ジャイアンツの現状を考えるPart2 〜主力野手編〜

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まず簡単に昨日の試合の感想から・・。
昨日の敗因は見方によって人それぞれ違うと思うが、筆者が考える試合のポイントはこの一点。
「同点に追いついた後、長野四球で続いた満塁の場面で、打者村田が初球の甘い直球を見逃したこと」
制球が定まらず、腕が振れていなかった山本に対して、初球の甘い直球に手を出さなかった事が悔やまれる。
仮に捉えられなくてファールになっても良かった。
振ることによって、ツーストライク目のファールになった甘い直球を捉える確率が上がったと思うし、フォークの精度が悪かった山本は更に窮地に追い込まれていたと思う。
初球の見逃しで山本は勇気を持って腕が振れるようになってきた。
前回サヨナラ打を浴びた悔しさをぶつける精神状態になったということ。
今日のGは追いつく事は出来ても、一度もリードすることが出来なかった。
リード出来ないことにより、その後の継投が後手に回ったと言わざるをえない。
結果、山口、マシソンを使えずに、最近登板過多気味の久保をイニング跨ぎさせる継投になってしまった。
不思議なことに野球に限らずスポーツ全般で言えることだが、劣勢の中から何とか同点に追いつきはしたものの逆転までには至らなかったケースは、直後に再びリードを奪われ敗戦する事が多い。
押せ押せになった時こそ、「冷静な精神状態の中での積極的な姿勢」が必要になる。
何故ならピンチとチャンスは常に表裏一体だからである。
冷静さを見失うことも拙いが積極性を見失うことも良くない。
野球というメンタルが重要視されるスポーツでは、常にこれが大事になってくる。
更に言えば、9回にワンアウト・ランナー無し・打者バレンティンに対して、簡単に勝負を諦めてしまったことが、逆にSに流れを持っていったとも言える。
無論、勝負しなかったのは正解なのかもしれないが、「勝負の流れ」という観点から見れば分岐点となる結果だったと思う。
勝負事は受け身にならない事が鉄則だ。
★主力野手の現状を考える
・阿部
攻守の動きにシャープさが感じられない。
投手が投じたボールを捕球ミスする事が多いし、スローイングも遅い。
体調面で問題があるのかもしれないが、試合に出ている以上は言い訳できない。
バッティングはこれから徐々に上がっていくと思う。
・長野
屋外球場の外野守備は脆さを露呈している。
打球判断が元々良くないので、頭を越される怖さが先行して、前に落ちる打球に対する反応が鈍い。
特に甲子園、横浜、神宮等の風が強い球場はハラハラする。
バッティングはそんなに悪い状態とは思わないが、大きな期待感を持てる状態ではない。
基本的に決め打ちタイプなので、状態が悪くなってくると、凡打の印象が良くないのはある意味仕方ない。
・坂本
守備については、開幕当初は新人工芝に慣れずに、一歩前で処理出来ていなかったので内野安打にしてしまうケースが見られたが、徐々に足が使えてきたので問題ない。
バッティングは春先と比べればかなり良くなっていると思うが、この先どうなのかといえば不安感が先行してしまう。
今のタイミングの取り方では安定した成績を残すとは考えづらい。
走塁については相変わらず抜群のセンスを感じる。
決して快足ではないのに、技術と判断力で結果を残している。
・片岡
守備範囲は特別広いわけではない。
肩は強いのでダブルプレーの完成度では貢献している。
開幕当初はイージーミスも目立ったが、最近は安定感を増している。
但し、気になったのが前の打球への処理が上手いとは言えないこと。
ランニングスローも当初の印象より悪い。
バッティングは非常にリストの使い方が上手で、バットのヘッドが立っているので打球が速い。
打席での粘りも申し分ないし、勝負強い。
坂本同様、単純な走力はそれ程高くはないが、ベースランニング、打球判断、盗塁技術がレベル高い。
特にスライディングが速いし、モーションの盗み方も素晴らしい。
・村田
守備については特に問題ないが、気になる点が1点だけ。
若干スローイングが弱くなってるのは気のせいか?
中途半端なワンバウンド送球は減らして欲しい。
バッティングはトップの位置が去年と比べると浅くなってるので、バッティングに「間」が無くなってる。
構えてからグリップをキャッチャー方向に移動させる作業が遅いので差し込まれるケースが多くなっている。
去年の良い時期のバッティングは、トップを早めに固定出来ていたので少々差し込まれても野手の間に落ちる打球が多かった。
この形を作れればもっと右方向へスムースに強い打球が打てると思う。
・ロペス
守備は相変わらずクレバーで貢献度が高い。
むしろ他の野手がロペスのクレバーなプレーについていけていないと思う事が時々有る。
バッティングは基本的に去年と変化はない。
率が悪いのは他球団が彼を研究している成果だと思う。
但し彼も負けてはいない。
甘いコースのボールは高確率でスタンドに運ぶスイングを見せている。
やはり彼の打順は6〜7番がベストだと思う。
・アンダーソン
守備と走塁については予想以上に厳しい・・・・。
バッティングはマイナー時代の彼を知ってる関係者なら、今の彼のバッティングは別人に映ると思う。
体重移動が少なく、腕の上下動でタイミングを取っていたキャンプ当初と比べると、今は左足で溜めてそこから体重移動させるフォームは理にかなっているといえる。
元々スイングスピードに頼ったバッティングだったが、タイミングを合わせやすくなった上に、体重をバットにぶつけるようなスイングになれば高打率は偶然ではない。
そこから更に、阿部の助言で足の上げ方を工夫しているようで向上心も非常に高い。
ここまでの活躍は文句無いだろう。
昨日の試合で足を痛めたようだが、その回復具合が非常に気になる。
敬称略
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