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カープ期待の新戦力を分析! G小林は打撃の低評価を覆す?【超激辛GーC練習試合雑感2月26日】

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今年は例年と比べて若手野手の活躍が目立っている。
その結果、年齢的に中堅・ベテランのサブ組にも良い刺激を与えているので、開幕1軍枠が近年稀に見る激しい争いをしている。
例えば、内野手控え争いでは、寺内、藤村のどちらかが開幕2軍スタートが現実的に考えられるし
外野手控え争いでは松本、橋本のどちらかが恐らく脱落するだろう。(松本は2軍降格し、現状では一歩交代した)
その他中堅・ベテランでは矢野、鈴木、亀井も相当な危機感を持っているだろう。
そんな事を考えながら今回はGーC練習試合をレポートする
【G先発オーダー】
1中 大田
2遊 坂本
3右 長野
4三 村田
5指 高橋由
6一 ロペス
7左 アンダーソン
8二 片岡
9捕 小林
投手 杉内
【C先発オーダー】
1中 丸
2二 菊池
3一 岩本
4指 エルドレッド
5左 ロサリオ
6三 小窪
7右 堂林
8二 白濱
9遊 上本
投手 今井
【G投手雑感】
①杉内
2回・1安打(1本塁打)・1失点・3奪三振
直球の最速は140キロ
直球を中心にスライダー、チェンジアップを投げていた。
ゆったりとしたフォームでのキレの良い直球が良かった。
スピードガンは138キロ前後だったが、Cの打者が差し込まれていたので、かなりキレが良かったと思う。
スライダー、チェンジアップもそれなりの出来だったので今の時期なら十分のデキと言える。
コントロールも良かったが、唯一エルドレッドの打席だけ変化球でカウントを整えられず、甘く入ったスライダーを強振されて一発を浴びた。
尚、報道されていた通りプレートを踏む位置を中央部分に変えていた。
②香月
2回・無安打・無失点・1奪三振
直球の最速は138キロ
動く直球を中心にC打線と対峙していたが、今日は比較的低めには集まっていたので安心感はあった。
だがC打線の早打ちに助けられていた感も強いので、もう少し高低に気をつけてほしい。
③土田
2回・1安打・2四死球・1失点・2奪三振
直球の最速は142キロ
立ち上がり制球を乱し四球で簡単に出塁させたのは良くない。その後のデッドボールは内角を果敢に攻めた結果なので仕方なく、タイムリーのライトオーバー二塁打も、詰まった打球が強風に煽られた結果なので本来ならライトフライ。
2回はキラから三振を奪うなど文句ない内容なので、狭いリリーフ枠入りへ向けて望みを繋いだ内容だと思う。(その前に支配下入りだが)
④笠原
2回・5安打・2失点
直球の最速は146キロ
直球の質にバラツキ感が有りすぎる。
低めにビシッと決まるボールは良いが、全体的に高めに浮いたボールを痛打されている。
変化球(スライダー、フォーク)も制球に苦しみ、置きにいったボールが甘く入る傾向があるので安定感がない。
降格した小山もそうだが、非常に素質が高いのに持て余してしまっている。
⑤田原
1回・2安打・1四球・無失点
直球の最速は138キロ
直球、スライダー、カーブ、チェンジアップ(シンカー?)を投げていた。
ランナーを貯める苦しいピッチングになったが、効果的にチェンジアップを使えていた。
このボールが低めに決まれば対左打者にも投球の幅が広がる。
【G野手雑感】
①大田
4打数ー1安打
昨日の1打席目で個人的に不満に思っていた積極性に欠ける姿勢が、今日は改善されて初球から甘く入ったら振る姿勢に変わっていた。
変化球に対して追っかけてしまうスイングは褒められるモノではないが、甘い直球に対してはしっかり自分のスイングをしている。
但し、個人的には何でも右方向にスイングするのはどうかと思う・・。
賛否あると思うが、甘いボールはフルスイングして左方向へ飛ばす姿も見たい。
②坂本
3打席ー1安打ー1犠飛(1打点)
ヒット、犠牲フライ、凡打の内容を見るとバッティングに不満は無い
③長野
3打席ー1安打
シーズン中の彼のバッティングに対するアプローチと差はない
徐々にスイングも鋭くなり順調だろう。
④村田
3打席ー無安打
このところ直球に差し込まれ気味になるケースが多いが本人も自覚してるだろう。
コンディションが上がれば結果もついてくると見る。
⑤由伸
3打席ー無安打
結果は出なかったが全く心配無い。
⑥ロペス
4打数ー2安打
構えた時、右手のグリップを柔らかく握ろうとする意識が感じられた。
恐らくスイングが力んでいたからだろうが、早速2本ヒットを放ち結果を残した。
⑦アンダーソン
4打席ー1安打
課題は変わっていない。
カープの攻め方を見ると既に対策を試している段階にも見えた。
⑧片岡
3打席ー無安打
打席で粘りも出てきて実戦慣れしたようだ。
凡打の内容も悪くないので順調と見る。
⑨小林
2打席ー2安打
しっかりボールを呼び込んでヒットゾーンに打ち返すスイングは実戦向き。
確かにヒットを打った投手も甘いボールを投げていたが、打ち損じないことも大事な要素である。
【C選手雑感】
①ロサリオ(新外国人外野手)
3打席・1四球・1盗塁
上半身を激しく動かしタイミングを取るタイプ。
選球眼については今日だけの内容からは解らない。
パワー、スピードについてはドミニカンらしいそれなりのモノは持っていそうだが、バッティングについてはもう少し見てから論評したい。
②西原(新人投手)
1回ー無失点
直球の最速は140キロ
肘を下げる変則気味のスリークオーターからシュート気味の直球、チェンジアップ系の落ちるボール、スライダーを投げていた。
低めにボールを集めていたが、制球力が抜群というタイプではなさそう。
タイプ的にはリリーフ向きで、ボールのキレで勝負してゴロを打たせる事を持ち味とする印象。
③田中広輔(新人内野手)
2打席ー1安打ー1四球
アマに詳しくないが、社会人時代のプレーを見て個人的にはかなり評価が高かった選手。
体幹が既に鍛えられているので線の細さは無いし、スイングが体の内側から出てくるので非常に確率が高い打者。
今日も詰まりながらもセンター前に運んでいた。
社会人時代はショートが本職だったが、カープはどのように使っていくか?非常に興味がある。
使えばそれなりに結果を残すと思うし、個人的には新人王のダークホースだと思う。
【登板したC投手】
今井ー西原ー篠田ー中田廉ーミコライオ
【試合スコア】
C 010 010 020 4
G 001 000 000 1
敬称略
皆様からの御意見、御感想を心からお待ちしております。
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<追記>
亀井が人差し指を骨折したらしい・・・。
彼は本当にキャンプ中の怪我が多い・・。 残念
山口はブルペンで力強いボールを投げていた。
こちらは一安心!