G課題を残した若手野手?& F脅威の新戦力とは?!【超激辛FvsGオープン戦雑感3/4】

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今回は札幌ドームで行われたファイターズとのオープン戦をレポートする。
[巨人スタメン]
1(中)大田
2(遊)井端
3(右)長野
4(三)村田
5(指)阿部
6(左)アンダーソン
7(一)坂口
8(二)藤村
9(捕)河野
 (投)宮國
 [日本ハムスタメン]
1(中)陽岱鋼
2(二)西川
3(左)大谷
4(三)中田
5(指)稲葉
6(一)小谷野
7(捕)近藤
8(右)岡
9(遊)中島卓
 (投)メンドーサ
【ジャイアンツ登板投手雑感】
①宮國
5回・8安打(2被本塁打)・2四球・自責6・3奪三振
直球の平均は143キロ前後、最速は146キロ。
立ち上がりの直球はシュート回転で高めに浮き気味だったが徐々に質が良くなった。
スライダー、カーブ、フォーク、カットボールは最初からしっかり低めに制球されていた。
左右の打者問わずにしっかり内角に攻めきれていたし投球リズムも良かった。
だが4回は味方の守備のミスやアンラッキーが重なり大量失点した。
課題はセットポジションになると変化球の制球力が若干落ちること、そしてカーブはストライクが入らなくなる傾向が強いので打者は絞りやすくなる。
キャンプ中から個人的に指摘していたことだが、まだ克服しきれていない。
ただ捕手が阿部ならこのような大量失点は防げた可能性がある事は留意しないといけない。
結果は良くなかったが、個人的な考えでは今日の内容は一定の評価が出来ると思うので、ローテ入り濃厚とみている。
但し、彼が二桁以上の勝ち星を上げるには、この課題の克服が必須だ。
②江柄子
2回・1安打・2四球・自責0・1奪三振
直球の平均は140キロ前後で最速は141キロ、非常に打者を攻めていたしそれなりの威力もあった。
変化球はスライダー、カーブはカウントを稼ぐボールになっていたし、シュートは右打者の内に有効的に使っていた。
内野安打と四球を許したが内容は非常に良かったと思う。
③阿南
1回・3安打・1四球・自責3
直球の平均スピードは135キロ前後でスライド気味の球質。
変化球はスライダー系を中心にチェンジアップを投げていた。
内野安打が続き彼も不運で失点したが、ゴロを打たせるという彼の持ち味は良かったと思う。
出来れば最後の大引のタイムリーは防ぎたかった。
これがなければ内容的には十分合格点だったが・・・。
【ジャイアンツ出場野手雑感】
①大田
3打席・無安打・1四球
第一打席は臭いボールを見極めて四球を選ぶ。
その後、相手投手のモーションと三塁のポジションを見て三盗に成功。
ここまでが今日彼が良かった点である
今日は守備で積極性に欠けるプレーヤーが2つ有り、彼の気持ちの弱さが出てしまった。
勿論、見方によっては内外野の連携不足であったり難しい打球だったかもしれないが、私には消極的な姿勢によって生まれたミスに思えた。
首脳陣の彼に対する評価がどうなったのか?心配だ・・。
②井端
1打席・1死球
初回の打席でいきなり肘にデッドボール。
そのまま走者に出たが恐らく大事を取って退いた。
③長野
3打席・無安打・1打点
今日は無安打だったが問題ないだろう。
④村田
3打席・2安打
直球系のボールに差し込まれないで捉えることが出来ている。
スイングもコンパクトで状態は上がっている。
⑤阿部
4打席・1安打(二塁打1)・1打点
初回にやっとタイムリーが出たが、まだ自分の「間」でバッティングが出来ていない。
今日はDHで4打席立ったように、今は実戦での調整が必要な状態なので、これから少しづつ結果も残していくだろう。
⑥アンダーソン
2打席・無安打
無安打だが悪い印象ではない。
⑦坂口
3打席・無安打
今日のような動かすタイプの投手に対する経験値が足りない。
打たされた感が強い打席が続いてしまった。
⑧藤村
2打席・無安打
井端がデッドボールで退いたことを受けて急遽ショートを守った。
彼の場合、スローイングが弱いのでショートはかなり厳しいと言わざるを得ない。
又、スナップスローも苦手なので弱い打球を前進しながら送球することも厳しいレベル。(セカンドとしても厳しい)
スローイングに不安がある野手は打者走者に足がある場合、捕球に余裕がないので少々難しい打球でもエラーをしやすくなる。
藤村の場合は捕球、送球時ともに足を使えていないので安定感が無い。
体も大きくなりバッティングも明らかに良くなって、キャンプではサード、ショート、セカンドを練習してユーティリティー性を上げて、何とか一軍に残ろうと努力してきた。
そしてここまで結果も積み上げていっただけに残念な結果だった。
打撃はともかく、まずはしっかり守れることが大前提であって、そこで信頼感を得れば持ち前の足でいくらでもアピールできるチャンスがある筈だ・・鈴木尚広のように!
⑨河野
2打席・無安打
バッティングの状態は悪くない。
守備では二盗を刺す場面は持ち味の強肩を見せたが、大量失点のイニングでは宮國を一息入れさせる工夫が欲しかった。
捕球も若干ミットが流れてボール判定された球が2球ほどあった。
⑩片岡
3打席・無安打
バッティングの内容で特に指摘する点は無い。
守備では詰まったフライに対してセンター大田とのコミニュケーション不足を露呈した場面が見られた。
【ファイターズ新戦力・注目選手雑感】
①メンドーサ
5回・3安打・2四球・3失点・3奪三振
直球は綺麗なフォーシームは投げずに動かすタイプで平均142キロ前後、最速で146キロ。
変化球はスライダー、ナックルカーブ、チェンジアップを投げる。
コントロールはアバウトなのでボール先行だとピッチングが窮屈になりやすい
個人的な印象では重い球質に感じるので、もっとストライクゾーンで勝負してカウントを有利に持っていって、決め球に使えそうなチェンジアップをもっと有効に使うようにしたら良いと思う。
ツーシーム系の直球が多いので、対右打者に対してはかなり優位に進められそうだが対左での配球が大事になると思う。
②大谷
5打席・2安打(本塁打1、二塁打1)1打点
第一打席は外寄り高めのシュート回転した直球を左中間スタンドにホームラン。
第二打席は追い込まれてフォークを2球ファールにしてから、内角寄りのシュート回転した直球を振り抜いてライト線ツーベース。
非常にバッティングは懐が深くヘッドスピードも速いので、天性の長距離砲の資質を感じさせる。
バッティングに関しては確実に一段上がったと見る。
今年も二刀流を続けるようだが、結果を残している限りは個人的にはそれでも構わないと思う。
③上沢
3回・無安打・無失点
直球の平均は143キロ、最速は145キロで伸びを感じる球質。
変化球は縦のスライダー?、ファーク、カーブを投げていたが非常に鋭い変化をする。
こちらも将来有望だが課題を挙げるとすれば、今日投げたボールを低めに集める制球力をもっと上げること。
力で完全に押さえ込むほどの球威は無いので、これが出来ればセットアッパー、抑えを十分に任せられると思う。
④岡
4打席・3安打(内野安打3)
恐ろしい脚力の持ち主
右打者で普通のショートゴロをセーフにする脚力は現状球界ナンバーワンだろう。
素材型の選手という前評判は聞いていたが、今後どういう選手になるか楽しみである。
バッティングに関しては課題がある印象を受けた。
【ファイターズ登板投手】
メンドーサ→武田→上沢
【ゲームスコア】
G 300 000 010  4
F 100 510 03✘ 10
【総評】
センター大田、ショート藤村の布陣はピッチャーには気の毒だった。
ショートに井端が退いてなかったら恐らく4回の大量失点は無かったと思う。
セカンド藤村とショート藤村を比較すれば投手に与える安心感は全く変わる。
セカンド藤村なら大田との連携は取れていただろうし・・。
井端が退いたことで非常にバランスの悪い布陣になってしまった。
寺内、亀井の離脱が影を落とすような事にならねば良いが・・・。
今日はレギュラークラスと控え選手のとりわけ守備力で差を感じたゲームだった。
ファイターズについては非常に若くてポテンシャルを秘めるチームと言える。
今日出場した若手選手は非常に将来性豊かな選手ばかりで、スカウトが優秀である事も十分理解することが出来た。
だが一方で、かなり大雑把なチームになったという印象を受けた。
今日はスクイズで得点していたが、ファイターズらしい野球はそういうことではないと思う・・。
ランナーを進めるバッティングの精度や、嫌らしく四球を選ぶ打者が多かった頃と比べると「チーム力」が落ちた印象があるのは私だけなのだろうか?
今日は若い選手を積極的に起用していたからだと思うが、去年の交流戦で対戦した際にも思った感想をこのゲームでも感じた。
とは言いつつも現在はチームの過渡期で育成に主眼を置いてる印象も持つが・・・。
敬称略
皆様からの御意見、御感想を心からお待ちしております。
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