2016巨人キャンプレポート 2月7日

2016巨人キャンプレポート 2月7日

第2クール2日目となる今日は快晴に恵まれた。

読売ジャイアンツ 宮崎春季キャンプ

【天候】 晴れ 10℃(正午)

【スケジュール】
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【投内連携・内野ノック雑感】

今日も審判団から新ルール(ブロック禁止)のレクチャーを受けながら、本塁クロスプレーの練習を中心に行っていた。
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ギャレットのファースト守備力については、ここまでの動きを見るとグラブ捌きが固いので、やや不安を感じる。
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メジャー在籍時の映像を見ると、もう少し柔らかい印象だったが、今キャンプでのプレーぶりでは特にワンバンド捕球が心許ない。
左利きの長身選手なので、他の内野手にとって的が大きく投げやすい相手だが、中途半端なワンバンド送球だけは避けたい。
但し、メジャーの選手は土のグランドに不慣れなので、その点は考慮せねばならない。
尚、スローイングについても本来は外野手なので、内野手としてはモーションが大きい。

【ランチ特打雑感】

★村田修一
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先日のバッティング練習では決まっていたトップの位置が、この日はバラバラになって「バッティングの間」を作る事が出来ていなかった。
個人的には彼のバッティングのポイントは「トップの位置がキッチリ定まっているか?」だと思っているので、そういう視点から見ると内容的には良くなかった。

★片岡治大
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彼の長所は「思い切りの良さ」と「リストの強さ」で、バットが体の近くから出て、ヘッドが立っている状態で捉えた打球は、小さな体に似合わない豪快な打球を飛ばす。
一方で状態が悪くなってくると、バットが体の軸から離れてスイングが外回りで手打ちになってしまう。
よって、インパクトの瞬間にバットが押され負けて、あっさりポップフライを打ち上げてしまう事が多くなり、印象も悪くなってしまう。

このキャンプでは、長く右足に重心を置く意識でバッティング練習を行っている。
しっかり重心を右足に置いてから溜めを作って体重移動し、体全体の力をバットに伝える事が出来れば、リストの強さがより活きてくる。
これをモノに出来れば、センターから右方向にライナー性の打球が増えていくので率も上がってくるだろう。
まだまだ手探り状態なので、詰まってしまう打球が多いが、少なくとも今季にかける彼の思いは伝わってくるバッティング練習だった。

【フリーバッティング雑感】

★クルーズ(vs宮國椋丞)
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内に来たボールは引っ張り、外のボールはセンター返し、コースに逆らわずにバットを出していた。
やはりキャンプ当初と比べると、スイングがコンパクトで徐々に鋭さを増している。

★ギャレット(vs宮國椋丞)
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こちらは引き付けて逆方向に低く強い打球を飛ばす意識が徹底されてる。
そして、彼もクルーズと同様に、徐々にスイングの鋭さが増している。

☆宮國椋丞
直球のみを8~9割の力で投げていた。
右打者の外にはスライダー回転、左打者の外にはシュート回転で、どちらも微妙な変化だったが切れの良いボールだった。
問題はこれから実戦で全力で投げた時に同じ質の直球を投げられるか?
又、打者の懐に攻め込める制球力を持っているか?
ボールの質自体は一時のスランプを完全に脱しているので、更に彼がレベルアップするにはメンタルが大きな鍵を握ってくる。

★重信慎之介(vs田原誠次)
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プロの直球のキレに戸惑っている。
明らかにインパクトの瞬間に押し込まれているので、バッティングフォームの中で反動をつけてスイングしようとしている。
気持ちは分かるが、この対処の仕方では1軍のローテーションクラスが相手になると通用しない。
今はプロのスピードに慣れる時間が必要かもしれない。
将来性を感じる面白い素材なだけに、首脳陣による「急がば回れの配慮」が必要かもしれない。

★吉川大幾(vs田原誠次)
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技術的にはバッティングに関して去年とあまり変わっていない。
まだまだボールに対して「ぶつかりに行ってるだけ」で「間を感じる」スイングではない。
よって、確率も落ちるし、打球に力強さが生まれない。
但し、彼には攻守で「独特の勝負強さ」というか「執念」というか「球際の強さ」を感じる選手なので、そこは他の選手にはないセールスポイントになる。

☆田原誠次
左バッター二人を相手に直球とスライダーを投げていたが、殆どヒット性の打球を許していなかった。
特に左打者の外角への直球は威力十分で、打者の押し込む場面が目立っていたし、小さく曲がるスライ
ダーも低めに集まっていた。
しかし一方で、左打者の内側への直球は切れを感じなかった。

★大田泰示(vs戸根千明)
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やはり、トップを作る直前のタイミングを計る動作である「グリップがヒッチする」動きが気になる。
決してヒッチ自体は全否定する動作ではないが、大田のようにグリップの上下動が激しく、バックスイングが小さいままだと、タイミングを作ってる上下動の動きがマイナスになってしまう。
どうしてもタイミング的には遅れてしまうし「バッティングの間」を作る事が出来ない。
彼のようにグリップをヒッチしてタイミングを取るタイプの打者は、トップを作る直前の過程で、グリップを上下させつつバックスイングを取る意識に変えないと「バッティングの間」は生まれてこない。

下の動画は大田が参考にしている西武・中村剛のバッティング映像だが、彼と大田のバッティングで決定的に違うのは、中村もトップまでの過程でグリップを下げてるが、構えで無駄な力みがなく、グリップの上下動が無いので、バックスイングが小さくても間をしっかり作っている。

★小林誠司(vs戸根千明)
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戸根の切れのある直球にタイミングが合っていなかった。
但し、個人的には先日のblog内で書いたように、バッティングは彼なりにレベルアップしていると思う。
スイングの内容は決して悪くない。

☆戸根千明
ほぼ直球オンリーで右打者二人を相手にしていた。
ボールの切れは感じたが、全体的に高めに浮くケースが目立ち、制球はまだまだ定まっていない印象が強い。

【ブルペン雑感】

☆桜井俊貴
ゆったりとしたワインドアップから、リリースポイントで腕の振りが一気に早くなるピッチングフォームは、往年の桑田真澄を思い出す。
新人でここままで完成された投球フォームを持っている投手は、近年では記憶がない。
あとはプロの実戦でどこまで打者に向かっていけるか?
去年秋の映像を見る限り、ボールの質はプロで十分に通用すると思う。

尚、この日はゴジラ松井がバッターボックスに立って、彼の球筋を見極めている場面もあった。
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☆澤村拓一
他の投手陣よりもスローペースで投げ込んでいる。
この日も室内練習場のブルペンでキャッチャーを半腰にして一球一球丁寧に投げ込んでいた。
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以上 敬称略

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