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読売ジャイアンツvs広島東洋カープ(2020.7.31) 巨人ゲームレポート詳細版

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【ゲームスコア】

【巨人守備イニング経過】

【巨人守備イニング雑感】
☆1回表(投手:畠)
1.2番に対しては完璧な投球、3番のピレラには変化球が高めに集まていたが打ち損じに助けられる。
立ち上がりの内容としては上々だった。

☆2回表
畠は、先頭の鈴木は打ち損じに助けられたが、松山と會澤には完璧な投球で封じた。

☆3回表
現在、首位打者に堂林から三振を奪うなど、この回も畠は完璧な投球で三者凡退で抑える。

☆4回表
ここまでパーフェクトピッチングの畠だったが、先頭の西川に甘くなったカットボールを捉えられて先制HRを浴びてしまう。
しかし、ここで動揺せずに後続の上打線をしっかり押さえて追加点を許さなかった事は立派だった。。

☆5回表(投手:畠⇒鍵谷)
1死後、會澤への頭部危険球で畠が退場となり、巨人側に暗雲が立ち込めた。
急遽登板したのは鍵谷だったが、ここでキャプテンにビッグプレーが生まれた。
1死1塁で打者は堂林、フルカウントからのエンドランで、堂林が捉えた打球はセンター方向にやや強い打球が飛んだが、それを坂本が横っ飛びで好捕し、セカンドを封殺するスーパープレーだった。
仮に捕れずにセンターへ抜けていたら1死1.3塁という大ピンチになっていただけに非常に大きなプレーだった。
そして、このプレーに勇気づけられた鍵谷は、田中広から三振を奪って緊急登板を無失点で終えた。

☆6回表(投手:大江)
大江は安手感ある投球で見事な内容だった。
2死後に菊池涼を歩かせるが、続くピレラをキッチリ攻めきって無失点で終える。

☆7回表(投手:大竹)
大竹は1死後に松山に2塁打を打たれ、會澤を歩かせて1死1.2塁というピンチを迎えてしまうが、ここから堂林と田中広から連続三振を奪って何とか凌いだ。

☆8回表(投手:高梨)
高梨は先頭の磯村をアンラッキーな内野安打でいきなり出塁され、犠打で2塁に進められ同点のピンチを迎えてしまうが、ここから右打者の菊池涼とピレラを完璧に封じて無失点で切り抜ける。

☆9回表(投手:中川)
抑えの中川は、堂々とした投球で4番鈴木以下を完璧に封じて試合終了。
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【巨人攻撃イニング経過】

【巨人攻撃イニング雑感】
★1回裏(投手:森下)
亀井凡退の後、坂本・丸・岡本が三者連続四球で出塁するが、大城とパーラが連続三振でチャンスを潰す。

★2回裏
先頭の炭谷が死球で出塁するが、続く吉川尚がアッサリと三振、畠は犠打でチャンスを拡げるが、亀井が倒れてまたも先制のチャンスを逃してしまった。
吉川尚の淡白なバッティングが残念だった。

★3回裏
2死後、岡本・大城の連続四球でまたもチャンスを作るが、パーラが甘い直球をミスショットして得点出来ず。

★4回裏
1死後、吉川尚がヒットで出塁し、畠がまたも犠打を成功させて再びチャンスを拡げ、ここでようやく亀井にタイムリーが生まれて同点に追いつく。
そして更に攻撃の手を緩めずに坂本と丸にも連続ヒットが生まれて逆転する。
しかし、岡本は三振に終わって主導権を完全に奪う形とはならなかった。

★5回裏
先頭の大城はライトへの大きなフライ、後続も倒れて無得点で終える。

★6回裏(投手:薮田)
2死後に再び岡本の前に走者を溜めるが、ここでもあと一本が出ずにダメを押せなかった。

★7回裏
三者凡退で攻撃を終える。

★8回裏(D.Jジョンソン)
何とか追加点を奪いたかったこの回もアッサリと三者凡退で終えてしまう。
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【巨人選手評価/短評】◎最高評価選手 〇高評価選手 ✕低評価選手
◎大江竜聖
彼には驚きしかない。
以前の弊ブログでも紹介した通り、元々は注目していた投手ではあったが、今年の春季キャンプでの登板を見た時は、去年の同時期と比べても成長した面が全く感じらえず、逆に怖さを覚えて腕が振れなくなっていたので、正直言って「厳しい」と思っていた。
下手したら、今年のオフにリリースされる可能性さえ感じていた。
それくらい魅力が無くなっていた。
その後、フォームを改造して腕を下げたというニュースを見た時でも、まだまだ不安の方が大きかったし、ぶっちゃけ今年は戦力として計算していなかった。
そんな印象しかなかっただけに、この変貌ぶりにはただただ自分の勉強不足を恥じるだけである。
元々制球力に定評があったが、腕を下げてもそこは変わらなかった。
プレートの端(一塁側)から直球とスライダーを内と外に投げ分けるスタイルは、左打者は勿論、右打者も慣れるまではかなり戸惑うと思う。
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〇畠世周
Twitterで呟いた内容だが、彼がこの先しっかり先発ローテに入れば、巨人優勝の確率は10%上がると思う。
それくらいのポテンシャルを持っている投手であり、故障離脱したサンチェスの穴を埋められる投手だと見ている。
その注目の投球内容を振り返ると、150キロ前後の直球を軸に多彩な変化球を織り交ぜて打者に的を絞らせない見事な投球だった。
特に相手の森下と同じでカーブが非常に効果的で、投球に緩急が生まれて打者目線では邪魔なボールになっていた。
プロ入り以来課題だった制球力も進歩を感じるし、特に変化球で簡単にカウントを稼げるようになってきたので、直球に的を絞られてガツンと打たれるパターンは皆無に等しかった。
この試合では危険球退場で5回1/3、52球でマウンドを降りたが、仮に100球を超えたあたりまで、このピッチング内容を続けられるなら、怪我で離脱したサンチェスの穴を埋めるどころか、それ以上の戦力になる可能性さえ感じる投球だった。
更に言えば、この試合ではセットポジションでの投球が殆どなかったので目立たなかったが、やはり走者を背負った際で同じ内容の投球が続けられるのか?
この部分も彼の大きな課題だっただけに、次の登板時要注目である。
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〇炭谷銀仁朗
西武時代に高橋朋己や星野智樹などの変則左腕をリードしていただけに、大江や高梨の扱いを熟知している。
又、大竹とのコンビで、7回のカープ主軸を相手に無得点で凌ぎ切った配球はお見事だった。
鈴木にはカウント球からショートを使って内野ゴロに討ち取り、その後、1死1.2.塁のピンチを招くが当たっている堂林をスライダーでカウントを稼ぎ、そこまで見せてこなかったシュートを勝負処で初めて使って三振を奪い、田中広には勝負を急がないで、ボール球を振らせる事を意識して配球し、最後もボールになる膝元スライダーを振らせた。
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✕大城卓三
現状、構えの段階でややグリップを意識的に高い位置に置き、振り出す段階でグリップが下がってしまっているので、下からバットが出てくるのでスイングスピードも落ちるし、バットのヘッドが寝てしまって強くボールを叩けない。
良かった時は、これが真逆だった。
つまり、構えではグリップがやや低い位置に置いて、トップではしっかり自分の顔周辺まで上げてそこからしっかり叩ける形が作られていた。
彼の今年のバッティングの特徴は「脱力」だったと思う。
構えでは無駄な力を入れずに、腕はややヒッチ気味に、足はタップを踏んでタイミングを計り、インパクトの瞬間に力を集約するスイングを意識していたと思うが、現状は去年と同じで構えの段階で既に迷ってしまっている。
第3打席の右飛も2遊間前の彼なら間違いなくフェンスオーバーしていたと思うが、現状のスイングではボールの威力にヘッドが負けてしまっているので打球が弱い。
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【総評】
➀巨人以上に元気がなかった広島打線
広島が作った得点チャンスは7回と8回だけで、他の回は淡々とした攻撃が続いてしまっていた。
巨人と同じで連戦が続いているカープは、昨日までマツダでナイターを行っていた為、当日移動でこの試合に臨んでいることも影響あるのかもしれない。
やはり、チーム全体の躍動感の無さ、どんよりとした雰囲気、鋭さを感じない各打者のスイングなどから、肉体的、精神的な疲れを感じざるをえない。
勿論、巨人側も疲れているかもしれないが、ここは再びカープをスイープする絶好のチャンスととらえて、野手にはもうひと踏ん張りして欲しい。

➁ルーキー森下は近い将来侍ジャパン入りの逸材
上から投げ下ろす直球は角度があって威力抜群、縦割れのカーブも打者にとってはかなり厄介な変化球で、しかもカットボールとチェンジアップもプロで十分通用する切れがある。
この試合では立ち上がりに四球を連発してしまったが、球筋を見ると抜けるようなボールが少ないので、本来は制球に苦しむタイプとは思えない。
まだまだマウンド上でドッシリ感が無く、体力的にも課題がある印象だが、怪我無く順調に成長していけば、間違いなく最多勝を狙える「球界のエース格」の域まで到達するだろうし、侍ジャパンの先発としても活躍が見込める逸材だと感じた。

➂巨人の中継ぎ陣はいつのまにかリーグトップレベル
前段で指摘した理由で、ややカープ打線のミスヨットに助けられていた感は否めないが、それでも各リリーフ投手は素晴らしい投球だった。
緊急登板でも終始慎重な投球をしていた鍵谷、物怖じせずに打者に向かっていた大江、左右にボールを散らして打者に的を絞らせなかった大竹、大胆な投球で打者を混乱させていた高梨、今や球界を代表するリリーバーとして成長した中川、どの投手も自分の役割を果たす事だけに集中し、見事にそれをやり遂げていた。
彼らと更に高木、田中豊などを加えたリリーフ陣は、若手からベテランまで幅広い年齢層で、しかも左右、豪軟、非常にバラエティーに富んだ陣容なので、相手チームの打線の特徴、各打者の特徴に沿って投手を起用することが出来る。
このような体制を作ればそう簡単に崩れるとは思えないし、現状、このリリーフ陣の核となっている高木、高梨、大江の左腕三人衆を大胆にベンチから外して休ませる体制を構築出来ていることも今後に向けて非常に大きい。
しかも、故障離脱中のデラロサが戻ってくれば、中川の登板過多も無くなる可能性が高くなり、更なる盤石なリリーフ陣となる。

以上 敬称略
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