皆様ご無沙汰しています。
衝撃のCS4連敗敗退のショックでシーズン総括もせず申し訳ありませんでした。
この間、様々な方からメールを頂きましたが、ロペス退団、グリエル獲得へ??などモチベーションが下がる話題が続いていましたので・・・意欲が・・・苦笑。
個人的に絶対止めて欲しいと考えていたグリエル獲得が無くなりそうなので更新意欲が甦りました。
それでも更新を休んでいる間に結構色んな記事を下書きしていました。
①シーズン総括
②大田は来シーズン覚醒するのか?
③少し限界を感じ始めた坂本のバッティングについて
④西村先発転向、澤村リリーフ転向の是非
⑤金城、相川の獲得について
⑥相川獲得で生ずるヤクルトへのプロテクトリスト
⑤ドラ1岡本の将来性
⑥新外国人投手2名を分析
⑦グリエル獲得を反対する理由とは?
⑦はボツになりますが、ちょっと時期を逸したネタも有ります
それ以外はマイペースでアップしていきたいと思います。
さて、そこで今回の記事ですが、先日GからSへ人的補償のプロテクトリストが渡ったようなので、まずはこの話題から記事にしていこうと思います。
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リストを作る上で順番に考えていこうと思います
まず1stステップとして筆者の私的評価でのプロテクトリストから考えます
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1)現時点での私的プロテクトリスト
★以下はヤクルト側の事情は考慮していない
※カッコ外は無条件プロテクト
投手 15人
菅野、内海、杉内、沢村、小山、大竹
山口、西村 (松本竜、今村、笠原、宮国、田口、平良、高木京)
捕手 1人
小林
内野手 7人
阿部、片岡、村田、坂本 (中井、奥村、和田)
外野手 5人
長野、亀井、大田、橋本、高橋由
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主なリスト漏れ選手
投手
久保、香月、青木、福田、田原、江柄子、阿南、土田、公文
捕手
実松、加藤、河野、鬼屋敷
内野手
寺内、井端、藤村、辻
外野手
鈴木、矢野、横川、隠善
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やはり個人的には伸びしろを感じる有望な若手は優先的に残したい
特に投手は起用する枠が広いので少々荒削りな面が残っていても「戦える武器」を持っていれば残しておきたい。
逆に年齢的には30前後の中堅選手はチャンスを与える意味でも放出した方が良いと思う。
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次にヤクルトの補強ポイントを考えます
2)ヤクルトの補強ポイント
①投手全般
②守備力が高い外野手
③将来性の高いショート
恐らくスワローズとしては①で希望に合う選手が漏れていたら間違いなく取ると思う
しかし②、③では余程の選手ではない限り金銭を選ぶことを予想する
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これらを考慮に入れてG側がスワローズに渡した最終プロテクトリストは以下と考える
3)最終判断でのプロテクトリスト
投手 16人
菅野、内海、杉内、沢村、小山、大竹
山口、西村、松本竜、今村、笠原、宮国、田口、平良、高木京、公文、田原
捕手 1人
小林
内野手 5人
阿部、片岡、村田、坂本、中井
外野手 5人
長野、亀井、大田、橋本、高橋由
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リスト漏れの主な選手
投手
久保、香月、青木、福田、江柄子、阿南、土田
捕手
実松、加藤、河野、鬼屋敷
内野手
井端、藤村、和田、奥村、辻、寺内
外野手
鈴木、矢野、横川、隠善
★理由
スワローズは同じイースタンリーグなので各選手のポテンシャルは把握している
若い選手に対しては特にシビアに評価するだろう。
以下は指名する可能性が低い選手
香月:実戦派だが監督によって評価が分かれる投手
青木:ワンポイント投手と補償金を天秤にかけたら。。
福田:怪我が多く、本来の切れが戻っていない
鬼屋敷・河野らの若手捕手は補強ポイントから逸脱している
実松・加藤のベテラン捕手は現在の状況からすれば最優先ではない。
藤村:内野守備に不安があるし、ショートは厳しい。
奥村:セカンドとして育成中で芽が出るのは先になる
和田:サードが中心で攻守に渡って育成初期段階
矢野:飯原と役割が被るし、年齢は矢野が上になる
鈴木:今の戦力では代走専門の鈴木を活かす野球は難しい
年齢的な事も考慮すれば、その役割は比屋根で可能と考える
横川:同タイプのユウイチ、武内がいる
隠善:センターを任せる守備力はない
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ここからは指名する可能性がある選手をあげる
4)ヤクルトが獲得する可能性があるプロテクト外選手を考える
土田は完全にリリーフタイプ
入団1年目は良い直球を投げていたが、プロの怖さを覚えた去年は腕が振れていなかった印象がある
判断に迷うところ。。。
江柄子は球種も多く使い勝手の良い投手だが、既存のS中堅クラスと大きな差はない
久保は万全なら十分戦力になるが、怪我が多い投手なので判断が難しい
阿南はGに移籍してからファームでは先発で結果を出し続けているので、S編成部や去年2軍を指揮していた真中監督も実力は十分把握している。
プロ初勝利もSから奪ったもの。。。
巷では名が出ていないが選択する可能性は十分あると思う。
但し、Sには左の軟投派の代表格である石川がいるので、同じタイプを避ける可能性も否めない。
タイプ的にはリリーフ向きではない。
去年、当blogのプロテクトリストに入れた辻については、スワローズ編成部がどう評価してるか。。。
シーズンオフの国際大会で久しぶりに彼のバットスイングを見たが、外のボールを逆方向に持っていくバットコントロールは非凡な才能を持っているが、内角直球に対する弱点はまだ改善されていない。
この1年で相当バットを振り込んでいるようなので、来年から徐々に改善されるかもしれないので残って欲しいが。。。
個人的には来年のファームで結果を残して一軍の足固めにしないと大望は厳しいと考える。
井端はショートとして使えて年々衰えてはいるが、内野の控えとしては十分な力を保っている。
また、同タイプの田中浩よりも使えるポジションの幅は大きい。
しかし、それでも田中浩と役割が被る部分が大きいので悩ましい。。。
寺内は内野手としての守備力はかなり高いが、年齢的にはベテランになってきた。
そして何より同じ右打者の大引を獲得したので彼を選ぶ可能性はかなり低くなった(若手の谷内もいる)
松本哲はSの弱点である「高レベルでセンターを守れる外野手が不足している点」を解決できる存在。
有望候補である上田はバッティングでは松本以上に魅力的だが伸び悩んでいるのが現状。
特に外野としては素晴らしい脚力があるにもかかわらず打球判断が拙く、センターとして安定感があるとは言えない。
比屋根も良い選手だがこちらも伸び悩んでいる。
さすがに飯原がセンターを守っているのには目を疑った・・・・。
バレンティンがレフトを守るのでセンターは広い守備範囲を求められる。
雄平とミレッジはセンターとしては心もとないのも事実だろう。
球団が期待する上田の更なる成長を待つか?
それとも松本哲を入れて刺激させるか?
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5)ヤクルトの最終決断を予想する
今年のSは積極的にFAに参入し、懸案だった先発Pとショートを補強した。
新監督で臨む来季にかける意気込みは相当強い。
しかし、それでも他球団と比べると投手陣が弱いのは否めない
特に投手陣は外国人に頼らざるをえない。
その為の資金として補償金をプールしておくことも悪くない判断だと思う。
逆に資金不足という訳ではないのなら話は全く変わってくる。
二軍でG若手をつぶさに見ていた真中監督の意向で選んでくると思う
しかしながら当ブログの最終結論は・・・
「ヤクルトは相川のFA補償として金銭を要求する」と考える。
だが日ハム、ロッテへのFA補償次第で様相がガラッと変わる可能性はある。
ロッテは金銭を選ぶと予想しているが、日ハムは読めない。
両球団への補償が中堅野手だとすると寺内、松本哲あたりがかなり現実味を帯びる。
投手だとしたら土田、久保がクローズアップされるだろう。
以上 敬称略
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追伸
報道では矢野、由伸という名が出ていたが、由伸が漏れている可能性は限りなくゼロに近い。
有望選手(特に投手)が漏れるようにするための撒き餌だと思う。
また 守備力が衰え気味で、しかもオフに肘を手術した矢野をあえてスワローズが選ぶ可能性は極めて低い。
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追記訂正です
下記のコメント欄でmaipaceさんから御指摘頂いてFA補償のルールを勘違いしていた事が判明しました
非常に情けないですが、訂正させて下さい
当ブログの最終結論は全額金銭ではなく土田投手を最有力候補と変更します
maipaceさん御指摘有難うございました
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以上
皆様からのご意見・ご感想を心よりお待ちしております
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心の中のGプロテクトリスト 2014編 〜S相川に対するFA補償を予想する〜
