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阪神タイガースvs読売ジャイアンツ(2020.8.5) 巨人ゲームレポート詳細版

阪神タイガースvs読売ジャイアンツ(2020.8.5) 巨人ゲームレポート詳細版

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【ゲームスコア】

【巨人攻撃イニング経過】

【巨人攻撃イニング雑感】
☆1回表(投手:藤浪)
先頭の若林は藤浪の直球に力負け、坂本は抜けたスライダーを打ち損じ、丸は外角に抜けたフォークを引っかけてセカンドゴロ、三者凡退

☆2回表
岡本はスライダーを空振り三振、大城はフォークを空振り三振、ウィーラーは直球に差し込まれてセンターフライ、三者凡退
立ち上がりの藤浪はまとまった投球で巨人打線を封じていた。

☆3回表
先頭の吉川尚はストレートの四球、炭谷は三振、戸郷はキッチリ送りバントを決めて2死2塁、そして、このチャンスで若林がレフト前へのタイムリーヒットを放ち先制点を奪う。
坂本は直球にやや詰まってセンターフライ。

☆4回表
丸は直球に押されてレフトフライ、岡本は直球をバットの先で引っかけてサードゴロ、大城はフォークを空振り三振。

☆5回表
ウィーラーはフルカウントから空振り三振、吉川尚はフォークを引っかけてセカンドゴロ、炭谷は甘いカットボールを打ち損じてピッチャーゴロ、三者凡退。

☆6回表
戸郷のピッチャー前に高く弾んだゴロを藤浪が処理できずにエラー(捕る前から苦手な一塁への送球を意識してしまうからボールが手につかない)、若林は送りバントを決めらずに三振、坂本は直球を完璧に捉えてライト前ヒット、丸は甘い直球に押し込まれてセンターフライ、岡本は初球の外角直球をしっかり叩いてライトフェンス直撃の2点タイムリー2塁打、大城も詰まりながらもレフト前に運んでタイムリーヒット、ウィーラーはセカンドゴロ。

☆7回表
吉川尚はファーストゴロ、炭谷はショートゴロ、戸郷は見逃し三振。

☆8回表
若林はピッチャーゴロ、坂本はショートフライ、丸はセカンドゴロ、三者凡退。

☆9回表(投手:小川、能見)
岡本は空振り三振、北村はライトフライ、重信は空振り三振。
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【巨人守備イニング経過】

【巨人守備イニング雑感】
★1回裏(投手:戸郷)
先頭の近本にはボール先行からストライクを取りに行った直球を叩かれてライト前ヒット、糸井には抜けたスライダーで空振り三振、サンズには初球の真ん中直球を捉えられるがセンターへの大きなフライ、大山にも初球からスイングされるが、内角にキッチリ直球を決めてサードフライに討ち取る。
キャリアがまだまだ浅い戸郷にとっては、先頭の俊足・近本を出塁させた事は大きな負担になったはずだが、糸井はともかく、サンズと大山の初球打ちはかなり助かった。

★2回裏
ボーアには真ん中直球を捉えられるがファーストゴロ、梅野はフォークで空振り三振、木浪は甘いスライダーを捉えられるがライトフライ、三者凡退。

★3回裏
戸郷は下位打線の植田、藤浪を連続三振、近本はボール先行からカーブを引っかけさせてセカンドゴロ、三者凡退。

★4回裏
糸井には低めのスライダーを軽打されてセンター前ヒット、サンズにはボールを見極められて四球、戸郷にとっては最初の山場を迎えるが、大山がフルカウントから甘いスライダーをミスショットしてくれてセンターフライ、ボーアを外角直球で押し込んでショートゴロダブルプレー、何とか無失点で切り抜ける。

★5回裏
梅野を外角一杯のカットボールで見逃し三振、木浪をスライダーで空振り三振、植田にはストレートの四球、藤浪はスライダーで空振り三振を奪って勝ち投手の権利を得る。
2アウトからの四球は余計だったが、4回裏のピンチを乗り越えた事で投球リズムが更に良くなってきた。

★6回裏
近本はレフトフライ、糸井はサードファールフライ、サンズはセンターフライで三者凡退。

★7回裏
大山をスライダーで空振り三振、ボーアを三球勝負の外角直球で見逃し三振、梅野にはフォークで空振り三振、戸郷はほぼ完璧な投球で阪神打線に付け入る隙を与えなかった。

★8回裏(投手:戸郷、高梨、大竹)
先頭の木浪には勝負球のフォークが甘くなってセンター前ヒット、植田にも低めの直球を弾き返されてセンター前ヒット、ここで阪神ベンチは切り札の福留を代打で送る。
しかし、ここで原監督はスパッと戸郷を諦めて、福留以下左打者が続く打順を見て高梨を投入する。
高梨は福留をセンターフライに討ち取って1アウト、近本はセーフティーバントを決めて1死満塁(このバントは十分に読めたが絶妙なところに転がった)、糸井をダブルプレーにはおあつらえ向きのショートゴロに討ち取るが、セカンドの吉川尚が握り損ねて送球が遅れ、1点失ってなおも2死1.3塁のピンチが続く。
ここで大竹にスイッチし、サンズを警戒して四球に出し、大山には内角シュートをキッチリ見せた後、甘いスライダーを打ち損じてくれてショートゴロ。

★9回裏(投手:中川)
ボーアを平凡なセカンドゴロ、梅野を空振り三振、北條をショートゴロで試合終了。
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【巨人選手評価/短評】◎最高評価選手 〇高評価選手 ✕低評価選手
◎戸郷翔征
戸郷の立ち上がりはそれなりには纏まった投球ではあったが、勝負球で投じた直球が抜けて甘くなるケースが見られ、連敗した直近2試合と同様の嫌な兆候が見られたが、そのボールを阪神打線が打ち損じてくれて助かっていた。
そして4回裏の最大のピンチを凌ぎ切った5回以降は、ほぼ炭谷の思惑通りにキッチリと投げ込んで阪神打線を手玉に取っていた。
今シーズン、彼のピッチングで筆者が最も関心する点は、右打者に対してキッチリと内角の厳しいコースを攻め込んでいること。
ここを果敢に攻めているので右打者は簡単には踏み込んでいけずに、後々の甘いボールをミスショットしやすくなる。
二十歳という若さ、プロ二年目のキャリアで、ここまで腹をくくって臆することなく投げ切れることに驚きを禁じえない。
この点に関してはエース菅野やベテラン大竹レベルに近づいているし、他のG若手中堅の右投手と比べて頭一つ抜けている。
まあ。。出来れば8回を投げ切って欲しかったが、まだまだプロ入り2年目の若者なので、そこまでハードルを上げる必要はないし、7回1失点なら上々のデキである。
これからも、ひとつひとつあわてず騒がずしっかりと足元を見ながら壁を乗り越えてくれればよい。
そして、まずはこの試合で一つの壁を乗り越えた。
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〇岡本和真
貴重な中押し点となる2点タイムリー2塁打を放ち、4番としてチームの勝利に貢献した。
あの2塁打は藤浪が「内角には投げてこれない」ことを確信していたから、しっかり踏み込んでライト方向にしっかり叩けた訳だが、裏を返せば、これが藤浪の現在の投球の「限界」なのかもしれない。
右打者は勿論、藤浪の荒れ球は今でもどうしても腰を引き気味になってしまって甘いボールを捉えきれないケースが多くなるかもしれないが、この岡本の打席のように「チャンスの場面」では「集中力を高め、腹を括って、踏み込んでスイング」しようとする。
つまり、強打者が「その気になれば」今の藤浪を攻略するのは、そんなに高いハードルではないという事である。
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〇若林晃弘
3回の先制タイムリーヒットは、フォークが抜けて外角に浮いたところを素直にレフト前に運んだナイスバッティングだった。
一方で猛省を促したいのは、6回表の送りバントを失敗して結局三振してしまった場面で、もう少し打席に入る前にしっかり状況判断して欲しかった。
相手の藤浪はバント処理がお世辞にも上手い投手ではないし、何よりも送球難なので、彼に処理させればセカンドセーフは勿論、あわよくば打者走者の若林の足を意識してファーストへの送球ミスになる可能性がかなりあったと思うので、無理にサード側に転がす必要はなかった。
この辺りに彼の課題があると感じたのは私だけだろうか?
又、一軍スタメンでは初のライト守備については、正直言ってまだまだという印象。
2回のファインプレーに見えた場面もスタート(打球判断)が若干遅れているし、もっと余裕のあるプレーでアウトにしなければならない。
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【総評】
➀あまりにも「穴」が多い阪神守備陣
まず内野陣(ショート・セカンド)に核となる名手がいないので、どうしても内野陣が接戦ではバタついてしまってミスが生まれやすくなる。
そして何よりも外野陣が問題で、センターの近本も俊足の割には外野フライへのアプローチがイマイチで、落下点まで最短距離で進んでいけていないので、脚力と守備範囲は比例していない。
そして最も大きな問題はレフトとライトの問題で、特にレフトにサンズ、ライトに糸井が入る布陣は投手陣が気の毒としか言いようがない。
一部の関西解説者はサンズの守備は上手い云々という評価をしているが、ぶっちゃけ「リップサービス」「ポジショントーク」にしか聞こえない。
確かにいつだかのDeNA戦での背走キャッチは素晴らしいプレーだった(後方への打球には自信があるのかもしれない)が、前方、左右の打球に対する反応、足の運び、グラブの出し方を見てると、正直言ってお世辞にも巧い外野手とは言えない。
この試合でも大城の貴重な4点目のタイムリーヒットは、並の守備力があるレフトなら難なく処理出来たので防げた失点だった。
そして、問題のライト糸井だが、これについては昨日の記事でも触れたのでこれ以上は言わないでおこうと思う。
まあ、一つだけ言っておきたいのは、岡本のライトフェンス直撃のタイムリー2塁打も、巨人の亀井や陽、中日の平田、広島の鈴木誠あたりならアウトにしていた可能性が高い。
とにかく糸井の場合は、落下点に入るまでが遅すぎる(リプレイ映像で見ると頭の上を越えた打球ではなく、素早く落下点に入っていれば捕球出来た打球だった)

➁今後も対阪神戦の優位は動かない?
阪神は主軸に左打者(近本、糸井、福留、ボーア、木浪など)が多く、しかも彼らと控えの選手との力差も大きいので安易に代打を送ることが出来ないので、原監督は今後も躊躇なく試合後半の大事な場面では変則左腕の高梨、大江をつぎこんでくると思う。
そして右のサンズ、大山、梅野にはこの試合のようにショートを操れる大竹が控えているので、彼らが不調や怪我に悩まされない限り、リリーフ陣に関しては自信を持って起用していけると思う。
まあ、序盤で先発が崩れる試合は別にして、競った展開ではやはり今後も巨人優位は動かないと思う。

以上 敬称略
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