超激辛NPBコラムはプロ野球及び全てのスポーツを応援します

「練習試合 巨人vs中日」 巨人春季キャンプレポート 2020.2.19

「練習試合 巨人vs中日」 巨人春季キャンプレポート 2020.2.19

2020巨人沖縄二次キャンプ 2020.2.19
【キャンプトピックス】
★菅野がフリーバッティン登板
多くの野球関係者、中日首陣も見守る中で菅野が若林とモタを相手に30球投げ込んだ。
モタに一発を浴びたが、全体的な印象としては低めにキレのボールを集められていたので上々という印象。

★二軍の練習試合(対ソフトバンク)でウレーニャがHRを放つ
育成の新外国人内野手ウレーニャが、ソフトバンクとの練習試合で、レフトスタンドへ豪快に運ぶ3ランHRを放って大きくアピール。
——————————

練習試合 巨人vs中日
【両チームスタメン】
先行・中日
1(左)渡辺、2(三)高橋、3(二)阿部、4(指)福田、5(一)石川、6(遊)溝脇、7(中)根尾、8(捕)石橋、9(右)伊藤康

後攻・巨人
1(二)若林、2(遊)坂本、3(中)丸、4(三)岡本、5(指)パーラ、6(左)モタ、7(一)大城、8(右)石川、9(捕)炭谷
——————————


【巨人攻撃内容・野手短評】
1二右 若林晃弘
➀カウント2-1から真ん中スライダーに合わせるだけのショートゴロ、それをショートがエラー
➂カウント1-1から内角スライダーを捉えるがライトフライ(1死)
➄カウント1-2から外角直球をバットの先でピッチャーゴロ(チェンジ)
➆カウント1-0から真ん中低めのスライダーをバットの先でピッチャーゴロ(チェンジ)
※課題の守備ではやや強い打球に上手く対応できずにエラー(4回表)

⇒打 陽岱鋼(特別代打)
➈⇒カウント0-1からバッテリーエラーで2塁走者が3塁進塁(1.3塁)⇒カウント3-1から外角スライダーを見切られて四球(満塁)

⇒打 岸田行倫(特別代打)
➈カウント1-2からバッテリーエラーで3塁走者が生還(2.3塁)⇒カウント2-2から真ん中フォークを打ち上げて浅いライトフライ(1死2.3塁)

2遊 坂本勇人
➀カウント1-2から外角直球を当てただけのピッチャーゴロ、1-6-3のダブルプレー(2死)
➂初球のカーブを打ち上げてライトフライ(2死)
➅カウント1-2から真ん中カーブを見逃し三振(1死)

⇒中 陽岱鋼
➇カウント1-2から内角直球を見逃し三振(1死)

⇒打 山本泰寛(特別代打)
➈初球の真ん中直球に詰まってライトへの浅いファールフライ(2死2.3塁)

3中 丸佳浩
➀フルカウントから真ん中低めの直球を空振り三振(チェンジ)
➂初球の外角直球を捉えてレフト前ヒット(2死1塁)
➅カウント0-1から真ん中直球をバットの先でセンター前ヒット(1死1塁)

⇒走遊 山本泰寛
➇カウント0-1から真ん中低めの直球を捉えるがライトフライ(2死)

⇒打 増田大輝(特別代打)
カウント1-1から真ん中直球に詰まってファーストフライ(試合終了)

4三 岡本和真
➁カウント0-2から外角スライダーを見逃し三振(1死)
➂カウント1-1から内角低めの直球に詰まってキャッチャーへのファールフライ(チェンジ)
➅初球の真ん中スライダーを捉えてレフト線への2塁打、1塁走者がホームを狙ったがタッチアウト(2死2塁)
・初球の甘いスライダーに反応して見事に捉えた。
➇カウント0-2から真ん中低めの直球を捉えて3遊間突破のヒット(2死1塁)
・追い込まれた状況でも低めの難しい変化球をしっかり捉えられている。

⇒走三 増田大輝



5指 パーラ
➁フルカウントから内角直球を捉えて右中間への2塁打(1死2塁)
・追い込まれてからファールで粘りながら徐々にタイミングを合わせて行き、カウントが五分になったフルカウントからしっかりボールを捉えた。
➃カウント2-1から真ん中高めの直球にやや差し込まれてセンターフライ(1死)
➅⇒カウント1-2から外角直球が大きく外れてワイルドピッチ、2塁走者が3塁進塁⇒カウント2-2から真ん中カットボールを捉えてセンター前へタイムリーヒット(2死1塁)
・甘いボールとはいえ、メジャー時代に苦手とされてた左投手からのクリーンヒットは良かった。
※ここにきて構えをメジャー時代から慣れ親しんだオープンスタンスに戻した(球団の公式YouTube「パーラの密着映像」で、丸とバッティング談義をしている場面があり、そこで詳しくは聞き取れなかったが、日本の投手の間合いに慣れるまではあえてオープンスタンスの形を取っていない事を言っていた)

⇒打指 中島宏之
➇⇒カウント0-1からのバッテリーエラーで1塁走者が2塁進塁⇒カウント3-0から外角直球を見切って四球(2死1.2塁)

6左 モタ
➁初球の真ん中スライダーを捉えて右中間突破のタイムリー3塁打(1死3塁)
・初球の甘い変化球を打ちに行けた事、そしてそれを一発で仕留めた内容が素晴らしい。
➃初球の真ん中直球を捉えてレフト前ヒット(1死1塁)
➅カウント2-2から外角低めのツーシームを引っかけてショートゴロ(チェンジ)
➇カウント2-2から真ん中低めの直球に詰まってセカンドゴロ(チェンジ)
※前日無安打から気落ちすることなく盛り返してきたので、これで首脳陣の評価は更にに上がったと思う。

7一 大城卓三
➁カウント2-2から真ん中スライダーを捉えるがセカンドライナー(セカンドが捕れずに弾くが1塁アウト)(2死3塁)
➃カウント0-1から内角高めの直球を捉えるがセカンドゴロ、4-6-3のダブルプレー(チェンジ)
➆カウント1-1から真ん中直球を打ち損じてレフトフライ(1死)
➈カウント2-2から真ん中高めのフォークを捉えてセンター前ヒット

⇒走 増田大輝(練習試合ならではの特別代走)

8右 石川慎吾
➁初球のスライダーを捉えてセンター前にタイムリーヒット(2死1塁)
・しっかり初球の甘いスライダーを仕留めたナイスバッティング
➄カウント0-2から外角に逃げていくスライダーを空振り三振(1死)
➆カウント1-1から真ん中直球を捉えてライト前ヒット(1死1塁)
※この試合でも苦手だった右投手からヒットを二本放ち、左殺し専門のイメージを払拭しつつある。

⇒走二 湯浅大
➈カウント3-0から直球が高めに外れて四球(1.2塁)

9捕 炭谷銀仁朗
➁カウント2-2から真ん中直球に詰まってセンターフライ(チェンジ)
※テレビ解説の川相氏と全く同意見で、初回の配球(フルカウントからフォークを使って三振ゲッツーを奪った場面)は流石の一言だった。

⇒捕 岸田行倫
➄カウント0-1から外角直球を引っかけてサードゴロ(2死)
➆初球の外角直球を捉えたがライトフライ(2死1塁)

⇒打 中島宏之(特別代打)
➈カウント0-1から内角直球を捉えてレフト前にタイムリーヒット」(1.2塁)
・難しいボールを腕を畳んで見事なバッティング
——————————


【巨人登板投手・選手雑感】
☆戸郷翔征
・直球の平均球速は140キ台後半、最速は149キロ
・変化球はスライダー、フォーク
➀先頭打者に対して直球オンリーでヒットを許したが、後続打者には勝負球で変化球を使って三振ゲッツーを奪いピンチを脱した。
➁スライダーが抜けて死球を与える場面もあったが、下位打線相手に力勝負で討ち取っていた。
➂このイニングもテンポ良く、直球と変化球をストライクゾーンに決めて打者をねじ伏せていた。
※主力不在の中日打線とはいえ、ストライクゾーンの中で力勝負出来る「馬力」は先発投手として非常に魅力的で、昨日好投した畠とともに菅野・サンチェスに続く柱になりうる潜在能力をあらためて証明して見せた。

☆デラロサ
・直球の平均球速は150キロ前後、最速は153キロ
・変化球はスライダー、ツーシーム
➃先頭打者を味方のエラーで出塁させ、すかさずエンドランを決められ、そしてタイムリーを放たれるという苦しい結果だったが、続くピンチをツーシームを使ってダブルプレーで凌ぎ、結局1失点という結果だった。
※直球は良い時と比べると8割程度だが、コーナーにしっかり投げ分けていた。
※ややスライダーの曲がりが早かったので、打者目線では対応しやすく見極められたり拾われたりしていたが、これも今後の調整で改善されるだろう。
※結果だけ見れば1回2安打1失点なので不安を感じるかもしれないが、内容的には特段悪い印象は無かった(というよりもむしろ順調と見るべき)

☆髙田萌生
・直球の平均球速は140キロ台前半、最速は148キロ
・変化球はスライダー、フォーク、カーブ
➄先頭打者をスライダーと直球でカウントを整えて最後はフォークで仕留め、次の打者には高めに抜けた直球をレフト前に運ばれたが、続く打者はストライク先行で三振を奪い、ここから波に乗るかと思ったが、ここで簡単に四球での出塁を許しピンチを作ったが、最後は相手の打ち損じで何とか凌いだ。
➅先頭打者は平凡なライトフライ、続く打者はボール球を振らせて三振を奪い、最後の打者には直球を内と外に散りばめて最後は抜いたカーブでタイミングをずらして三振を奪った。
※直球も変化球も良いボール(指にしっかりとかかったボール)と悪いボール(抜けるボール)がハッキリしている印象で、今日は比較的良いボールが多かったので無失点で切り抜けたが、この内容で果たして公式戦の先発として通用するかどうかは微妙なところ。
※彼の場合はピッチングに大胆さが足りない印象で、打たれることを怖がってカウント球からコーナーを狙う意識が強い。
その結果カウントを悪くして、苦し紛れの直球や、置きに行った変化球を痛打されるパターンが多い。

☆古川侑利
・直球の平均球速は140キロ中盤、最速は146キロ
・変化球はスライダー、フォークボール系
➆二本のヒットを許してピンチを招いたが、後続打者のミスショット(カウント3-0から高めのボール球に手を出す)に助けられて無失点で切り抜けた。
※140キロ台中盤の直球を内と外に投げ分け、スライダー系も低めに集められていたが、勝負どころの投球精度にまだまだ甘さを感じる。

☆沼田翔平
・直球の平均球速は130キロ後半、最速で140キロ
・変化球はスライダー、カーブ
➇先頭打者を内角直球でバットをへし折り、続く打者に対しても力勝負でショートフライ、最後の打者には緩急を使ってライトフライに討ち取った。
※前回登板と同じくナイスピッチングだった。
※やや今回はボールが高めに集まっていたが、抜けるような球質ではなく、しっかり指にかかっているボールなので打球が飛ばない。
※支配下入りへまた一歩前進である。

☆鍵谷陽平
・直球の平均球速は140キロ中盤
・変化球はカットボール、スライダー
➈先頭打者には外角一杯のスライダーを打たせてセンターフライ、続く打者にはカットボールを上手く打たれてライト前ヒットを打たれたが、後続はしっかり凡打に討ち取り無失点で抑える。
※内容的には良かった。
特に去年はイマイチだったスライダー系をしっかりコーナーに決めていたし、直球もアウトローに伸びを感じるボールを決めていた。
——————————


【注目選手・新戦力雑感】
★岡野祐一郎
・ドラフト3位の社会人野球出身のルーキー
・直球の平均球速は140キロ前後
・変化球はチェンジアップ系、スライダー、カーブ
※身長は高い方ではないが、ゆったりとしたフォームから角度を感じるボールを低めに集めて打者を討ち取るタイプ。
※打者目線ではスピードガン以上の球速を感じるかもしれない。
※一方で変化球はやや甘くなるケースが多い。

★根尾昂
・体のサイズは高校時代の印象とさほど変わっていないが、流石にバネを感じるバットスイングで体に巻き付くようなスイングが出来る。
・戸郷の直球に完全に押されていたが、解説の立浪氏が語っていたようにトップが決まらずに苦労している様子が伺われた。
・守備では途中からショートにまわり、レフトからの中継に入っての送球で1塁走者の本塁突入を阻止する強肩を披露して周囲を唸らせた。

★シエラ
・育成契約の新外国人外野手
・途中からレフトに入ったが、守備に関しては落下点への入り方を見る限り上手いとは言えない。
・バッティングでは初球の内角直球に詰まってしまったが、このスイングだけでは論評出来ないので、これから更にチェックしていきたい。
——————————



【スコア・投手継投】
中日 000 100 000 1
巨人 020 001 002 5

岡野(3回)-木下(2回)-福(1回)-又吉(1回)-岡田(1回)-藤嶋(1回)
戸郷(3回)-デラロサ(1回)-髙田(2回)-古川(1回)-沼田(1回)-鍵谷(1回)
——————————

【総評】
※積極性が目立つ巨人打線
各打者が好球必打で積極的に仕掛けに行く姿勢が伺われ、それが好結果に繋がっている。

※活きの良さが出てきた巨人の若手投手陣
実績のあるデラロサと鍵谷は別にして、今回登板した巨人の若手投手達は総じて直球に威力があり力勝負出来るボールを持っている。
まあ、それでも前段で指摘した高田だけではなく他の投手も、まだまだ勉強すべき点、課題として克服すべき点は少なくはないが、今後の可能性というか近未来に向けて投手陣にもようやく光が差してきた(去年の同時期とは大違い)

※中日について
今回出場した選手の中で印象に残ったのは、投手では岡野、打者では溝口だった。
前者は先発してマウンドに立ち2失点ではあったが、内容的には先発としてやっていけそうなピッチングだったし、後者は以前からバッティングセンスに注目していたが、故障癖が無くなれば間違いなく台頭する選手だと思う。
一方でやや心配と感じたのは去年大ブレイクした福で、疲れが出ていた去年終盤の悪い状態から抜け出せていない印象を持った(勿論、まだまだこれから調子を上げていく可能性は十分にある)

以上 敬称略
にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
いつも応援有り難うございます!
あなたからの清き一票がブログを更新する原動力となりますので、是非、上記バナーをクリックして応援をお願い致します!