【G】順調な主軸と必死な控え組!【M】噂の新戦力を徹底チェック!【超激辛MvsGオープン戦雑感3/12】

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今回は3月12日に行われたマリーンズ対ジャイアンツのオープン戦をレポートする
【ジャイアンツ先発オーダー】
1(遊)坂本 勇人
2(中)橋本 到
3(右)長野 久義
4(三)村田 修一
5(捕)阿部 慎之助
6(一)ロペス
7(左)アンダーソン
8(二)片岡 治大
9(指)高橋 由伸
P   杉内 俊哉
【マリーンズ先発オーダー】
1(中)荻野 貴司
2(二)鈴木 大地
3(一)井口 資仁
4(三)今江 敏晃
5(指)サブロー
6(右)清田 育宏
7(左)角中 勝也
8(遊)クルーズ
9(捕)里崎 智也
P   涌井 秀章
【ジャイアンツ登板投手雑感】
①杉内
5回6安打(2本塁打)1四球1奪三振 自責点4
直球は最速136キロ、平均で134キロ、空振りが全く取れない事から解るようにスピード、キレともに良くなかった。
変化球はスライダーのキレ、制球ともにまずまず、チェンジアップはあまり投げなかった。
やはり杉内は直球で打者を押せないと厳しくなる。
今回も前回同様スライダーで何とか形にはしたが、シーズンに入ったら今日のような誤魔化しは効かないだろう。
5月くらいに、もう少しキレが出てくればよいが、今の状態がシーズン通して続くようなら厳しいと言わざるを得ない。
「バランスの良いゆったりフォームでキレの有る直球を投げられるか?」
次回のチェックポイントもここだけである。
②久保
2回2安打1奪三振 自責点1
直球の最速139キロ、平均136キロで、ここ数回の登板の中ではキレの良いボールを投げていた。
変化球はカーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップが中心。
カウント球でカーブ、スライダー、勝負球でフォーク、チェンジアップ、どの球も低めにしっかり制球されていた
ここ数回の投球とは違い、ゆったりとしたフォームで投げることができていたので、打者はタイミングを合わせるのに苦労していた。
直球、変化球ともに制球が良く、キレもまずまずだった。
個人的には1失点あったが内容は合格点だと思う。
③西村
2回1安打1奪三振 自責点0
直球は最速148キロ、平均145キロでキレ、制球ともに良く。
変化球はフォーク、スライダーを使っていたが、特に勝負どころで使ったフォークは抜群だった。
全体的にネガティブな材料は殆ど見当たらない内容だった。
ただ一つだけ注文するなら、前回もそうだったが先頭打者をもう少し慎重に攻めて欲しい。
【ジャイアンツ出場野手雑感】
①坂本
3打数2安打(二塁打1)1犠打2打点
2安打はどちらも彼が得意とする内角球の捌きから生まれたモノだった。
今は「間」が取れている状態なので、詰まってもバットを振り抜ける状態にある。
②橋本
2打数無安打
ハッキリ彼の課題が現れた2三振だった。
彼が考えねばならないのは、追い込まれる前に甘いボールを一発で仕留める事。
つまりファーストストライクに対する集中力である。
今はそれを仕留めきれずに結局ボール球を振らされている。
以前放送の中で紹介された彼のコメントで個人的に気になった事があった。
「自分の課題は、あっさり凡退してしまうこと」「同じ凡退するにしても、もっと粘りたい」という話をしていたらしい。
ちょっと違うな?と個人的に感じた。(勿論、打席での粘りが大事なのは否定しないし、彼が欠けてる部分だと思う)
今、彼が打席に立つ前に考えなければならないのは「追い込まれてからのバッティング」ではなく、「追い込まれる前のバッティング」だと思う。
粘り云々は「追い込まれて」から意識すれば良い。
まずはファーストストライクに全神経を集中させるべきだ
③長野
3打数2安打1犠飛2打点
右に左に狙い定めたバッティングと、明らかに犠飛を狙ったバッティング。
首位打者へ再チャレンジする態勢が整ったか?
④村田
3打数1安打(本塁打1)1犠飛3打点
非常にコンパクトなスイングで安定感抜群。
今年はどれだけ打つのだろうか?
個人的には首位打者、打点王の有力候補と見る。
⑤阿部
4打数1安打(本塁打1)1打点
ホームランは真ん中高めのスライダーで完璧な当たり。
但し、他の打席はやや集中力を欠いたバッティングだった。
タイトルを狙うなら、こういう打席を少なくしたい。
⑥ロペス
3打数1安打
内容は良かったし、状態は上昇カーブを描いている。
⑦アンダーソン
4打数無安打
内角を攻められて苦戦していたが、最後の打席で対応してセンターへ大飛球を放った。
ここは素直に評価したいと思う。
⑧片岡
2打数2安打(二塁打1)1四球
文句のないバッティングを披露した。
何度も言うが彼の場合、心配は怪我だけ。
⑨高橋由
2打数2安打1四球
伊勢の試合を欠場し打ち込んでいたらしいが、早速差し込まれ気味だったタイミングを修正してきた。
まだ本来の状態からは程遠いが、短期間でこれだけ修正するあたりは流石である。
⑩藤村
3打数2安打(二塁打1)2打点
バッティングは猛アピールとなった
ヒットはいずれもレフト方向へ飛ばしたが、三塁手の頭をライナー性で越えるところに彼の成長を感じる。
2年前の彼の姿なら、恐らく打ち上げていたかサードゴロだろう。
また今の彼は結果を残しているので打席で余裕を感じるし、しっかり狙い球を絞っている。
橋本の交代を受けて代わりにセンターを守った。
彼がセンターを守っているところを見たのは、ルーキーイヤーの二軍戦で見て以来だったが無難にこなしていた。
今後どのように使うかまだわからないが、センターの守備についての評価はもう少し見てからしたい。
【マリーンズ注目選手・新戦力雑感】
①涌井
5回9安打(本塁打2)1四球 自責点8
直球は最速で141キロ、平均で138キロで、低めにビシッと決まるボールが殆どなく高めに浮くケースが目立った。
またシュート回転で中に入るケースが多かった点も気になった。
変化球はスライダー、カーブ、シュート、チェンジアップ、フォークを投げていたが、こちらも甘いコースが多かった。
率直に言うと、今回のデキではローテを任せて二桁以上の成績を狙うには厳しいと思う。
今シーズン、良かった時の低めに糸を引くようなビシッと決まる直球は、果たして復活するのだろうか?
②クルーズ(新外国人)
2打数無安打
バッティングは2打席で評価することは難しいが、気になったのは外のボールを上半身だけで打ちにいっている点。
ショートの守備については、前評判では良いという声を聞いていたが、実際見た印象としては人工芝の打球に慣れていないせいか余り良くなかった。
足が動いていないので一歩目の反応が遅く、現段階での守備範囲は決して広くない。
但し、スローイングは安定感があるし、グラブ捌きは柔らかい。
③井上(新人)
1打数1安打(二塁打1)1打点
バッティングはタイミングの取り方が上手で、軸足(右足)でしっかり貯めを作ってからの体重移動もスムース、またフォロースルーも大きいのでスラッガーとして資質が高い。
但し、気になるのは少し体の開きが早い事で、推測だが内角に苦手意識が有るかもしれない。
恐らくシーズンに入ると、内角を攻めてもっと体を早く開かせるようにしてくると思うので、そうなった際の外の変化球の見極めが問題になると思う。
彼が次のステージに上がるポイントは、体の開きを我慢した状態で内角の直球を捌けるようになるかだろう。
④吉原(新人)
1回1安打2奪三振 自責点0
直球は最速で141キロ、平均で139キロでキレ、制球ともに抜群だった
但し、力んでくるとシュート回転で中に入ってくるので本番では気をつけたい。
変化球はスライダーを投げていたが、こちらもキレ、制球ともに良かった。
だが何と言っても彼の最大の長所は、右打者への懐に果敢に攻め込む事が可能な気持ちの強さと制球力だと思う。
右打者にとっては非常に厄介な投手だと思う。
また対左についても良いチェンジアップを持っているようなので、先述のシュート回転に気をつければ十分押さる事が出来ると思う。
【マリーンズ登板投手】
涌井→金森→服部→吉原→大谷
【ゲームスコア】
G 012 053 001 12
M 101 020 100 5
【総評】
ジャイアンツは途中から出場した若手、ベテランが必死にアピールしているので、主力がベンチに下がっても緩んだ空気が全く無い。
鈴木、坂口、藤村、矢野等は今日も結果を残した。
マリーンズは荻野が目立っていた。
彼には去年の交流戦でGも相当苦しめられたが、スピード、パワー、テクニックを兼ね備えた素晴らしい選手であるのは間違いない。
彼が怪我せず年間かなりの試合数をこなせば、打線の破壊力、機動力、両面でかなりの戦力だと思う。
敬称略
皆様からの御意見、御感想を心からお待ちしております。
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