G新外国人投手の私的評価 第二弾 アーロン・ボレダ編

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本題に入る前に前回の記事で訂正があります。
選手名の「ミコラス」を「マイコラス」に訂正させて頂きます。
失礼致しました。

さて前回のマイコラスに続いて、もう一人のG新外国人投手アーロン・ポレダを映像での主観で分析する。
だが、その前にジャイアンツの来季外国人枠をおさらいしたい。

2014年
〜投手〜
先発 セドン(左)
抑え マシソン(右)
二軍 メンドーサ(右)
〜野手〜
一塁 ロペス(右)
一塁・左翼 アンダーソン
左翼 セペダ
2015年
〜投手〜
マシソン
マイコラス
ポレダ
メンドーサ
〜野手〜
アンダーソン
セペダ
※来季の役割予想
1.マシソンは澤村次第でセットアッパーに戻る可能性がある
2.マイコラスは先発として考えている
3.ポレダの役割は不透明(山口の状態、他の先発候補次第?)
4.メンドーサは育成段階だがミコラス、ポレダの状態次第ではチャンスあるか?
5.アンダーソンはレフト起用が多くなる?
6.セペダはアンダーソンの状態次第か?
外国人枠についての予想優先順位は
投手 マシソン>アンダーソン>マイコラス>ポレダ>セペダ>メンドーサ
野手1・投手3が基本線で、セペダが良ければ野手2の可能性もある。
但し、阿部一塁固定が決まってるので、アンダーソン・セペダを同時にベンチ入りさせるのは選手起用が歪になる。
よってかなりハードルが高い。
つまりマイコラス・ポレダは怪我なく開幕を迎えれば、優先的にチャンスを与えられるだろう。
二人の起用法はキャンプ・オープン戦を見て判断すると思うが、現在の構想ではミコラスは先発、ポレダは故障明けの山口が開幕から全開で活躍することが難しいと予想されるので中継ぎが有力視される。

これを踏まえて本題に入りたい。
★どんな投手?
アーロン・ポレダ 28歳(来年29歳)
198センチ・109キロ
左投げ左打ち
持ち球
フォーシーム  平均155キロ
スタイダー   平均136キロ
チェンジアップ 平均136キロ
球種の割合
フォーシーム  70%
スライダー   27%
チェンジアップ  3%
映像を見たピッチングフォームの印象
①スリークウォーターからゆったりしたフォーム
②投げた後に体が三塁側に流れる
③右肩の体の開きが早い
④ボールをリリースする前に早く体が捕手方向に突っ込んでいる
⑤マイコラスと同様で長身ではあるが角度はそれほど感じない
ノーコン投手という事前の情報だったので、もっと力んで投げるタイプかと思ったが意外に無駄な力みはなかった。
それでも四球が多いのは②③④が大きな原因で、体の軸が捕手方向へ向かわず三塁側方向に流れているので、リリースポイントが体から離れてしまって制御できていない事が要因だと思う。
更にボールをリリースするときに体が早く前に倒れる事も要因。
5年前の映像も見たが全く変わっていないので、28歳だが修正するのは難しいだろう。
つまり、フォーム的にはボールが抜けやすいし引っ掛けやすい。
制球難投手の典型的なタイプといえる。
それでも③をもう少し修正すれば、基本的にゆったりフォームと直球のスピードが比例していないので打者は苦労しそう。
そしてテークバックが体に隠れるので、ここも打者がタイミングを合わせづらいポイントになる。
この投手は細かい制球力は必要としないパワーピッチャーではある。
2012年にトミージョン手術をした影響は無く、逆に去年は制球力が数字上では改善されている。

★ズバリ活躍するか?
去年の数字上では大幅に与四球が改善されてるが、フォーム的には前述通り典型的な荒れ球タイプ。
こういうタイプは日本のマウンドに即適応が難しいというのが妥当だと思う。
但しストライク先行の形を作れれば大きな可能性を秘めている。
変化球はスライダーだけと見て良い。
チェンジアップは殆ど試合では投げないし、精度はかなり低いので大事な場面では使えない。
フォーシームの直球はカット気味に打者の手元で変化するタイプでナチュラルに動いている。
単純に持ち球からすると対右打者には分が悪い。
対左打者にも打者の懐をつくシュートやツーシームがないので厳しい。
だが彼には155キロをバンバン投げ込むパワーを持ち、しかもコントロール難を逆手に取れば打者は安易に踏み込めない。
短いイニングなら打者は対応が難しいだろう。
フォーム的には先発で使ってもスタミナは問題なさそうだが、やはり球種の少なさと制球の悪さは致命的なので厳しい。
リリーフとして対左を中心に使う方が良いと思う。
日本で活躍するには「直球でファールを打たせてカウントを稼げるか?」にかかっている。
平均155キロの直球は、打者から見れば分かっていても一打席では簡単に捉えられるボールではない。
スライダーは低めに決まれば空振りを取れるボールなので追い込みさえすれば・・・。
肘の故障歴があるが、フォーム的にはマイコラスに抱いている心配は少ないと考える。
個人的にはマイコラスは故障さえなければ計算できそうなピッチャーだが、ポレダは全く予想が難しい。
大成功への条件は
①マシソンと同程度でストライクを取れる
②日本でショート系(ツーシーム)を覚える
③日本でチェンジアップをマスターする
①と②はリンクしてるので①がクリアできれば本人次第で②が出来る可能性も出てくる。
シュート系で打者の懐に攻め込む投球は、制球にある程度の自信が無ければできない。
同じく直球でゴリ押しするマシソンの場合は、上からの投げ下ろしなので角度がある。
しかしポレダの方はそこまで角度がないので、出来ればシュート系が欲しい。
③が出来ないのはフォームに原因があると思われる。
①〜③を全てクリアすればGにとっては凄い戦力になり防御率1点台も夢ではない。
①だけならリリーフで防御率3点台前半
①②クルアなら防御率2点台中盤
全てダメならシーズン序盤で見切られてしまうことも十分考えられる。
但しこれはリリーフとして使った場合である。
仮に先発として使う場合は
・無駄に球数を要しない制球力
・変化球でカウントを稼ぐ事が出来る
・少なくとも球種は直球系除いて2種類欲しい
以上二回に渡りG新外国人の私的評価を行ったが、まだキャンプが始まる前の評価なので未知な部分が多いというのが本音。
去年のアンダーソン・セドンと同じようにキャンプレポートでしっかりフォローしたい。
以上
敬称略

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