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東京ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツ(2020.7.26) 巨人ゲームレポート詳細版

東京ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツ(2020.7.26) 巨人ゲームレポート詳細版

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【ゲームスコア】
巨  人 501 201 000 7
ヤクルト 200 000 020 4
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巨 人:桜井7回2/3、大江1/3、田中豊1回-炭谷
ヤクルト:高梨2回2/3、寺島2回1/3、星2回、長谷川2回-古賀、西田
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勝利投手 巨人 桜井 (2勝1敗0S)
敗戦投手 ヤクルト 高梨 (1勝2敗0S)
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本塁打
巨人 吉川尚 6号(1回表2ラン) 、 岡本 11号(3回表ソロ) 、 坂本 4号(4回表2ラン) 、 亀井 2号(6回表ソロ)
ヤクルト 坂口 2号(1回裏ソロ) 、 西田 3号(8回裏ソロ)
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【巨人攻撃イニング経過】

【巨人攻撃イニング雑感】
☆1回表(投手:高梨)
いきなりの四連打で犠牲フライで3点先制した後、ウィーラーの2塁打で1塁走者の岡本が一気にホームを狙うが本塁憤死となり。ここで攻撃が終了するかと思われたが、続く吉川尚が2ランHRを放ち、合計5得点のビッグイニングとなった。

☆2回表(投手:高梨)
高梨はやや9番投手から始まったこの回を何とか三者凡退で抑える。

☆3回表(投手:高梨、寺島)
まだ3巨人側に3点のリードがあるとはいえ、試合の流れの方向はどちらとも言えない状況だった。
つまり、次の得点を先にどちらが奪うかが、この試合の勝敗を占う大きなポイントという事になる。
そして、その貴重な得点は岡本和真の一発で生まれた。

☆4回表(投手:寺島)
試合の流れを大きく引き寄せた巨人攻撃陣は、この回も坂本に待望の一発が生まれて更に2点追加する。

☆5回表(投手:寺島)
2アウトから8番の炭谷にヒットが生まれて、次の攻撃を1番から始める形を作った。

☆6回表(投手:星)
先頭の亀井に一発が生まれ、これがダメ押し点となる。

☆7回表(投手:星)
先頭のウィーラーが死球で出塁するが後続が続かずに無得点。

☆8回表(投手:長谷川)
2死後、丸に2塁打が生まれるが無得点。

☆9回表(投手:長谷川)
長谷川の剛速球に対して巨人の下位打線は対応出来ずに無得点。
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【巨人守備イニング経過】

【巨人守備イニング雑感】
★1回裏(投手:桜井)
先頭の坂口にいきなり一発を浴びた桜井は、続く山田哲にもヒットを打たれて浮足立ってしまい、青木・村上に二連続四球を与えて満塁のピンチを迎えてしまう。
しかも、この時点でアウトカウントを一つも取れていない状態で、5点のリードを貰っていた桜井としては最も避けなければ展開。
しかし、ここで桜井に助け船を出したのは女房役の炭谷だった。
状況だけ見ると、ストライクを取れるボール(この時は直球系)に偏りがちになるところだが、しっかりとスライダー系とチェンジアップを要求しつつ、打者に的を絞らせない配球で、山﨑とエスコバーを内野ゴロに討ち取り、この大ピンチを2失点で凌いだ。

★2回裏(投手:桜井)
桜井は下位打線から始まるこの回、先頭の廣岡に四球での出塁を許し、再び暗雲が漂いかねない状況を作りかけたが、直後の古賀をダブルプレーで討ち取って事なきをえた。

★3回裏(投手:桜井)
岡本の援護射撃を貰った桜井は、ようやくこのイニング辺りから彼本来のピッチングが出来るようになり、炭谷の好リードに導かれてリズムよく三者凡退で討ち取った。

★4回裏(投手:桜井)
益々テンポアップした桜井は、2アウトからエスコバーに2塁打を打たれるが、後続をしっかり討ち取って得点を許さなかった。

★5回裏(投手:桜井)
桜井は先頭の古川に死球を与えしまうが、動揺せずにキッチリと後続を抑えた。

★6回裏(投手:桜井)
桜井はクリーンナップと対戦したこの回も、危なげなく三者凡退で討ち取った。

★7回裏(投手:桜井)
安定感あるピッチングを続けていた桜井は、味方の好守にも助けられて、この回も危なげなく終える。

★8回裏(投手:桜井、大江)
この回で球数が100球を超え、甘いコースにボールが集まって2点奪われた桜井を、巨人ベンチは8回2アウトで交代させる。
替わってマウンドに立った大江は、山崎からキッチリ三振を奪う。

★9回裏(投手:田中)
この試合前に支配下選手登録、即一軍入りした田中は、二軍戦の投球内容そのままとは言えなかったが、まずまずの投球で三者凡退で退けて試合終了。
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【巨人選手評価/短評】◎最高評価選手 〇高評価選手 ✕低評価選手
◎吉川尚輝
三試合連続でのHRは、ゲームの流れの上では最も効果的な得点となった。
体力的には去年の故障リハビリ中に行った体幹強化、技術的には右肩の壁が早く崩れないように意識している事が、逆方向の一発が激増している要因だと思う。
但し、彼のバッティングスタイルだと、センターを中心に左中間・右中間方向へのライナー性の打球がもっと増える事が望ましい。
現状は外角のボールを強く叩けてはいるが、内角球にはどうして差し込まれてポップフライになりやすい。
下位打線なのでそこまで相手バッテリーは考えた配球を行わないが、彼がトップバッターとして再び定着するには、仮に凡打で終わっても。その内容をもっと拘る必要があるし、首脳陣もそれを見ていると思う。
鍵となるのはセンター返しである。
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〇岡本和真
ここ数試合「バッティングの間」がない状態が続いていたが、ようやくほんの僅かだが、トップから振り出すまでの間に粘りが出て来ている。
それを証明するバッティングが、3回表の一発だった。
タイミング的にはややズレて上体が前に出されかかっていたが、グリップが先に出てボールを追っかけることなく、我慢が効いてボールを強く叩ける形になっていた。
これまで効果的な一発が生まれていたのであまり目立っていなかったが、彼も7月は調子があまり良くなかった。
しかし、それでもこれだけHRを量産出来ているという事は、初のタイトル奪取に向けて技術的にもその資格が備わっている事を意味している。
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〇坂本勇人
バッティングはようやく上昇の兆しが見え始め、守備では躍動感溢れるプレーが見られるようになってきた(コンディションが上がってきたか?)
技術的にはまだ左足の踏み込みが甘く、上体も流れがち(ボールを追っかけ気味)だが、数試合前と比べるとかなり良くなっている。
次のDeNA三連戦でヒットを量産するようなら、メンタル的に楽になって打率もどんどん上がってくると思う。
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〇丸佳浩
ようやく少しずつだが踵体重にならずに右のつま先が使えるようになったので、右ひざの割れが我慢出来るようになり、バッティングの壁が作れる状態になりつつある。
こうなればボールを手元まで呼び込めるようになるので、ボールの見極めも良くなってくるし、逆方向に強い打球が生まれてくる。
彼も坂本と同様に、次のDeNA三連戦が復調への大きな分岐点となるだろう。
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〇桜井俊貴
初回のみバタバタしていたが、2回以降は味方の効果的な追加点に恵まれて安定感ある投球をしていた。
勿論、7回1/3投げてくれれば文句なしなんだが、あえて厳しい事を言えば、初回の連続四球は頂けない。
誰でも立ち上がりは不安なのは分かるが、彼の場合はその割合が高すぎる。
武器となる多彩な変化球と、キレの良い直球を投げられるポテンシャルの高い投手だけに、現状はどうしても「勿体なさ」を感じてしまう。
もう少し序盤の投球に安定感が出てこないと、ローテ投手としては評価が上がらないだろうし、仮に二桁近く勝ってもそれ以上負ける投手になってしまうだろう。
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【総評】
➀チームの雰囲気をガラッと変えた「1番・亀井」の積極的なバッティング
初回、いきなり初球を強く叩いて大ファールを放ち、続く2球目もしっかり捉えて三塁への内野安打を放ち、前日サヨナラ負けの嫌な雰囲気を大きく変えるきっかけとなった亀井のバッティングは貢献度が高い。
これに触発されて後続の坂本、丸も非常に攻撃的な姿勢でストライクをガンガン強振してヤクルトバッテリーに一息させる時間を与えなかった。

➁「青木対策」が今後の対ヤクルト戦の鍵となる
毎年、神宮球場の特殊なマウンドは巨人投手陣にとっては鬼門になっているが、今年はバレンティンが抜け、山田哲のコンディションが上がらない状況で、もう少し失点を防ぎたいのが本音だが、ここまでは青木一人にやられているといっても過言ではない状況。
勿論、4番の村上も相当怖いのだが、青木と比べるとまだ攻め手はあるので、投手がキッチリ攻めれば何とか抑えられる。
しかし、青木の場合はそうはいかない。
彼がチャンスの場面で打席に立った時のオーラは、若い村上とは比べ物にならないくらい怖さを感じる。
この青木を封じる事が、対ヤクルトとの勝敗を五分以上に持って行く最大の近道になる。
そのヒントはこの試合の炭谷の配球にあると思うが、それについてはもう少し検証した上で語りたいと思う。

以上 敬称略
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