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巨人ゲームレポート2020.6.16「練習試合 読売ジャイアンツvs千葉ロッテマリーンズ 雑感」

巨人ゲームレポート2020.6.16「練習試合 読売ジャイアンツvs千葉ロッテマリーンズ 雑感」

巨人vs千葉ロッテの練習試合ゲームレポートに入る前に、同日のデーゲームでの二軍戦(vs楽天)で先日無事に退院した坂本(DH)と大城(ファースト)がスタメン出場したので、そのことについて触れようと思う。
まずは打席の結果をおさらいする。
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坂本は3打数1安打、ヒットはライナー性のセンター前クリーンヒット
大城は2打数0安打1四球
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坂本は故障前よりも構えから重心を意識的に低くしていたのが印象的で、下半身主導のスイングをすることを主眼に置いていた様子が伺えた。
まだまだスイング自体はぬるいが、スイング軌道はインサイドアウトなので問題ない。
特に第1打席、変化球で抜かれてレフトフライを打ち上げた場面があったが、ファーストスイングからタイミングが多少ズレてもバットのヘッドが残っていたので内容は悪くなかった。
大城もヒットこそ出なかったが、しっかりタイミングを合わせる事は出来ていたし、離脱前のバッティングと比べても特に問題は感じなかった。
さて、これからの両者についての動向だが、恐らく原監督は開幕からベンチには入れると見ている。
いきなりスタメンで起用するかどうかは微妙な情勢だが、明けて17日の二軍練習試合で坂本勇人がショート、大城がマスクを被ればその可能性は大きくなる。
但し、大城の場合は諸々理由があって有力というところまでいかないと思うが、坂本に関しては本人がその気なら監督はゴーサインを出す可能性が高いと思う。
まあ、本音では練習を1週間、実戦3試合ほど積んでからスタメンで行きたいところだとは思うが、キャプテンの責任感で強行出場すると見ている。
個人的にはあと1週間の猶予を与えてコンディションを上げてから出場して欲しいが。。。。
まあ。。仕方あるまい。。。(既に出る事を確信してしまっている)
※その他、二軍戦で気になった選手や雑感などはTwitterをご覧ください。
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【先行:千葉ロッテマリーンズスタメン】
1(中)福田秀、2(指)角中、3(左)荻野、4(三)レアード、5(右)マーティン、6(二)中村「、7(一)井上、8(捕)佐藤、9(遊)藤岡
先発:二木
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【後攻:読売ジャイアンツスタメン】
1(二)吉川尚、2(遊)湯浅、3(中)丸、4(三)岡本、5(一)中島、6(右)パーラ、7(指)亀井、8(左)陽、9(捕)炭谷
先発:戸郷
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【巨人攻撃内容/野手短評】
1二 吉川尚輝
➀フルカウントから外角直球を空振り三振、1死
➂カウント1-0から真ん中直球を捉えるがセンターフライ、チェンジ
➄カウント3-1から外角低めの直球を引っかけてファーストゴロ、チェンジ
➇カウント1-1から真ん中低めの直球を捉えてセンター前ヒット、1死1塁
※去年までのバッティングよりも打席の中でしぶとさが出て来ている。
凡打の内容も悪くない。

2遊 湯浅大
➀カウント1-0から真ん中直球に差し込まれてファーストファールフライ、2死
➃カウント2-2から外角低めの直球を捉えてセンター前ヒット
➅カウント2-2から外角スライダーを空振り三振、1死
※課題になりつつある外角球への対応については、第2打席で難しいボールをセンター前に運ぶクリーンヒットを放ち、進歩のあとを見せつけた。

⇒打遊 田中俊太
➇カウント1-2から外角抜けたスライダーを拾ってセンター前ヒット、1死1.2塁
※貴重な左代打として開幕キップを最後の最後に奪い取ったか?

3中 丸佳浩
➀フルカウントから抜けたフォークを打ち上げてレフトフライ、チェンジ
➂カウント1-0から低めのフォークを捉えるがファーストゴロ、1死2塁
➅初球のカーブを捉えるがレフトフライ、2死
➇フルカウントから内角スライダーを見極めて四球、1死満塁
※不調入口のシグナルであるスイング後の踵体重なし、緩いボールに対して体が前に出されることなくしっかりタメが出来ているし、ボールの見極めも悪くない。
開幕に向けて準備OKと見た。

4三 岡本和真
➁カウント0-2から外角フォークを打ち上げてライトフライ、1死
➃⇒ワイルドピッチで2塁走者が3塁進塁
⇒フルカウントから真ん中直球を見逃し三振、2死3塁
➅フルカウントから外角直球を捉えて右中間スタンドへソロHR、G1-0
➇初球の真ん中スライダーを打ち損じてレフトへの犠牲フライ、G2-3、2死1.2塁
※現状の彼のバッティングを見てると、仮に凡退しても理由がハッキリしてるので、本人にとっては割り切る事が出来ていると思う。
先日の日本ハム戦辺りから表情を見ても明るさが戻っているし、バッティングに関しては確かな手ごたえを掴んで開幕を迎える事になる。
技術的に言うと、タイミングで苦労しなくなったので、浅くなっていたトップの位置が元に戻っているし、バックスイングがコンパクトながらもフォロースルーが大きい彼本来の力強いスイングが戻っている。
今年は試合数が大きく減るが、西武の山川、DeNAのソト、そして岡本和真も40本を狙える技量と体力が備わっている。

5一 中島宏之
➁カウント1-0から真ん中低めの直球を捉えるが大きなセンターフライ、2死
➃カウント1-1から外角フォークを引っかけてサードゴロ、チェンジ
➅カウント1-2から低めのツーシームを引っかけてサードゴロ、チェンジ
➇カウント2-2から真ん中低めのスライダーを捉えるがセンターフライ、チェンジ
※バッティングの内容は引き続き悪くない。
直球系にも対応できているし、変化球もしっかり呼び込んで叩けている。

⇒捕 小林誠司

6右 パーラ
➁カウント1-2からワンバンドのフォークを空振り三振、チェンジ
➄カウント0-1から外角フォークを当てただけのピッチャーゴロ、1死
➆カウント2-2から真ん中直球に差し込まれてセンターフライ、1死
➈カウント1-2から真ん中高めのスライダーを空振り三振、1死
※バッティングは一時の不振状態からは脱しているので、これから微調整して本番での変わり身に期待している。
成功のポイントとしては、フォーク系を見極められるようになればそれに越したことないが、それ以上にフォーク系を過剰に意識しない事。
自分の打てるコース、好きな高さに目付を置いて確実に仕留めるように集中し、追い込まれるまでは低めのボールに手を出さない意識も必要だと思う(タイプ的には高めのボールが得意だと見ている)
※外野守備に関してはこれまで指摘したようにかなりハイレベルで、セールスポイントはあの凄まじい強肩だけではなく、フライ捕球時に落下地点まで無駄な動きが一切ないので、決して足は速くはないが前後左右の守備範囲も上々、そして何よりも球際の強さは流石MLBダイヤモンドグラブ受賞者である。

7指 亀井善行
➂カウント1-2から外角フォークを当てただけのレフトフライ、1死
➄カウント1-2から外角フォークを引っかけてセンター前ヒット、1死1塁
➆フルカウントから内角スライダーを空振り三振、2死
➈フルカウントから外角直球を空振り三振、2死
※彼も一時の不振状態から脱却しつつある印象で、勿論まだまだボールを追っかけ気味にはなっているが、徐々に下半身と上半身が連動してスイングする形も見え始めている。

8左 陽岱鋼
➂カウント0-2から低めのフォークを空振り三振、2死
➄⇒ワイルドピッチで1塁走者が2塁進塁
⇒フルカウントから低めのフォークを空振り三振、2死
➆フルカウントから甘いスライダーが止めたバットに当たってピッチャーゴロ、チェンジ
➈フルカウントから粘って四球、2死1塁
※ヒットこそ生まれなかったが、去年よりも打席での粘り、何とかしようとする姿勢を強く感じる。

⇒走 増田大輝
※9回2アウトの場面で代走出場し見事に盗塁を決めた。
若いカウントで盗塁出来たら更に文句なしだったが、クイックが巧みなチェンから二盗を決めただけでも非常に評価が高い。
今年は彼の神走塁で何試合接戦を拾う事が出来るのか?

9捕 炭谷銀仁朗
➂カウント1-2からワンバウンドのフォークを空振り三振、振り逃げで1塁出塁、2死1塁
➄フルカウントから外角低めの直球を見切って四球、2死1.2塁

⇒打左 重信慎之介
➇カウント0-1から真ん中直球を打ち上げてレフトフライ、1死

⇒打 石川慎吾
➈⇒カウント2-2から1塁走者の増田大が二盗成功、2死2塁
⇒フルカウントから真ん中低めのチェンジアップをバットの先でセカンドゴロ、試合終了
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【巨人登板投手雑感】
★戸郷翔征
➀福田秀を低めの直球で空振り三振、角中を直球で詰まらせてフライ、荻野を直球で押し込んでセカンドフライ
➁レアードには外角スライダーを合わせられてレフト前ヒット、マーティンをフォークで空振り三振、中村をキャッチャーへのファールフライ、井上には外甘のスライダーをバットの先で捉えられるがセンターへの大きなフライ
➂佐藤を低めフォークでファーストゴロ、藤岡を外角直球でレフトフライ、福田秀を外角フォークでサードゴロ
➃角中には四球、荻野のセーフティーバントはピッチャー小フライ(1塁走者が戻れずダブルプレー)、レアードを真ん中直球で押し込んでショートフライ
➄マーティンをフォークで空振り三振、中村には四球、井上を外甘の直球を打ち損じてセカンドフライ、1塁走者が二盗失敗
~評価~
イニング別に投球内容を評価すると、初回はそれぞれの打者に対して力勝負で挑んで押し込むことが出来た。
2回はバッターの内と外をしっかりついて、フォークボールを振らせる形を作れていた。
3回も打者を直球で押し込めていたので変化球が多少甘くなっても打ち損じてくれていた。
4回は先頭打者を四球で出してしまい悪い流れを作りかけたが、相手の拙い攻撃もあって事なきを得た。
5回はやや疲れが見えたが、相手の打ち損じや盗塁失敗があって無失点で切り抜けた。
全体的な評価としては、個人的にはホント良く頑張っていると思う。
彼にとっては悪夢のソフトバンク戦、そして西武戦のあと、一歩ずつながらも確実に進歩のあとを感じるのは、彼の強い意志、物怖じしない精神力の賜物だと思う。
この試合でも多少芯で捉えられようが、制球を乱して四球を許そうが、その後も一切弱気にならずに相手打者を攻め込んでいる。
まだ二十歳まもない若者ではあるが見事である。
これで開幕ローテ入りが確実視されるが、ただ彼をこれから立派なローテ投手として扱うなら今後に向けてやや気になる点を二つ指摘しておけねばならない。
一つ目は、スライダー系の制球は前回よりも上がっていたが、時折置きに行って腕の振りが弱くなること(特に感じたのは2イニング目のピッチング)
但し、フォーク系に関しては腕の振りが鈍る印象は個人的には感じなかった。
二つ目はスタミナ面で、4回辺りからややボールの精度が落ちていた。
まあ、まだまだプロ仕様の体になり切れていないのは当然なので、そこはこれから本人がシーズンを経験しながら作り上げていかねばならない。

★藤岡貴裕
➅佐藤を外角直球でレフトフライ、藤岡にはセンター前ヒットを許し、福田秀には死球、角中を外角直球で引っかけさせて投ゴロ、1-6-3のダブルプレー
~短評~
ボールは高めに集まっていたが、コースに間違いが少なかったので大怪我には繋がらなかった。

★宮國椋丞
➆荻野を外角低めの直球で空振り三振、レアードを四球、マーティンには内角スライダーを捉えられてライトスタンドへの2ランHRを浴び、中村はライトへの大きなフライ、井上を四球、田村をフォークで空振り三振
~短評~
彼も今年で28歳で既に若手ではなく中堅投手、恐らく今年がラストチャンスだと思うが、残念ながら毎度同じパターンでやられている(四球の後にガツンと浴びる)
荻野から三振を奪ったピッチングと、それ以降の打者に対するピッチングは全くの別人に思えてしま事が見ていて至極残念。
宮本Cは庇うコメントをしていたが、監督は見限った可能性が高い。。。。当面はチャンスが無くなるだろう。。。
残念ながらプロの世界は厳しい。。。

★古川侑利
➇藤岡を内角直球で詰まらせてショートゴロ、安田には外角直球を合わせられてレフトスタンドへのソロHRを浴び、角中には内角直球で詰まらせるがレフト前ヒットを許し、荻野にもレフト前ヒットを許し、レアードを外角低めの直球で見逃し三振、岡を低めのフォークで泳がせてファーストゴロ
~短評~
安田に一発を浴びた後に更にピンチを作ってしまったが、レアードをベストピッチで三振を奪って息を吹き返し、岡もしっかり討ち取った。
相変わらず評価の難しいピッチングだったが、こういう投手の方が今後の大化けは期待できると思う。

★鍵谷陽平
➈中村には甘いフォークを捉えられるがライトへの大きなフライ、井上にも外角直球を捉えられるがライトフライ、福田光を外角直球でショートゴロ
~短評~
この試合に関しては球威、制球ともにイマイチだった印象で、相手にフルスイングされるケースが多かった。
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【千葉ロッテマリーンズ注目選手雑感】
★安田尚憲
現状、構えからトップの形に移るまでにやや気になるバットの動きがあるので、どちらかというと内角球に差し込まれやすいバッティングになっている。
ホームランを放ったボールは外角直球なので何とか対応できたが、まだまだ出合い頭感は否めない。
とはいえ、彼の元々持っているパワーとスイングの幅は非常に魅力的で、去年の同時期と比べるとスイングスピードも確実に上がっている。
個人的には村上と遜色ない逸材だと思っているので、マリーンズには是非とも一軍スタメンで起用して欲しいと願っている。
まあ、その為には守備能力をもう少し上げないといけないんだが。。。。
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【スコア】
ロッテ 000 000 210 3
巨 人 000 001 010 2
二木➀~➄、ハーマン➅、ジャクソン➆、益田➇、チェン➈
戸郷➀~➄、藤岡➅、宮國➆、古川➇、鍵谷➈
試合はロッテが勝利した
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【総評】
これで練習試合を5連敗という結果で終わった巨人だが、勝敗は全く気にする必要はない。
この試合で巨人打線は対戦経験の少ない二木のフォークに対応できずに苦労していたが、選手雑感でも触れたように不振状態だった一部主力打者に明るい兆しが出てきたので、個人的には問題視していない。
坂本がどういう形でスタートするのかは流動的だが、主軸の丸と岡本の調整がキッチリ成功しているのは開幕に向けて非常に大きなポジティブ要素で、若いリードオフマン候補の吉川尚、湯浅辺りもやってくれそうなバッティングをしている。
そうなると、やっぱり最大の課題は投手陣という事になるが、その辺りについては次回のコラムで詳しく触れていこうと思う。
尚、開幕直前の次回はセリーグ展望、セパ順位予想を予定している。

以上 敬称略
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