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「練習試合 巨人対サムスン雑感」巨人春季キャンプレポート2020.02.15

「練習試合 巨人対サムスン雑感」巨人春季キャンプレポート2020.02.15

2020巨人沖縄二次キャンプ
【天候・12:30】
晴れ、26.3℃、72%、南風7.6m
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練習試合 巨人vsサムスン
【巨人オーダー・攻撃内容・野手短評】
1二 吉川尚輝
➀カウント1-0から真ん中ツーシームを捉えるがファーストゴロ(1死)
➁カウント1-3から内角直球を見極めて四球(2死満塁)
➃カウント2-2から外角直球を引っかけてセカンドへの内野安打(1死1塁)
➄初球の真ん中直球を捉えてライト前ヒット、2塁走者が本塁前で挟まれてタッチアウト(チェンジ)
※投球に対するアプローチが1週間前とは雲泥の差で、アタックすべきボールと手を出すべきではないボールの見極めが良くなっている。

⇒右 石川慎吾
➇カウント1-2から外角低めのチェンジアップを引っかけてショートゴロ(2死)

2指 亀井善行
➀フルカウントから真ん中高めの直球に合わせてレフト前ヒット(1死1塁)
➁0-2から外角低めのスライダーを見逃し三振(チェンジ)

⇒打指 パーラ
➃カウント0-2から真ん中高めの直球を空振り三振(2死1塁)
・実戦初登場で注目されたが、アンダースロー投手に対して全くタイミングが合っていなかった。
➅カウント0-2から外角低めの直球を見逃し三振(1死)
・この打席も相手投手はアンダースローだったが、タイミング的にやや立ち遅れてしまっていた。

⇒打 中島宏之
➇カウント1-0から真ん中直球に差し込まれてセカンドフライ(チェンジ)

3中 丸佳浩
➀フルカウントから真ん中ツーシームを捉えるがファーストゴロ、1塁走者は2塁へ進塁(2死2塁)
➂カウント1-0から外角高めのチェンジアップを捉えてライト前ヒット
・アンダースローの抜いたボールに対して上体が突っ込まずに、しっかり下半身を使って振り切れていた点は好材料で、順調な仕上がりを印象付けた。

⇒走中二 若林晃弘
➃カウント2-2から外角シンカーを空振り三振(チェンジ)
➅フルカウントから真ん中低めの直球を見切って四球(1死1塁)

⇒打 湯浅大
➈カウント1-0から外角カットボールを止めたバットでファーストゴロ(1死)

4三 岡本和真
➀カウント1-1から真ん中スライダーを捉えてレフト前へのタイムリーヒット(2死1塁)
➂カウント0-2から外角スライダーをバットの先でレフトフライ(1死1塁)
・アンダースローの変化球に全くタイミングが合っていなかった。

⇒三 増田大輝
➄カウント1-0から内角直球を引っ張って三遊間突破のヒット
➅⇒カウント1-1から外角に大きく外れるスライダーを空振り、二盗成功(エンドラン?盗塁を助ける空振り?)⇒カウント2-2から内角シンカーに詰まってファーストゴロ、2塁走者は3塁進塁(2死3塁)
➈初球の真ん中直球を引っかけてサードゴロ(2死)

5一 大城卓三
➀カウント0-1から真ん中ツーシームを打ち上げてセンターフライ(チェンジ)
➂⇒1塁走者が二盗失敗(2死)⇒カウント1-2から外角高めの直球に合わせてショートゴロ、ショートが送球エラー(2死1塁)
➄カウント1-2から牽制悪送球で1塁走者は2塁進塁⇒カウント2-2から外角低め直球を見逃し三振(1死2塁)
➅⇒フルカウントからボークで3塁走者が生還⇒フルカウントから真ん中高めの直球を打ち上げてショートフライ(チェンジ)

⇒打 炭谷銀仁朗
➈カウント3-1から外角直球にバットが折れてファーストゴロ(試合終了)

6左 モタ
➁カウント2-2から真ん中高めの直球を空振り三振(1死)
➂カウント0-1からスライダーを捉えてセンター前ヒット(2死1.3塁)
・アンダースローの外角スライダー(変化はしてなかった)に対して、強引にならずにセンターへ打ち返したバッティングは、非常に実戦的で評価を上げるだろう。
➄カウント1-2から外角高めのチェンジアップを捉えてライトオーバーのタイムリー2塁打(1死2塁)
・甘いボールとはいえ、左投手の逃げていくチェンジアップを一発で仕留めたバッティングは見事だった。
➆カウント2-2から内角低めのスライダーを空振り三振(1死)
※彼のバッティングの長所は何と言っても「スイングスピード」と「飛ばす力」だが、もう一つ「柔軟性」も非常に大きな魅力で、タイミングを外そうとする変化球に対して、いつものように強振しようとする中でも、無意識に「間」を作ってタイミングを計る柔らかさを持っている(だからこそ、どんなボールに対してでもフルスイング対応が可能になっている)

7右中 陽岱鋼
➁カウント1-1から外角低めのカットボールを引っかけてショートゴロ(2死)
➂カウント2-2から外角に外れる直球に手を出し空振り三振(チェンジ)
➄カウント0-1から真ん中直球を捉えて左中間突破のタイムリー2塁打(1死2塁)
・逆風が無ければスタンドインする打球だった。
➆カウント2-2から内角低めのチェンジアップを空振り三振(2死)

8捕 小林誠司
➁フルカウントから直球が外角に大きく外れて四球(2死1塁)
➃カウント2-2から真ん中スライダーを捉えて風にも乗ってレフトスタンドへ本塁打
・アンダースローの変化球でやや泳がされたが、バットのヘッドを効かせて打球に絶好の角度をつけた。
➄カウント2-2から内角スライダーに詰まってピッチャーゴロ、2塁走者が飛び出して3塁アウト、しかしその間に打者走者が2塁へ進塁(2死2塁)

⇒捕 岸田行倫
➆カウント1-2から真ん中カーブに合わせるがセカンドゴロ(チェンジ)
※6回の守備では彼の大きな武器である強肩で二盗を阻止した。

9遊 山本泰寛
➁カウント2-1から真ん中高めの直球を捉えてライト前ヒット(2死1.2塁)
➃カウント1-2から真ん中低めのシンカーに詰まってファーストへのファールフライ(1死)
➄カウント3-0から直球が大きく外れて四球(2死1.2塁)
➇カウント2-1から真ん中直球に差し込まれてキャッチャーフライ(1死)
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【巨人登板投手・選手雑感】
☆桜井俊貴 3回2安打1奪三振 失点0
・直球の平均球速は140キロ弱
・変化球はカーブ、チェンジアップ、スライダー、カットボール
※ボールの走りはまだまだこれからだが、直球・ツーシームで右打者の懐を攻めきった点は高評価。
※変化球もほぼ狙ったコースに制球出来ていた。
※意図的に力をセーブしていた投球のように感じたが、去年の悪い時のように力んでボールが浮いてしまうより、少々球速は落としても低めにボールを集めていれば大怪我はしない。
※解説の中畑氏が指摘していたように、先発として長いイニング投げるなら、ピッチングにメリハリが必要になる(菅野のよう”ここぞ”でギアチェンジ出来るようになれば文句ない)

☆田口麗斗 3回0安打2四球1死球3奪三振 失点0
・直球の平均球速は不明(筆者の感覚では130キロ後半)
・変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップ
※直球のスピード感はそこまでではないが、キレと制球は上々だった。
※変化球は、去年から急速に進化したチェンジアップが、この試合でも切れ味鋭く低めに決まり、持ち味のスライダー系でも空振りを奪えていた。
※確かに2四球(+1死球)は反省材料かもしれないが、しっかり攻めに行った上での四死球なのである程度は仕方がない。
※球筋から判断する「安定感」「安心感」という観点では、先発投手としては合格点を与えられる投球だった。

☆ディプラン 3回2安打1四球1死球2奪三振 失点2
・直球の平均球速は不明(筆者の感覚では140キロ前半)
・変化球はカットボール、ツーシーム、縦スライダー
※160キロ近い直球を投げるという触れ込みだったが、現状はその片鱗は感じられていない。
※ボールを動かすタイプだが、打者にフルスイングされるケースが多いのは、打者の手元で微妙に変化するのではなく、かなり早い段階で変化が分かってしまう軌道をしているのかもしれない。
※クイックが出来ないし、セットポジションでは球威が落ちるのも難点
※3イニング目の投球(低めにボールを集める形)が彼も持ち味だと思うが、それを立ち上がりから出来ないと評価は上がらない。
※年齢制限で育成契約の期限は3月末なので、優先的にテストしてるとは思うが、個人的には直ぐに戦力として使うには現状のままでは厳しさを感じる。
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【スコア】
サムスン 000 000 200 2
巨  人 100 121 000 5
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【総評】
※この試合の主審はストライクゾーンがかなり広く、制球力が高い投手には大きなアドバンテージがあったので、そこは考慮して各選手を評価しないといけない。
※サムスンの登板投手はバラエティ豊かな陣容だった(技巧派アンダースロー、速球派アンダースロー、技巧派左腕、速球派左腕、速球派右腕など)ので、巨人の各打者にとっては格好の実戦練習になったと思う。
※5回の攻撃で、3塁コーチ後藤の判断ミス(2塁走者の本塁突入のジャッジ)があったが、ここは要反省である(打った瞬間に小林の脚力を考えれば本塁突入は無理だった)
※個人的に目についたのは野手では吉川尚とモタ、投手では田口、特に吉川尚のバッティングが日に日に良くなっているのが大きな収穫。

以上 敬称略
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