【G】菅野、内海・今年の勝敗予想は?【F】大谷・新外国人・新人投手の評価は?【超激辛GvsFオープン戦雑感3/22】

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【ジャイアンツ先発オーダー】
1(遊)坂本 勇人
2(二)片岡 治大
3(右)長野 久義
4(三)村田 修一
5(一)ロペス
6(左)アンダーソン
7(指)矢野
8(中)橋本 到
9(捕)小林 誠司
P   菅野 智之
【ファイターズ先発オーダー】
1(中)陽 岱鋼
2(二)西川 遥輝
3(指)ミランダ
4(左)中田 翔
5(一)稲葉 篤紀
6(三)小谷野 栄一
7(遊)大引 啓次
8(捕)近藤 健介
9(右)岡 大海
P   大谷 翔平
【ジャイアンツ注目投手雑感】
①菅野
3回4安打2四球2奪三振 自責点3
直球141〜148キロ、フォーシームとワンシームを投げ分けていた。
やや引っ掛け気味で、コントロールに苦しむ場面があった。
威力やキレについては問題ない。
変化球はスライダー、フォーク、カーブ。
こちらも若干コントロールに苦しみ、カウントを悪くして甘く入った変化球を捉えられていた。
今回は小林との呼吸も合ってるとは言い難く、リズムも悪かった。
これで実戦での調整を終えたわけだが、今年のオープン戦を振り返ると、個人的にはボールの質そのものは、去年より進化していると思う。
今シーズンの勝敗願望 17勝 7敗
        予想 15勝 8敗
今の投球内容でも13勝は固いと思っているので、あとは「今の球威を落とさずに、どの程度までコントロールを仕上げてくるか?」が勝ち星上積みへのポイントになる。
去年並みの制球力で、進化した直球と、去年の公式戦では殆ど投げなかったフォークを操れれば、17〜18勝も決して夢ではない。
②内海
3回1安打2四球 自責点0
直球は133〜140キロ、ボールのキレ自体は前回の登板と然程変わらない。
変化球はチェンジアップ、カーブ、フォークを低めに集めていた。
キレが有るというより、とにかく低めへという意識を感じた。
彼もこれでオープン戦の登板を終えたので、今期の成績をを占ってみる。
巷では内海への信頼感が落ちているようだが、私は例年と変わらない成績を収めると予想する。
今シーズンの勝敗願望 16勝 8敗
        予想 14勝 9敗
ゴロピッチャーの内海にとって、東京ドームの人工芝張替えは必ずプラスになる。
打線との兼ね合い次第では、16勝も十分可能性は有るだろう。
③マシソン
1回無安打1奪三振 自責点0
直球139〜153キロ。
投げた変化球はカーブだけ。
ここまでのオープン戦では変化球中心だったが、今日は直球中心に投げていた。
今年の彼のキャンプ、オープン戦を総括しておく。
キャンプ前に、彼が語っていた今年の抱負として「変化球のレベルアップ」を挙げていたが、「彼なり」に進化している。
特にスライダーのコントロールはかなり良くなったので、シーズンが進むにつけて「直球だけ待つ」という打者の心理を、徐々に変えていくことになると思う。
直球のデキは現状8割程度だが、これは例年通りの仕上がりなので問題ない。
彼の直球が唸りを上げるのは交流戦が終わった頃だ。
【ジャイアンツ注目野手雑感】
①坂本
4打数無安打1四球
引き続いて内容的には余り良くない。
最後の打席で大きな当たりを飛ばしたが、下半身と連動していないので直球に力負けしている。
②片岡
4打数1安打
センターから右方向への意識が強かった。
F投手陣の直球に力負けしていた。
③長野
3打数無安打1四球
最終打席の四球は評価に値する内容。
彼もF投手陣に力負けした。
④村田
4打数1安打1打点
捉えたような打球を放っていたが、直球に差し込まれていた。
だが最終打席は意地を見せた。
⑤ロペス
3打数1安打
内容的には完敗だったが、調子は悪くない。
⑥アンダーソン
3打数1安打
スイングは悪くない。
今回は相手投手が一枚上だった。
⑦矢野
3打数1安打
センターから右方向への意識が強い。
彼の打席も失投が少なかった。
⑧橋本
2打数無安打
粘りを見せたが最後は力負けしていた。
⑨小林
4打数3安打
この試合のG打者では唯一、自分のタイミングでバットが振れていた。
相変わらずの超積極的な姿勢と、空振りが少ないバッティングは実戦向き。
3安打は決して偶然ではない。
そして守備では、相手の盗塁機会を2度とも刺した。
但しリード面については、投手が首を多く振るケースが多く、呼吸が合っていない。
これから少しづつ実戦で学んでいくだろう。
⑩石井
1打数1安打1打点
左投手から甘い直球を捉えてタイムリーを放った。
少ない打席の中で結果を出すのはベテランの味だ。
⑪阿部
1打数無安打
久しぶりの打席だったが、際どいボールを見極めていた。
明日先発で出れば開幕OKか?
【ファイターズ注目選手・新戦力雑感】
①大谷
5回5安打1四球4奪三振 自責点0
直球142〜157キロ
打者を押し込むスピード、威力はあるが、空振りを取れる伸びは感じない。
まだ若干ボールの質にバラツキを感じる
変化球はスライダー、フォーク、カットボール、カーブ
特にフォークの落差は非常に良かった。
あれだけの直球を投げられた後に、低めにフォークを落とされたら打者は簡単に空振りする。
直球とフォークの組み合わせに、カウント球としてスライダーとカーブが加われば、かなりの勝ち星を見込めるのではないか?
この試合では完全にG打線を制圧していた。
課題としては、セットポジションの際、直球がシュート回転する場合が有る点。
疲れが見え始めると、体の開きが早くなってボールが抜け気味になる事
牽制も素晴らしかったし、バッティングも恐ろしく進化してるし。この青年は将来いったいどんな選手になるのだろうか?
②ミランダ(新外国人)
3打数1安打
個人的な印象では、打つ構え、左足への重心の置き方、バットが体の近くから出てくるスイング軌道などから、打ちそうな雰囲気を感じる。
しかし気になるポイントが一つある。
構えてから振り始める直前にグリップが下がるので、バットがやや遅れて出てきてしまう点。
これだと直球系に差し込まれやすくなるので、必然的に詰まり気味の打球が増えてくると思う。
体格、スイング軌道から推測すると、大砲タイプというわけではなさそうだが、20〜30本程度のホームランを打つ能力は秘めていると思う。
③クロッタ(新外国人)
1回無安打1奪三振 自責点0
直球は144〜150キロ、低めにしっかりコントロールされる。
長身から投げ下ろす典型的なパワーピッチャーなので、打者をガンガン攻めていく。
変化球はスライダーを投げていたが、縦に変化するタイプ。
単体として見れば平凡なスライダーだが、直球と組み合わせると邪魔なボールになる。
ここからは憶測だが、課題としては走者を出してからのセットポジションが考えられる。
今回はランナーを出してないので判断できないが、通常のフォームから推測すると、体の反動を使って強いボールを投げるタイプなので、「クイックモーションがどうなのか?」又は「セットポジションでの球威、スピードが落ちないか?」この2点が疑問に思う。
仮にこの2点で大きな減点材料が無ければ、かなりの活躍を見込める投手だと思う。
④金平(ドラ5位・大卒)
1回無安打2奪三振 自責点0
直球は141〜144キロ。
変化球はスライダーが縦と横の変化の2種類と、シンカー系を投げていた。
サイドハンド気味から打者に向かって投げ込むタイプなので、左打者は攻略するのは難しい。
右打者に対しても、キレの良いシンカー系の落ちるボールを投げるので簡単には打てない。
投げっぷりも素晴らしい。
今日の内容だけの判断では、圧倒的に宮西を凌駕していた。
【登板投手】
G・菅野〜内海〜久保〜青木〜香月〜マシソン
F・大谷〜クロッタ〜金平〜宮平〜鍵谷
【ゲームスコア】
F 030 000 000 3
G 000 000 020 2
【総評】
ファイターズは宮西以外の投手で完全にG打線を押していた。
大谷も勿論素晴らしかったが、ドラフト5位の金平には驚いた。
前回の対戦時に触れた岡大海もそうだが、ファイターズのスカウト能力の優秀さには脱帽である。
ジャイアンツの立場でポジティブに考えれば、色々なタイプの投手の速い直球や、キレの良い変化球を見られた事が、本番に向けてプラスと考える。
敬称略
皆様からの御意見、御感想を心からお待ちしております。
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