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阪神タイガースvs読売ジャイアンツ(2020.8.4) 巨人ゲームレポート詳細版

阪神タイガースvs読売ジャイアンツ(2020.8.4) 巨人ゲームレポート詳細版

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【ゲームスコア】

【巨人攻撃イニング経過】

【巨人攻撃イニング雑感】
☆1回表(投手:ガルシア)
ガルシアは立ち上がりからボールが高めに浮いていた。
北村と丸は打ち損じたが、坂本はキッチリ捉えて先制のバックスクリーン弾。
続く岡本は右中間への2塁打。
但し、この2塁打は普通の外野手ならシングルヒットで収まる打球で、批判を恐れず本音で言えば「プロとして恥ずかしいレベルの守備」で、糸井が阪神移籍後から幣ブログではずっと言い続けているが、彼の守備力は既にプロの外野手としては平均点以下で年々劣化している。
しかし、この貰ったチャンスでウィーラーは三振に終わって追加点は逃した。

☆2回表
中島は初球を叩いて強い打球の二ゴロ、陽は良いところがなく見三振、大城も平凡な中飛で三者凡退。

☆3回表
先頭の菅野が遊ゴロ、北村が真ん中高めの直球を完璧に捉えてバックスクリーンへ放り込むプロ入り初のHR。
これで巨人のリードは2点と拡がる。
丸は二ゴロ、坂本は見三振。
阪神の先発ガルシアは、ボールが手元で動くので打者目線では打ちづらいタイプと言えるが、全体的に高めに集まっていたので、長打を浴びる危険と隣り合わせの投球だった。

☆4回表
岡本は捕邪飛、ウィーラーは遊ゴロ、中島は投ゴロ、三者凡退で攻撃を終える。

☆5回表
先頭の陽はアッサリと空三振、大城はバットの先でレフト前に運び、深く守っていたレフトのサンズが飛び込むが補給出来ずに2塁打。
この打球処理もサンズのスタートが遅れていたし、打順とアウトカウント、大城の脚力を考えれば果たして飛び込むべき打球だったのか?
ここは阪神外野守備コーチがどういう見方をしているのかが気になる。
菅野は二直で2アウト。
北村にガルシアが勝負を嫌がって四球(これも確かに北村には苦手意識が有るのかもしれないが、こういうチャンスの場面での対応力というか、その引き出しの数はまだまだ丸の方が上なだけに、このガルシアの消極的な姿勢も疑問を感じざるを得なかった)
こうもあからさまに自分との勝負を選択されると、丸が燃えないはずがない。
カウント0-1から外角直球をレフト方向に狙い打ってのタイムリーヒットで、リードを3点に拡げる。
続く坂本は平凡な左飛に倒れて、この回で試合を決めるまでには至らず。

☆6回表(投手:望月)
岡本はボール球に手を出して二飛、ウィーラーは二ゴロ、中島も平凡な中飛で三者凡退。

☆7回表
代打の松原で何とかチャンスメイクしたかったが凡打に終わり、大城と菅野も倒れて三者凡退で終える。

☆8回表(投手:馬場)
先頭の北村がセンター前ヒットでチャンスメイク、代走の増田大が二盗成功、丸が四球で繋いで更にチャンスを拡げ、坂本は送りバントを失敗の後の投ゴロ(ダブルスチール?、ランエンドヒット?)で、これを阪神内野陣が慌てて処理して2塁走者の増田大が一気に生還。
結局、このプレーで試合の流れが大きく変わって、その後も阪神側に記録に残らないミスが続出し、最後は大城が試合を決定づける2点タイムリーを放って勝負を決める。

☆9回表(投手:小川)
先頭の増田大がヒットで出塁するが、後続が続かずに無得点。
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【巨人守備イニング経過】

【巨人守備イニング雑感】
★1回裏(投手:菅野)
立ち上がりは全体的にややボールが抜けていた。
個人的にはかなり危なく感じる内容だったが、近本が初球、糸井が3球目を簡単に打ち上げてくれて助かった。
サンズにはライト前に運ばれるが、大山を何とか一邪飛に討ち取った(特に大山の打席は甘いボールが多かった)

★2回裏
先頭のボーアには完全に討ち取った当たりだったが、内野シフトが裏目に出てヒットを許してしまう。
梅野をフルカウントから高めのボール球に手を出してくれて一飛、木浪の打席で1塁走者ボーアの飛び出して2アウト、木浪は結局フルカウントから中飛で、この回も菅野は相手の拙攻に助けられて無失点。

★3回裏
1死後、ガルシアに坂本のグラブの下を抜ける「嫌な」センター前ヒットを打たれて上位に回ってしまうが、近本を危なげなく三振、糸井には初球を捉えられるが1塁正面のゴロに討ち取る。

★4回裏
先頭のサンズが甘いスライダーを打ち損じてくれて中飛、大山もほぼ真ん中の直球を打ち損じてくれて三飛、ボーアも同じく真ん中直球を打ち損じてくれて中飛。
菅野は150キロ強の直球を主体に、阪神打線を力勝負で抑え込んでいた印象。

★5回裏
先頭の梅野に対して審判の辛めのジャッジもあって四球を許す。
菅野は珍しく露骨に不服な態度を見せていたが、ここで大城が絶妙なタイミングでマウンドに行き菅野を落ち着かせる。
結局、木浪に捉えられるが計算通り(逆風を考えた)に右飛、植田を空三振、陽川を空三振で退ける。

★6回裏
先頭に近本にヒットを許し、1死後にサンズに2ランHRを浴びた菅野だったが、最後の勝負球(スライダー)の選択にはやや疑問が残るが、まあ3点差なので走者を溜めるよりもストライクゾーンでの勝負を選択したのだから仕方がない。
続く大山にもヒットを許してヒヤリとさせるが、ボーアを併殺打に討ち取って1点リードを何とか保った。

★7回裏
菅野は梅野の投ゴロをすねに当ててヒヤリとさせるが、後続の木浪、植田もしっかり討ち取って三者凡退に抑える。

★8回裏(投手:高梨)
替わった高梨は全く危なげなく三者凡退で退ける。

★9回裏(投手:鍵谷)
2死1.2塁という状況を作ってしまうが、最後は梅野を右飛に討ち取って試合終了。
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【巨人選手評価/短評】◎最高評価選手 〇高評価選手 ✕低評価選手
◎菅野智之
立ち上がりから直球に威力はあったが、スライダーを含めて全体的に制球に苦しんでいた印象。
勿論、審判の判定が厳しかったことも投球に影響しているとは思うが、全体的に高めにボールが集まっていたのでフライアウトが多くなっていた。
個人的には「浜風が強く、広い甲子園での対阪神打線」だからこそ通用していた投球という印象で、これが狭い球場で行われるDeNA、ヤクルトとの対戦だったら捕まっていた可能性の方が高いと感じる内容だった。
但し、菅野がこの甲子園の特性を活かして、あえて「フライアウトOK」で攻めていた可能性は否定しないし、彼くらいのトップレベルの投手なら、環境によって自分のピッチングを大胆に変える事が出来る投手ではある。
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〇北村拓己
プロ入り初HRは先発菅野を楽にさせる貴重なHRだった。
ここまでジョンソン、ガルシアなど、特殊なボールを投げる外国人左投手にめっぽう強い。
その反面、右投手にはやや脆さが見せていたが、この試合では8回表の第4打席でヒットを放ち、貴重な追加点の口火となった。
ここ最近は湿りがちの打席が多くなっていたので、若林の一軍昇格でチャンス減どころか二軍降格の危機にもあったが、ここで踏ん張れた事は彼の野球人生において非常に大きいと思う。
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〇坂本勇人
先制のバックスクリーン弾を放ってチームの勝利に貢献した。
一時の不振時からは脱しつつあるが、彼本来の状態に戻るにはもう少し時間がかかる。
バットスイングを見ると、インパクトの瞬間にだいぶ力が集約出来る形にはなってきたが、特に対右投手では、まだまだタイミングが合わずにどうしても体が前に突っ込み気味になるので、ヒットを量産するような形にはなっていない。
一方で気になったのはショートの守備で、本来なら横っ飛びして欲しい打球を飛び込まなかったり、やや腰高に感じるプレーが見られたりするなど、やや緩慢に感じてしまうプレーが幾つか見られた。
過密日程で下半身に疲れが溜まっているか?
それとも懸念されてる脇腹の状態が良くないのか?
それとも古傷の腰なのか?
真相は定かではないが、個人的にはバッティングの内容と照らし合わせて判断すると、下半身の疲れが最も影響しているように感じる。
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〇丸佳浩
5回の中押しタイムリーヒットだけではなく、8回の打席も彼らしくしっかりとボール見極めて四球を選び、ビッグイニングへと繋げた。
ヒットは1本だけだったが、ボールの見送り方が抜群に良くなっているので、調子は間違いなく更に上向きになっていると思う。
次の対藤浪では大いに期待したい。
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【総評】
➀阪神首脳陣は何故、糸井の緩慢プレーを毎度見過ごすのか?
初回の岡本の2塁打と、6回の中島のセンターフライは明らかに糸井の緩慢プレーで、決して見過ごせるプレーではない。
幣ブログでは彼の緩慢プレーを彼の阪神移籍後から厳しく指摘していたが、この日のプレーも酷かった。
仮に古傷の膝が悪いまま出場し続けているなら、彼をライトで起用している首脳陣や、彼をレフトやファースト(もしくは代打中心)で起用するチーム編成にしない阪神編成部の認識の甘さを指摘せざるをえないし、糸井の膝がそこまで悪くないのであれば、緩慢なプレーを続ける彼を放置する首脳陣の甘さを強く指摘したい。
絶対口には出さないだろうが、阪神投手陣が内心どう思っているか。。。

➀原野球と矢野野球の違いとは?
前段で指摘した事と被ってしまうが、原野球には今の糸井をライトで起用する事は絶対にありえないと思う。
勿論、原監督もウィーラーをセカンドで使ったりするが、これは明確なビハインドゲーム(攻撃に転じざるをえない状況)や、けが人が重なった上での緊急事態でのことで、糸井と話して外野手として今のレベルしか守れないのであれば、スタメンで起用する選択肢は原監督にはないと思う。
勿論、糸井がバッティングで誰にも負けない結果を出しているなら話は少し変わってくるが、打率234、HR1、打点10の成績なら、巨人では下位打線に置かれるか、下手したら二軍行きを命じられる可能性もあるし、ライトとして起用出来ないのなら代打での起用になると思う。
そんな糸井に対して、去年から阪神ベンチは異常なほど気を使っているように感じるし、矢野監督は結構マスコミに対して若手には厳しい口調で批判するが、逆にベテランには甘いという印象は拭えない。
これだとチームとしてまとまりが無くなると思うし、それでもチームが勝っていれば良いが、負けが込んでくると手がつけられない状況に陥る危険性を常に抱えることになる。
この試合、8回の木浪の4つのミス(記録に残らないミスを含めて)に対して、批判の声が多くなっているが、果たして本当に彼を責める事は出来るのか?
糸井の緩慢プレーに対しては批判せずに、何故木浪のプレーを批判出来るのか?
このようなチームを原辰徳は絶対に作らないだろう。

以上 敬称略
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