G内海 エースの投球とは? & T期待の若手を分析する【超激辛 T vs G オープン戦雑感3/9】

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昨日、今日と阪神と続けて2試合オープン戦を行う
今回は昨日行われた甲子園でのデーゲームをレポートする
【ジャイアンツ先発オーダー】
1(遊)坂本 勇人
2(左)アンダーソン
3(右)長野 久義
4(三)村田 修一
5(捕)阿部 慎之助
6(一)ロペス
7(二)片岡 治大
8(指)坂口 真規
9(中)大田 泰示
P   内海 哲也
【タイガース先発オーダー】
1(二)西岡 剛
2(中)大和
3(遊)鳥谷 敬
4(指)マートン
5(右)福留 孝介
6(一)関本 賢太郎
7(三)今成 亮太
8(捕)藤井 彰人
9(左)俊介
P   岩崎 優
【ジャイアンツ登板投手雑感】
①内海
4回1安打2奪三振 自責0
直球は平均134キロ、最速138キロ
今日はスピードは出なかったが、コーナーへしっかり投げ分けていた
阿部の指示だろうが、特に右打者には懐に直球をガンガン投げ込んでいき、本番へ向けしっかり布石を打っていた印象がある。
変化球もチェンジアップ、カット、カーブをしっかり低めに集めてた。
但し、確かに今日の内容と結果は良かったが、T主力打者が全く調子が上がっていない事も考慮しておく必要がある。
先述の通り、しっかり布石は打っているので本番での攻め手は増えた。
この布石をより効果的に使うためには、直球の質を更に上げておく事がポイントになるだろう。
そうすれば外のチェンジアップ系が、より有効になるはずだ。
②江柄子
2回無安打 自責点0
直球は平均139キロ、最速141キロ
変化球はスローカーブ、スライダー、シュート
彼が去年から成長したと感じる跡はスローカーブにある。
去年まであまり使わなかった球種だが、今年はこれまでカウントを稼ぐボールとして有効に機能している。
現状の右の中継ぎ候補では一歩抜け出した感がある。
③香月
1回1安打 自責点0
直球はカット系、ツーシーム系を投げ分け、平均135キロ、最速138キロ
これにカーブ、スライダー、チェンジアップを混ぜる内容だった。
今日はT打者が打ち損じてくれた印象が強いが、不利なカウントで鳥谷のバットを折ったツーシームは評価したい。
④土田
1回1/3 3安打 自責点1
直球は平均142キロ、最速146キロ
今日は追い込んでから使った縦のスライダーが、高めに甘く入ったところを痛打されていた。
追い込むまでの内容は良かっただけに悔しさが残る結果だろう。
⑤高木京
2/3 無安打2奪三振 自責点0
直球は平均133キロ、最速139キロ
変化球はカーブ、スライダー
準備万端での登板とは言えない状況の中でよく抑えたが、高めに浮いたり逆球が多かったので結果オーライの印象が強い。
彼の球持ちの良さで難局を振り切ったというところだろう・・。
【ジャイアンツ出場野手雑感】
①坂本
1打数1安打(二塁打1)1四球1打点(犠飛)
文句なしの結果だった。
しっかりボールを見極めて甘いボールをしっかり叩いていた。
②アンダーソン
4打数3安打1死球1打点
対左に2−1、対右には2−2
この試合の配球パターンは本番では使わないだろうが、広角に打ち分けキッチリ結果を残した。
これを受けて今日の試合でTバッテリーがどう攻めていくか見ものである。
「弱点を試すのか?、得意コースをハッキリさせるのか?」
③長野
2打数1安打1四球
今日はかなりセンターから右への意識が強かった。
初対戦の投手が多かったせいか、球筋を見る意識が強かったと思う。
④村田
3打数無安打
初対戦の投手ばかりでタイミングを合わせるのに苦労していた。
だが形が崩されている訳ではないので問題ない。
⑤阿部
2打数1安打1死球
第一打席は明らかな打ち損じだが順調に来ているだろう
⑥ロペス
3打席2安打
バッティングの内容が良い。
広角にしっかりヒットゾーンへ持っていくバットコントロールは素晴らしい。
⑦片岡
3打数1安打1四球
ケースに合わせて打球方向を狙っている。
今日もバッティングでは順調な様子を見せた。
守備では初回に送球ミス(判断ミス)があった。
⑧坂口
3打数無安打1四球1打点
生き残りのために結果がほしいところだったが残念に終わった。
押し出し四球を評価したいところだが、相手が勝手に崩れた感は否めない。
⑨大田
2打数無安打
ライバルの坂口より内容が良くない。
かなり袋小路にハマってしまってる感が強い。
今はバッティングに全く「間」が無い状態になってしまっている。
⑩橋本
2打席無安打
セーフティーバントを敢行するなど、何とかしたい姿勢を示すが結果が出なかった。
守備でもダイビングキャッチを試みるが一歩及ばず。
⑪井端
1打数無安打1四球
相変わらずしっかりボールを見極めていた。
守備も抜群の安定感。
⑫高橋由
2打数無安打
今日の内容(2三振)は正直良くない。
直球に対してかなり差し込まれているので、甘い変化球も対応しきれていない。
タイミングを取れていないので、下半身と上半身がリンクするスイングではなく、手打ちに見えてしまっている。
由伸クラスだと通常はまだ時間があるので心配しないが、オリックス戦と今日の内容を考えると段々悪くなってるので、やや心配になってきた。
⑬小林
2打数1安打
終盤マスクを被ったが、今日もピンチの場面で落ち着いて投手を引っ張っていた。
個人的には攻守ともに日々伸びてる印象がある。
【タイガース注目選手・新戦力雑感】
①岩崎
4回7安打3四死球 自責点3
直球は平均133キロ、最速135キロでカット気味の球筋だった。
変化球はスライダー、シンカー気味の落ちるボール、チェンジアップ
球持ちが良いタイプなのでスピードガン以上に打者は差し込まれやすいので、変化球は効果的に使える。
だが回を追う事に打者のタイミングがあってくると、彼も抑えようと力むのでボールが浮いてくる。
こうなると彼の球威では厳しくなる。
和田監督は彼を先発として考えているようだが、長いイニング投げるならもっと打者の懐に攻め込んでいかなければ厳しいだろう。
今日の直球の質では打者が慣れたら捉まる。
②福留
3打数無安打
去年の悪い印象から全く変わっていない。
体の開きが早いのでバッテリーから見れば攻めどころ満載の状態である。
今の状態では打てるポイントが限られている。
甘いコースの半速球(スライダー、フォーク等の投げ損ない)しか長打にはならないだろう。
個人的には今年のT打線のキーマンと考えていたが、ここまでのオープン戦の彼の打席を見ると非常に厳しいと言わざるを得ない。
勿論、彼ほどのプレーヤーなら問題点を本番までに修正していくことは可能かもしれない。
だが私は、彼を「どこで見切るか?」という問題が、逆の意味でのキーポイントになりつつあると思い始めている。
③金田
1回1安打1四球 自責点0
直球は平均143キロ、最速147キロ
変化球はチェンジアップを投げていた。
確かに直球は良いボールだが、変化球を含めて制球力が低い。
一軍の戦力として計算に入れるには、もう少ししっかりした球筋のボールを投げる必要がある。
④伊藤(育成選手)
2回無安打3四球5奪三振 自責点0
直球は平均143キロ、最速146キロ
力みのないフォームから伸びのある直球を投げるので、打者からするとスピードガンの表示以上の感覚があるだろう。
変化球(スライダー、チェンジアップ)も腕を振って投げるので効果的。
課題としてはクイックで投げる際にボールの質にバラツキが出てくること。
また本番では今日空振りしてくれた直球に対して必ず対処してくるので、変化球の制球力も徐々に磨いておきたい。
これらをクリアした時、Tリリーフ陣に強力なパワーピッチャー誕生となるだろう。
⑥梅野
1打数1安打(三塁打1)1打点
3月に入りタイガースの実戦をチェックしているが、T若手野手の中では私のイチオシ選手である。
捕手としてキャッチングについては正直まだ未知数だがスローイングは悪くない。
バッティングは体幹が強そうなのでフルスイング出来ている。
また右手の押し込みやフォロースルーが大きいので中長距離砲としての資質を感じる。
正直、彼が今年1年タイガースの正捕手を努めたら、捕手としての経験不足(配球面)で優勝は遠のくかもしれないが、今年から来年にかけて我慢して使い続ければ、3〜4年後には大輪を咲かせて、長期間正捕手としてチームを引っ張る選手になる可能性は十分秘めてると思う。
今タイガースに必要なのはこのような思い切った戦略ではないだろうか?
勿論、T首脳陣が彼に対する将来性を、そこまで高く評価していないのなら仕方ないが、仮に私の評価と近いものを感じているなら、積極的にオープン戦でマスクを被らせるべきだろう。
【登板投手】
岩崎→金田→伊藤→岩本
【ゲームスコア】
G 000 300 000 3
T 100 000 010 2
敬称略
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