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東京ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツ(2020.8.25) 巨人ゲームレポート詳細版

東京ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツ(2020.8.25) 巨人ゲームレポート詳細版

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【攻撃経過】


【イニング別雑感】
☆1回表(投手:石川)
先頭の坂本がいきなり2塁打を放つが、強行の指示が出た松原は繋ぎの役目すら果たせず三振、後続のウィーラー、岡本も倒れて無得点に終わる。

★1回裏(投手:菅野)
立ち上がりの菅野は今一つボールにキレがなく、坂口、山田、青木に三連打を許して失点してしまう。
その後、村上を併殺打に討ち取るが、2死3塁の状況で雄平に痛いタイムリーを浴びて追加点を許してしまう。
更に、エスコバーの打席で雄平に二盗を許してしまうなど、立ち上がりの菅野は「らしくない内容」が続くが、それでもエスコバーは何とか二ゴロに討ち取り、2失点で初回を終える。

☆2回表(投手:石川)
味方の先取点で気を良くした石川に対して、丸、中島、大城は打たされる形の凡打に終わってしまう。

★2回裏(投手:菅野)
菅野は先頭の山﨑に粘られるが最後は遊ゴロに討ち取り、後続も抑えて三人で下位打線を片づける。

☆3回表(投手:石川)
吉川尚、菅野が凡退後に、坂本がHRを放つ。
その後、松原、ウィーラーと連打が生まれるが岡本が倒れて1点で攻撃を終える。
しかし、2アウトからの得点だったので、打たれた石川にはダメージが残り、援護点を貰った菅野には勇気を与えた。

★3回裏(投手:菅野)
再びネジを巻きなおした菅野だったが、再び坂口にその出端を挫くヒットを打たれてしまい、嫌なムードが巨人側に流れてしまう。
しかし、続く山田を三振ゲッツーに討ち取って息を吹き返し、青木も討ち取って結局三人で相手の攻撃を退ける。
ヤクルト側にとっては、この回のチグハグな攻撃が、菅野を本格的に立ち直らせるキッカケを与えただけではなく、試合の流れも大きく変えることに繋がってしまった。

☆4回表(投手:石川)
2アウト後に大城が四球で出塁し、続く吉川尚の右中間突破の2塁打で一気に本塁生還を狙うがタッチアウト(あの打球で還れないとは。。。大城はホントに足が遅い。。苦笑)

★4回裏(投手:菅野)
打線に石川攻略の可能性を感じた菅野は確実にモチベーションが上がり、村上と雄平を連続三振、エスコバーも遊ゴロに抑え、この回をほぼ完璧な内容で終える。

☆5回表(投手:石川)
先頭の菅野は倒れるが、坂本、松原、ウィーラーの三連打で同点に追いつく。
そして岡本が凡退後、丸の内野安打で満塁にした後、中島が左中間にヒット性の打球を放つが、センター山崎の好プレーによって更なる加点を阻まれてしまう。

★5回裏(投手:菅野)
完全に自分のピッチングを取り戻した菅野は、直前の守備でファインプレーをした山崎を難なく投ゴロに討ち取り、続く西田を三振、ここでヤクルトベンチは早くも石川を諦めて代打・田代を送り出すが遊ゴロに討ち取る。

☆6回表(投手:マクガフ)
先頭の大城が凡退した後、吉川尚が2塁打を放って勝ち越しのチャンスを迎える。
菅野が凡退後、坂本が歩いて2死1.2塁のチャンスとなるが、松原が倒れて無得点で終える。

★6回裏(投手:菅野)
なかなか勝ち越せない状況が続く中、菅野の心理面の影響を心配したが全くの杞憂だった。
1番から始まったヤクルト打線をキッチリと三者凡退で抑える。

☆7回表(投手:長谷川⇒大下)
ウィーラーは右飛、岡本はラッキーな中安、丸は直球を完璧に捉えて右中間へのヒット、この打球で岡本は一気に3塁進塁して1死1.3塁のチャンスを迎える。
中島の打席で丸が二盗成功、中島は四球で1死満塁。
ここで大城が直球を捉えてセンター前へのタイムリーヒットを放ち、巨人がようやく1点勝ち越す。
吉川尚は替わった大下のフォークを捉えられずに三振するが、ここで菅野が走者一掃の2塁打を放って3点を加える。
更に坂本が相手のエラーで出塁して再びチャンスを拡大し、松原のタイムリーで更に1点加点してこの回は合計5点のビッグイニングとなって勝負を決める。
その後、ウィーラーにヒットで続くが岡本は凡退する。

★7回裏(投手:菅野)
味方の大量援護に守られた菅野は余裕のピッチング。
村上、雄平、エスコバーをキッチリと三人で討ち取り、余裕を残したままこの回でマウンドを降りる。

☆8回表(投手:中尾)
替わった中尾に対して丸の凡退後に重信が内野安打で出塁して二盗を成功する。
ここで大城がタイムリーヒットを放つ。
モタが四球、岸田は三振、坂本は右飛。

★8回裏(投手:田中豊)
菅野からバトンを受けた田中豊は先頭の山崎にヒットを許すが、後続をしっかり抑えて無失点で終える。

☆9回表(投手:今野)
替わった今野に対して、1死後北村が四球で出塁するが、岡本と丸が倒れて無得点。

★9回裏(投手:ビエイラ⇒デラロサ)
ビエイラは先頭の山田を討ち取った後に青木に一発を浴びる。
更に村上にヒットを許し、雄平を歩かせたところでデラロサにスイッチする。
そのデラロサはエスコバーにタイムリーヒットを許すが、後続をしっかり抑えてゲームセット。
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【ゲームスコア】

【巨人選手評価/短評】◎最高評価選手 〇高評価選手 ✕低評価選手
◎菅野智之
序盤はストレート系の走り、スライダー系のキレがイマイチで、軸となるこの二つの球種が良くなかったのでかなり投球が苦しくなっていた。
しかし、一方でフォークが良かったので、早々にこのボールを有効に使って何とか攻めのパターンを再構築し、回を追う毎に悪かったストレート系とスライダー系の精度を微調整して質を上げ、試合中盤以降はヤクルト打線に全く付け入る隙を与えなかった。
一方でバッティングでもこの試合は大活躍だった。
ダメ押し点を奪った打席は、彼らしく冷静に状況分析をしていたのが印象的だった。
前の打者の吉川尚輝が全球フォークで三振した事を受けて、菅野は初球を全く打つそぶりを見せずにウェイティングを選択して「ボール」、これを見てヤクルトバッテリーは安易に直球でカウントを獲りに行こうとはせずにショート系を選択するが、これも菅野は全く反応せずに「ボール」でカウント2-0となる。
その後、普通なら直球系に的を絞って打ちに行くところだが、菅野はそのストレート系を2球続けて見逃してカウント2-2という状況を自ら選択する。
ここまでどのボールにも全く打つそぶりを見せなかった菅野の姿を見て、ヤクルトバッテリーが最後に選択したのはここまで一球も見せていなかったスライダーだった。
恐らくヤクルトバッテリーはこのボールでの見逃し三振をイメージしたと思うが、菅野はその甘い置きに行ったスライダーを見事に軽打して試合を決めた。
それまでの「ウェイティング」は撒き餌と感じさせるくらい、知的な菅野らしい打席だった。
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〇坂本勇人
確かに解説の江本が指摘した通り、今の坂本は速いストレート系に弱く、変化球には対応可能かもしれない。
しかも坂本は比較的昔から石川を得意としていたイメージはある。
一方で、打者は得意としている投手から結果を残す事で、復調のキッカケを掴むことはよくあることでもある。
まあ。。。今年は同じことを何度も言ってきたので、今回もそのキッカケにはならない可能性も否定できないが。。。。
技術的には、ボールが長く見られる形、バッティングに間が出来つつあるので、内容はかなり良化しているとは思うが。。。
次戦のバッティングは要注目である。
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〇松原聖弥
試合前の段階では、石川のような左の軟投タイプには苦労すると予想していたが、全く自分の形を崩すことなくボールを手元まで呼び込んでスイングしていた。
このバッティングを見て、首脳陣の彼に対する評価は更に上がったと思う。
当面、彼はスタメンから外れないと思う。
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〇ウィーラー
同点タイムリーを含む繋ぎのバッティングで勝利に大きく貢献した。
だが、バッティングの状態は決して良くない。
テイクバックが殆どなく、グリップが先に出てくるので手打ち状態になっている。
その為ん、ボールを呼び込む形ではなく、ボールを追っかけてしまっているので、ヒットの内容はあまり良くない。
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〇吉川尚輝
この試合の第2、第3打席のように、バッティングにもっとメリハリが欲しい。
カウント球に対しては引っ張る意識を持ちつつセンター中心へ、追い込まれた状況ではセンターからレフト方向へのスイングを心がけて相手に1球でも多く投げさせるような打席を作って、相手が嫌がるバッティングをしてほしい。
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【総評】
「そろそろモタをスタメンで使ってみては?」
正直言って、まだまだ打線は明確な上昇傾向とは言い切れない。
サカマルはかなりボールを強く叩ける形にはなってきたが、好調時と比べるとそこまでの状態ではない。
岡本は青柳との対戦で再びバッティングを狂わされ、広島バッテリーの内角&カーブ攻めで完全に狂わされている状態。
亀井もかなり練習の強度は上がっているようだが、全面復帰はもう少し先になりそう。。。
ウィーラーの状態もあまり良くなく、大城はやや上昇傾向、松原と中島は好調をキープ。
このように各レギュラークラスの状態を見ていくと、力が落ちる投手に対しては何とかなるかもしれないが、相手投手の調子が良かったり、エース級との対戦で複数得点を奪える可能性は低いと言わざるを得ない。
では、この打線の起爆剤として、そろそろモタを使ってみてはどうだろうか?
攻守で良い仕事をしている松原は外せないが、ややお疲れ気味のウィーラーを生き返らせる意味でも「使い時」だと思うんだが。。。
しかも第2戦の先発は左の高橋奎。。。。
面白いと思うんだけどね。。。
その場合は3番が空くので、1番松原、2番以降はサカマルオカの再結成、5番に思い切ってモタを置いて欲しい。
やるならそこまで徹底せんと起爆剤にはならない。

以上 敬称略
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