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読売ジャイアンツ紅白戦レポート part1(2020.5.31)

読売ジャイアンツ紅白戦レポート part1(2020.5.31)

まずは本題に入る前に、この度の新型コロナウイルスの影響でお亡くなりになられた方々そしてご遺族の方々にお悔やみを申し上げるとともに、心身でご負担になられた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

さて新型コロナウイルスの影響が世界中で拡がる中、プロ野球も例外ではなく開幕が延期となり、先日ようやく6月19日に開幕する事が決まった。
そしてその決定を受けて、各チームの現場は一斉に”その日”に向けて本格的な練習を再開した。
そんな中、我が読売ジャイアンツは6月2日から始まる対外試合に向けて、紅白戦をダブルヘッダーで行った。
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~読売ジャイアンツ紅白戦レポート~ ★第1試合★

【紅組】
1(三)若林、2(遊)湯浅、3(指)石川、4(一)北村、5(中)ウレーニャ、6(左)重信、7(二)吉川大、8(捕)田中貴、9(右)松原
先発:直江
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【紅組攻撃内容・野手短評】
1三 若林晃弘
➀高めの直球を空振り三振(TV中継前の為、詳細不明)
➂初球の真ん中スライダーを引っかけてセカンドゴロ(1死)
➄カウント1-1から真ん中スライダーを打ち損じてライトフライ(2死)

⇒三 黒田響生

2遊 湯浅大
➀フルカウントから高めのボール球をハーフスイングながら見送って四球(1死1塁)
➂フルカウントから真ん中スライダーを空振り三振(2死)
➄カウント1-0から真ん中低めの直球にやや差し込まれてライトフライ、チェンジ

3指 石川慎吾
➀⇒カウント1-2から1塁走者の湯浅が盗塁成功(1死2塁)
 ⇒カウント2-2からキャッチャーがワンバンドを前に弾く間に2塁走者が3塁進塁(1死3塁)
 ⇒フルカウントから直球が外角低めに外れて四球(1死1.2塁)
➂カウント0-2からワンバンドのフォークを空振り三振、チェンジ
➅フルカウントから真ん中直球を捉えるがセンターへの大きなフライ(1死)

4一 北村拓己
➀カウント0-2から外角低めのフォークを空振り三振(2死1.2塁)
➃初球の真ん中カーブを捉えて左中間フェンス直撃の2塁打
➅カウント2-2から外角低めのフォークを空振り三振(2死)

⇒一 伊藤海斗

5中 ウレーニャ
➀カウント1-0から真ん中直球にやや差し込まれてセカンドゴロ、チェンジ
➃初球の内角直球に詰まってセカンドフライ(1死2塁)
➅カウント0-1から外角低めのスライダーをバットの先でセカンドゴロ、チェンジ
※個人的に初めて見た彼のセンターの守備では、平凡なフライを落球してしまう醜態があった。

6左 重信慎之介
➁カウント0-2から外角フォークを引っかけてファーストゴロ(1死)
➃初球の真ん中直球に合わせるがレフトフライ(2死2塁)
➆フルカウントから外角直球を空振り三振(1死)

7二 吉川大幾
➁カウント3-0から直球が低めに外れて四球(1死1塁)
➃カウント3-1から変化球が大きく外れて四球(2死1.2塁)
➆カウント1-2から内角高めの直球を見逃し三振(2死)

8捕 田中貴也
➁カウント0-2からワンバウンドのフォークを空振り三振(2死1塁)
➃初球の真ん中低め直球を弾き返すがセカンドゴロ、チェンジ

⇒捕 山瀬慎之助
➆フルカウントから真ん中低めのフォークを空振り三振、試合終了

9右 松原聖弥
➁カウント0-1から真ん中直球に合わせるがショートゴロ、チェンジ
➄カウント1-2から真ん中カーブを捉えるがファーストライナー(1死)
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【紅組投手短評】
➀直江大輔(1回2安打1四球1失点、奪三振1)
・ストレート系:平均球速は平均140キロ台前半
・変化球:120キロ台後半の縦変化のカーブ系と横変化のスライダー系
・全体的に体の開きが早いのでボールの出処が見やすく、その影響でフォーシームがショート回転気味で変化球は抜けて真ん中に集まりやすい印象
・潜在的には制球力は高い方かもしれないが、今は自分の投球に自信が持てていない印象で手探り状態に見えてしまっている(裏を返せば自分の形を作れた時は素晴らしいボールを投げる)
・右打者を追い込んだケースでキャッチャーは果敢に内角への直球系を要求していたが、多くは投げ切れていなかった

➁山川和大(1回0安打0失点、奪三振2)
・ストレート系:平均球速は140キロ台中盤
・変化球:120キロ台の縦変化のスライダー、120キロ前後のチェンジアップ、110キロ台のカーブ
・フォーシームは回転が良く打者の手元で伸びを感じる球質で、スピードガンの表示以上の球速を感じる

➂井上温大(1回1安打1四球1失点、奪三振1)
滑らかなフォームから小気味よいピッチングが評判の高卒ドラ4位ルーキー左腕
・ストレート系:平均球速は130キロ台後半
・変化球:120キロ前後にスライダー、100キロ後半の緩いカーブ、120キロ前後のチェンジアップ
・かなり緊張している様子が伺われ、全体的にボールが高めに浮いてしまっていた。
・力感があまりないフォームなので打者目線ではタイミングを取りづらいかもしれない。
・本人も課題として挙げていたチェンジアップを投げる際のフォームの”緩み”はまだまだ解消されていない

➃池田駿(1回2安打1失点、奪三振1)
・ストレート系:球速は140キロ中盤で最速は148キロを記録
・変化球:120キロ台後半のスライダー
・長く苦しんでいた肘の不安からようやく解消されたようで、腕の振りの良くなりスピードもルーキー時と同レベルまで回復していた。
・最初の打者から直球でグイグイ押し込む投球を続けていたが、3人目の打者あたりから球威がやや落ちてきて、そこを痛打されてしまった。

➄田中優大(1回0安打0失点、奪三振1)
サイドハンド気味から力強いボールを投げる育成3年目の投手
・ストレート系:平均球速は140キロ中盤、最速で147キロ
・変化球:130キロ前後の小さな変化のスライダー
・そこそこ制球力も感じるし、なかなか強いボールをサイドハンドから投げてくる
・同タイプの鍬原と球威に関してはそれほど差を感じなかった
・変化球は今日見た限りではスライダーだけだったが、もう一つ武器になるボールがあれば投球に幅が広がり支配下入りが見えてくるだろう

➅ラモス(1回0安打1四球0失点、1奪三振)
150キロを超えるストレートが武器の育成二年目のドミニカン
・ストレート系:平均球速は140キロ中盤、最速は150キロで、フォーシームとツーシームを投げ分けてるように見えた
・変化球:最後に1球だけ投じた縦変化のスライダー
・担ぎ投げタイプで上半身の強さを前面に出している
・150キロ近い直球をバンバン投げてくるが、打者目線では恐らくそれほど早く感じないタイプと思われる
・制球力はかなりアバウトで、投げた瞬間にボールと分かるケースが多々ある
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【白組】
1(中)増田大、2(左)笠井、3(二)田中俊、4(捕)岸田行倫、5(一)モタ、6(指)加藤壮太、7(遊)山本泰寛、8(右)加藤脩平、9(三)増田陸
先発:太田
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【白組攻撃内容・野手短評】
1中 増田大輝
➀カウント1-0から真ん中直球を捉えて右中間突破の2塁打
➂カウント2-1から真ん中直球を捉えてレフト前ヒット
➃カウント1-1から真ん中スライダーを打ち損じてセンターフライ、チェンジ

⇒中 村上海斗

2左 笠井駿
➀カウント0-2から真ん中スライダーにやや詰まりながらもセンター前にヒット(1.3塁)
➂初球をピッチャー前に送りバント(1死2塁)
➄フルカウントから真ん中低めの直球に合わせるがライトライナー(1死)

3二 田中俊太
➀カウント2-1から真ん中スライダーをやや打ち損じてライトへの犠牲フライ(1死1塁)
➂相手投手の制球が定まらずストレートの四球
➄カウント1-2から内角直球に詰まってファーストゴロ(2死)

⇒二 平間隼人

4捕 岸田行倫
➀フルカウントから外角に直球が大きく外れて四球(1死1.2塁)
➂カウント2-2から内角低めのカーブを空振り三振(2死1.2塁)
➄カウント0-2から内角直球に空振り三振、チェンジ

⇒捕 高山竜太郎

5一 モタ
➀カウント1-2から外角直球を見流し三振(2死1.2塁)
➂カウント2-2から真ん中カーブにやや詰まって平凡なセンターフライも、センターが落球して2塁走者が生還、1塁走者も一気に本塁生還を狙うがタッチアウト、チェンジ
➅カウント1-0から真ん中低めの直球を叩くがショートゴロ(1死)
※まだまだ打席で「打ちたい」が先に出てしまうので体の開きが早く、左肩で壁を作って”溜め”を作れていないので、フォームの中で”割れ”が作れずにスイングスピードと打球の力強さが比例していない。
※課題のファーストの守備はかなり動きに余裕を感じるようにはなってはきたが、1.2塁間のゴロに対する打球判断がまだまだ甘く、何でもないセカンドゴロを無理に捕りに行ってしまって1塁ベースが空いてしまう事が多い(このままでは投手のベースカバーが遅れたり打者走者が俊足のケースでは記録に残らないエラーになる)

⇒左 八百坂卓丸

6指 加藤壮太
➀カウント1-0から真ん中直球にやや押し込まれてセカンドゴロ、チェンジ
➃初球の内角直球を打ち損じてサードへのファールフライ(1死)
➅初球の真ん中低めの直球を引っかけてセカンドゴロ(2死)
※BCリーグ出身の育成ルーキーで188センチの大型外野手
※さすがにBCリーグ出身だけあって、実戦的なバッティングが出来る形を持ってる選手だが、今日は結果を残せなかった。

7遊 山本泰寛
➁フルカウントから真ん中直球を空振り三振(1死)
➃カウント1-2から真ん中低めの直球を空振り三振(2死)
➅カウント3-1から直球が大きく外れて四球(2死1塁)

⇒三 折下光輝

8右 加藤脩平
➁フルカウントから内角スライダーを見逃し三振(2死)
➃カウント1-0から真ん中直球を完璧に捉えてセンターフェンス直撃の2塁打(2死2塁)
➅カウント2-2から内角のスライダーを見逃し三振、チェンジ

9三遊 増田陸
➁カウント1-0から内角スライダーに詰まってセカンドゴロ、チェンジ
➃⇒牽制悪送球で2塁走者が3塁進塁
 ⇒フルカウントから真ん中低めの直球を捉えてレフト前にタイムリーヒット(2死1塁)
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【白組投手短評】
➀~➃太田龍(4回1安打4四球0失点、奪三振4)
190センチの長身から投げ下ろす直球と緩いカーブでカウントを整え、最後は落差の大きいフォークで仕留めたいタイプの本格派タイプの社会人出身のドラ2ルーキー。
・ストレート系:平均球速は平均140キロ台前半
・変化球:110キロ台のカーブ、130キロ台後半のフォーク、130キロ後半のカットボール
・ストレート系は角度があって重そうな球質、比較的低めに集まる傾向がある。
・今日の登板では制球を乱すケースが多かったが、抜けるボールは少ないので潜在的には制球で苦しむタイプとは感じなかった
・リリース前に微妙な”溜め”を作りたいタイプなので、クイックモーションはあまり得意ではない印象
・1塁牽制のターンはまずまず早い
・トータル的な印象を語ると、まだまだ粗削り感は否めないが、ウイニングショットとしてフォークボールはかなり大きな武器となるので、これに加えてもう少し直球の質と精度が上げ、先発としての体力がついてくれば早い段階のローテ入りもあり得るかもしれない

➄今村信貴(1回0安打0失点)
・ストレート系:平均球速は140キロ前半
・変化球:130キロ前後のスライダー、100キロ前後のスローカーブ
・良い意味で投球が以前よりも大胆になってる印象で、若いカウントからコーナーを意識し過ぎることなく自分の投球を信じて投げていた。
・但し、同じことを本番で出来るかどうかはまだまだ分からないし、彼のように特段球威があるタイプではない投手は、大胆さと繊細さのバランスが強く求められる

➅田中豊樹(1回0安打0失点、奪三振1)
日本ハムを戦力外となり昨オフに育成として入団した剛球投手
・ストレート系:平均球速は140キロ後半、最速は150キロ
・変化球は130キロ後半のカットボール、140キロ前後のフォーク?、130キロ前半のスライダー
・日本ハム在籍時は制球に苦しんでいたらしいが、春のキャンプと今回の投球を見てると、かなり投球にまとまってきてる印象
・ストレート系に威力と角度を感じるし、変化球もウイニングショットは無いかもしれないが二種類のスライダー系はなかなか使える球種と見ている

➆高井俊(1回0安打0失点、奪三振3)
トルネード投法から繰り出す150キロの直球が魅力の育成4年目の投手
・ストレート系:平均球速は140キロ後半、最速は149キロ
・変化球:130キロ弱のスライダー、130キロ前半のフォーク
・まだまだ変化球に「ヌルさ」を感じるが、150キロ前後の直球とのコンビネーションは魅力がある
・一方で彼の場合はやはりセットポジションになった時にトルネードが使えなくなった場合の投球か?
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【スコア】
紅組 000 000 0
白組 101 10✕ 3

試合は7回終了で3-0で白組の勝利
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【総評】
全体的に投高打低は否めなかったが、打者は久しぶりに活きたボールを相手にしたので、そこは割り引いて考えないと可哀そうではある。
そして野手で目についたのは白組の増田陸と加藤壮の二人で紅組は居なかった。
前者はまだまだスマートなスイングとは言えないが、インパクトの瞬間の力強さに将来性を感じるし、後者は結果を残していなかったがセンスを感じるバットスイングをしていた。
投手陣は大まかに言えば全体的に高仕上がりで、皆それぞれ持ち味を出していたと思う。
そんな中でもルーキー太田龍の低めへの制球力とフォークボールは目についたので、体がしっかりしてくれば早い段階で一軍のローテ投手になる素養を感じた。

尚、続けて行われた第2試合の試合レポートは、これから試合内容をチェックしながら作成し、明朝公開します。

以上 敬称略
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