以降はどうしても私事が忙しくなり、纏まった時間が取れないので、公式戦以降はブログの中身を大幅にリニューアルしていく予定です。
現在、構想している形式としては、リアルタイムでテレビ観戦出来る場合はTwitterを上手に活用し、主に選手個々の状態と場面毎の感想を簡潔に発信していき、そして試合終了後にBlogで勝敗を分けたポイントに絞って論評する形を考えています。

 

さて、東京で二度目のオリンピックが行われる2020年のブログ第一弾は、前回の続きという事で「2019年読売ジャイアンツのシーズン統括 投手編➁」を書いていく。
まずは投手編➀を未読の方は下記をクリック(リリーフ陣の総評もこちらに書いてます)
【2019年 読売ジャイアンツ シーズン統括 投手編➀】

前回はG投手陣全体の総括と、主な先発投手個々について触れていったので、ここからはリリーフ陣と今後期待の若手投手個々について触れていく。
尚、今季限りで退団した選手については、本文の主旨が来季に向けての期待値も加味しての論評なので、今回は割愛する事をご理解いただきたい。

 

【主力として活躍したリリーフ左腕】
☆中川皓太
67試合 4勝3敗 17H 16S 防御率2.37
・昨オフに投球の際に腕を少し下げるフォームにしたことで、春のキャンプからボールの質が格段に上がった。
・オープン戦でも結果を出し続けた事で評価がうなぎのぼりとなり、シーズン最初からセットアッパーの一員としてスタートした。
・クックの離脱後に抑え役に回っても5月頃までは絶好調を維持し続けていたが、6月に入ると登板過多の影響もあって手痛い失点を奪われるケースも目立ち始めた。
・チームが苦しかった夏場に謎の登板回避(軽い故障?体調不良?)が続いた時期もあったが、チーム最多の67試合登板という結果を見ても、彼の存在無くしてリーグ優勝は語れない。
・技術的には元々角度とキレのある直球には定評があったものの、実戦で使える変化球の精度に欠けていた事が大きな欠点だったが、前述の腕を下げた事によってスライダーが打者の手元で変化するようになり、ウイニングショットで使えるボールに変貌し、それとともに腕が振れるようになって直球の球威も増すという好循環となった。
・去年までは気弱さを感じるマウンドさばきだったが、実戦で結果を出し続けた事によって自信がつき、左打者への膝元にツーシームを臆することなく投じるようになって安易に打者の「踏み込み」を許さず、対左打者の成績は打率.200、本塁打0という見事な結果を残した。
・一方で対右打者には打率.273、本塁打3という内容で、左右問わずに起用されたセットアッパーとしてはやや残念な結果となり、今後の右打者対策としては外角に沈むシンカー系、あるいはチェンジアップ系の精度アップが必須となる。

☆田口麗斗
55試合 3勝3敗 14H 1S 防御率4.13
・シーズン前は先発ローテの一角として期待されていたが、球威不足でオープン戦では結果を残せずに一軍の初登板は5月までズレ込んだ。
・それでも交流戦で二度の先発マウンドを任せられたが、内容・結果ともに不合格で、これ以降は完全にリリーフ役へまわった。
・リリーフ役にまわった当初は、チーム事情(投手編成に対して首脳陣が手探り状態の時期だった)も重なって、同じ左腕の高木京介と共に決まった役割が与えられず、特に彼の場合は「時には敗戦処理、時にはセットアッパー、時には抑え役」という過酷な投球が続いてしまい、それがセリーグタイ記録となる10試合連続登板という結果となって表れていた。
・8月の最も大事な時期には後述の大竹寛とともに最も痺れる場面で投入されるケースが増え、セットアッパーの中川と抑えのデラロサへの負担を軽減させる一翼を担った。
・防御率だけを見るとリリーフとしては褒められる数字ではないが、彼の場合は不調時に「ごまかし」の効く投球が不得手で、その結果の一つとして被本塁打(11本)が多いのが大きなマイナス要素と言えるが、一方で気持ちの入った投球で相手の主軸を討ち取るケースも少なくないので評価が難しい投手とも言える。
・打者目線で語るなら、彼が先発投手として台頭してきた当初は独特のスライダーに手を焼いてしまいがちだったが、それに慣れてくると、元々チェンジアップはボールゾーンからボールゾーンに外れて見極めは安易だったので、最終的に右打者は入ってくるボール(クロスファイアーの直球か、膝元に曲がるチェンジアップ)を意識して待てば攻略のハードルは決して高くはなかったが、リリーフになって腕を強く振るように意識した事で、球速が上がっただけではなく、それがチェンジアップの精度向上にも繋がった事で、相手打者の反応は明らかに変わっていた。
・今後の課題としては、相変わらず修正されていない「一発病」の改善と、仮に先発に戻るならスタミナ向上と集中力の持続が強く求められる。

☆高木京介
55試合 3勝1敗 10H 防御率3.83
・特にチームの投手事情が苦しかった時期に、田口とともに様々な役回りをこなして、シーズン終盤のリリーフ陣立て直しに大きく貢献した。
・賭博問題の謹慎後はどうしても直球の威力が戻り切れていなかったが、去年は彼本来のボールのキレが蘇った印象だった。
・一方でこれも田口と同様に「一発病」は大きな課題で、特に勝負球が甘くなりがちな傾向が強い(去年の被本塁打は11本)
・彼の生命線である「カットボール」又は「カット気味の直球」は抜けてしまうと右打者には「格好のHRボール」なので、右打者の懐を攻める時は細心の注意と、そこまでに至る配球の工夫が大事になる。
・今後の課題は対右打者としてはチェンジアップ系の精度向上、そして対左打者としては彼の特殊変化球であるスローカーブやカットボールをより一層活かす意味でも、もう少し左打者の懐に突っ込んで行く必要がある。
・その為には体格が似ていて同じ左腕の今村のように、もっとシュート系を磨いていく事も一考か?(去年は左打者に対して5本のHRを許した)

ブログ更新の予告をしてからかなり時間が経ってしまったので、とりあえず作成済のこの左腕3投手のみを公開して、次回は右の主力リリーフの澤村・大竹・デラロサ、そして中堅リリーフ陣の戸根・池田・田原・鍵谷・宮國についての評価を近々に公開します。

以上 敬称略
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