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読売ジャイアンツvs東京ヤクルトスワローズ(2020.8.13) 巨人ゲームレポート詳細版

読売ジャイアンツvs東京ヤクルトスワローズ(2020.8.13) 巨人ゲームレポート詳細版

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【ヤクルト攻撃経過】

【巨人攻撃経過】

【イニング別雑感】
☆1回表(投手:メルセデス)
立ち上がりの巨人バッテリーは「大事に行き過ぎた」と思う。
というよりも、攻撃的な姿勢を全く感じなかった。
それを如実に感じたのが、2番山田へのストレートの四球で、復帰初戦の彼に対して巨人バッテリーの「逃げ腰」には心底呆れたし、この四球でビッグイニングを覚悟した。
但し、メルセデスにとって多少可哀そうと感じる点は、坂口と青木の2塁打に関してはレフトが亀井なら捕球出来た打球だった。
前者の打球は打球の追い方が拙かったし、後者の打球は打球判断が拙かった。

★1回裏(投手:高梨)
立ち上がりの高梨はそんなに良い投球とは思わなかった。
どちらかと言えば巨人打線が甘いボールを打ち損じていた印象の方が強かった。

☆2回表
2アウトから坂口にアンラッキーな2塁打(パーラの打球判断が拙くスタートが少し遅れた)を許したが、2番の山田哲を討ち取って無失点で終える(山田哲は精彩を欠いていた)

★2回裏
岡本は甘いボールをミスショット、大城は全く打てそうな気配なく三振、しかしここから丸と中島の連続ヒットでチャンスを作るが、吉川尚からあと一本が出なかった。

☆3回表
1死後、村上と西浦の連続ヒットでピンチを招いてしまうが、後続を何とか抑えて無失点。
ここでもボールを低めに集める意識だけは常に持ち続けていたが、この部分に関しては大城がメルセデスに対してジェスチャーを交えて強く訴えていた事が功を奏していた。

★3回裏
1死後、坂本が四球で出塁するが後続が続かず無得点。

☆4回表
先頭の西田にヒット、高梨に送られて、この回も得点圏に走者を置く苦しい投球となってしまうが、坂口と山田には低めの変化球でゴロを打たせて何とか凌いだ。

★4回裏
岡本、大城、どちらも甘い直球をミスショットして凡退。
しかし、丸と中島は同じ甘いボールを捉えての連続HRで1点差に詰め寄る。
吉川尚が四球で塁に出るが、メルセデスが凡退する。

☆5回表
先頭の青木には粘られるが何とか討ち取る(結果的にはここで出塁を許さなかった事が大きかった)
しかし、村上には2塁打を許して再びピンチの場面を作ってしまう。
この回のメルセデスはボールが真ん中に集まってかなり怪しい投球をしていたが、後続の西浦は三直、エスコバー敬遠、浜田は強い打球の三ゴロ。
強い打球が野手の正面に飛ぶ幸運さもあって何とか無失点で凌いだ。

★5回裏
先頭の坂本は左安、パーラは走者を進められずに凡退、しかし、ウィーラーの打席でヤクルトバッテリーのミスで坂本が2塁進塁、ウィーラーの二ゴロで坂本は3塁へ進塁、岡本のポテンヒットで同点に追いつく。
大城は投ゴロ。
この回のG攻撃は、確かに5回表のヤクルト攻撃とは対照的にラッキーな打球が多かったが、それを呼び込んだのは坂本の好走塁だった。
坂本が2塁に進塁できたのは記録上はバッテリーミスだが、あの走塁は「隙あらば」という姿勢を持っていなければ出来なかった。

☆6回表
前の回から危険信号が出ていたメルセデスだったが、Gベンチは続投を決断した。
個人的には非常に危うく感じていたが、やはりというか先頭の西田を四球で塁に出してしまう。
しかし、直後の高梨の送りバント失敗が試合の流れを大きく変える。
かなりメルセデスのボールは抜け始めていたが、坂口と山田哲は打ち損じて何とか無失点で凌いだ。(精彩を欠いていた山田は次の守りから交代する)

★6回裏
個人的には高梨も限界に近付いていると思っていたが、この回はなんと息を吹き返して、丸、中島、吉川尚を三者凡退に討ち取られる。

☆7回表(投手:高梨)
高梨は先頭の青木に四球を許す(かなり判定が辛かった)が、後続を危なげなく抑えて無失点。

★7回裏(投手:長谷川)
北村、坂本、松原は長谷川の剛速球を捉えきれずに三者凡退。

☆8回表(投手:大竹⇒中川)
大竹は完璧な投球で2アウトを簡単に取るが、山崎に四球(ここも審判の判定は辛かった)、坂口には左安を許してピンチを招いてしまう。
ここで巨人ベンチは中川にスイッチして宮本を三振に討ち取る。

★8回裏(投手:清水)
1死後に岡本が四球で出塁するが、後続の大城、丸が連続三振で倒れる。

☆9回表(投手:中川)
回跨ぎになった中川だったが、クリーンナップを完璧な投球で三者凡退に討ち取り、チームにサヨナラ勝ちの機運を呼び込む。

★9回裏(投手:大下⇒マクガフ)
先頭の中島が追い込まれながらもしぶとくレフト前に運んでチャンスメイク、ここでGベンチは切り札の増田大を代走で起用し、期待に応えていとも簡単に二盗を決める。
そして吉川尚には最低限で進塁打を期待されたが、ヤクルトバッテリーの内角攻めに屈して進められず嫌な雰囲気になる。
若林もバッティングカウントながらもフォークを打たされて2死3塁となる。
坂本は申告敬遠で2死1.3塁。
ここで巨人ベンチはとっておきの代打亀井を起用して勝負をかけ、ヤクルトベンチも動いてマクガフを投入する。
そして、その初球の高めの直球を亀井は一発で仕留めてサヨナラ勝ち。
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【ゲームスコア】

【巨人選手評価/短評】◎最高評価選手 〇高評価選手 ✕低評価選手
◎中川皓太
Gセットアッパーのレジェンド・山口鉄也を彷彿させる投手になりつつある。
タフさはまだまだレジェンドには及ばないが、この試合で宮本と青木に投じたツーシームは同様に素晴らしかった。
左打者の懐にこれだけ突っ込んで行けるなら、安定感は更に増していくと思う。
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〇高梨雄平
当初は対左打者のスペシャリストとして期待していたが、右打者のチェンジアップ、ツーシームの精度が悪くないので、単なるワンポイントとしてではなく、今は勝ちパターンに組み込めている。
また、一部では四球癖も囁かれていたが、全くそういう兆候は見受けられない。
まあ、これから相手チームも彼の投球に慣れてきたらこうもいかないとは思うが、打たれるまでは今の起用法で行けばいいと思う。
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〇メルセデス
立ち上がり先頭打者の坂口に直球を叩かれたことで、やや投球が弱気になってしまった(これは大城にも問題あり)
特に外角へのスライダー系とチェンジアップを多投し、左右どちらの打者に対しても懐に突っ込んで行く投球をしなかった。
また、相変わらず単調な投球リズムなので、打たれ始めると止まらなくなってしまう。
2回以降は何とかゼロを重ねたが、これはボールを低めに集めていた事が最大の要因で、この部分に関しては高く評価したい。
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〇亀井善行
前の吉川尚と若林のバッティングが不甲斐なかっただけに、彼の勝負強さが際立つ結果となった。
サヨナラタイムリーは高めのボール球をコンパクトに振り抜いたバッティングで、初球から150キロの直球に手を出せる集中力はホント素晴らしい。
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〇中島宏之
1点差に迫るHRも見事だったが、それ以上に価値が高かったのは、9回裏の先頭打者でのヒットだった。
追い込まれた状況で、低めの変化球をキッチリ捉えてレフト前に運んだバッティングは、全盛時のナカジに良く見られた光景だった。
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【総評】
➀巨人の最大の強みは鉄壁なリリーフ陣
ハッキリ言って、今の巨人は得点力は高くないし、先発陣だって菅野以外は立ち上がりの失点が結構多い。
要するに大型連敗もありうる危うい状況という事だが、それを防いでいる最大の要因は何と言っても鉄壁なリリーフ陣である。
ここ最近、リリーフ陣が崩れたのはマスダイが登板した阪神戦だけと言っても過言ではなく、大江、大竹、高梨、中川、特にこの四人の安定感は素晴らしい。
メンバー的にはやや左投手に偏っているが、これに抑えのデラロサが去年の終盤のデキまで戻ってくれば、近年まれに見る超強力、鉄壁なリリーフ陣が形成される事となる。
あとは登板過多による体調不良・怪我だけが怖いが、まあ、ここまでは一人に過度な負担を背負わすことなくうまく分散させている。
但し、ひとつだけ気になるのは、毎週日曜日をオーブナ―云々という事を投手コーチは言っているが、これは個人的には反対かな。。。
宮國、今村辺りがだらしないと大江あたりに過度な負担を与えそうなのでちょっと怖い。
まあ。。。サンチェンスも復帰間近なようなので、マスコミへのリップサービスだと思っているが。。。

以上 敬称略
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